SCP-4271
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SCP-4271、1908年頃。

アイテム番号: SCP-4271

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 不動性の異常のため、SCP-4271を取り囲む隔離エリアはいかなる温度変化も注意深く監視され、公衆の目に触れないようにしなければなりません。暫定研究サイト-08はSCP-4271の領域拡大に伴う隔離エリアの調整を行います。現時点ではSCP-4271の成長を遅らせるもしくは停止させる研究が最優先であると考えられています。

説明: SCP-4271はテキサス州エルパソのグアラルーペ山脈の谷間を横断して一体化している炭化ケイ素(SiC)を主成分とした管状の付着生物の集合体に与えられた指定です。これらの構造はガラパゴスハオリムシ(Riftia pachyptila)のそれと同様に機能するように見えます;消化器系、生殖器系、排泄器官の欠如。

SCP-4271は地球の地殻と一体化する複雑な根系を形成します。SCP-4271を含む隔離エリアの地下を調査した結果、これらの根がマントル内に融合され、地球の内核に至るまで拡大していると推定されることを示しました。SCP-4271は二酸化炭素(CO2)を大気中に排出する通気孔を有し、その排出割合は年間95トンと推定されます。SCP-4271はその総面積を拡張することによる増殖だけでなく断片化1によっても無性生殖を行う能力を発揮します。この拡張は年間2.6%の割合で絶えず増加しています。

SCP-4271は刺激に反応し、接触されたときその地点から反発することで反応し、また何もしていないときは移動及び揺動を行います。

発見: SCP-4271は1908年2月にサッターズミル・ゴールドラッシュ中の探鉱者によって最初に発見されました。当時、SCP-4271は山頂付近の壁に張り付いた礫岩の塊に過ぎませんでした。当初は空洞内に金が内包していると考えられ、探鉱者達はつるはしを用いた金の採掘を試みましたが、数時間の試みでなんの成果も得られず、道具が壊れる結果になりました。探鉱者達はその後多量のダイナマイトを使用し岩壁の表面の破壊を試みました。その結果爆発によってSCP-4271が根を張っていた岩壁が崩壊し、谷底への落下を引き起こしました。

1920年、SCP-4271は峡谷内でASCIのエージェントによって再発見され、民衆から隔離されました。SCP-4271を取り囲む隔離エリアはサイト-08の側に設置されました。

補遺4271.1: 将来におけるSCP-4271の予測は現在の成長率ではSCP-4271が僅か500年で東海岸全域に拡大、包囲すると推定されます。さらなるSCP-4271の予測では、2███年までに北アメリカ大陸全域に拡大すると予測されます。

インシデント: 2021/9/3、財団地震計はSCP-4271の真下を震源とする地震を検出しました。ドローンによる谷間の調査により、SCP-4271に大きな亀裂が入り始めていることが明らかになりました。

数時間後、SCP-4271の通気孔からカルシウムとケイ酸塩化合物で構成された様々な有翅昆虫が出現しました。それと同時に、岩漿と暗色の火成岩から成る高さ9メートル以上と推定される巨大実体(SCP-4271-B)がSCP-4271内の亀裂から出現しました。SCP-4271-Bはその背面に刻印された象形文字やルーン文字とみられる記号に覆われています。2

その後4時間、SCP-4271-Bの重さにより亀裂が広がり始めたため、実体はSCP-4271内の大きな裂け目から脱出しましたが、最終的に膝を崩しSCP-4271の下で崩壊しました。実体は大きな裂け目に落下し、全ての活動を停止しました。SCP-4271の総面積は実体の地表に到達する間に失われた質量がゆっくりと回復するにつれ縮小し、少なくとも60年分の成長率を巻き戻しています。

インシデントの航空偵察によって実体がSCP-4271内の裂け目に落下した後、暗色の水晶構造に覆われた6体の不規則な形をした人型実体が亀裂が閉じる時にその壁の周りに見られたことが明らかになりました。

このインシデント後、地震活動が増加傾向にあります。更なる研究とSCP-4271の収容プロトコルの改定が現在進行中です。

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