SCP-4275
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アイテム番号: SCP-4275

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-4275は現在地に留められます。半径200mの立入禁止区域が警告ブイと水中監視装置によって確立されます。監視は港湾委員会内の連絡員1名が行います。連鎖事象によってSCP-4275-1個体が発生した場合は、近隣の沿岸警備隊基地に潜入している財団資産を招集できます。

説明: SCP-4275はニュージャージー州のバリアー島であるサンディフックから5km沖合、水深18mに位置する花崗岩の像です。20世紀初頭の漁師や港湾労働者に共通する衣服を着た、年齢50歳以上の筋肉質な男性を象っています。沈殿物の分析結果は、SCP-4275が1930年代から現在の場所にあることを示しています。SCP-4275は両足を貫通しているネーバル黄銅の釘でコンクリートの台座に固定されています。コンクリートと黄銅のサンプルは、どちらも第二次世界大戦期にニューイングランド地方で製造された材質と一致します。像のサンプルは石化した生物組織と一致する特異な構造を示します。

SCP-4275に損傷を加えると、例えその傷が視認できないものであっても、異常な効果が生成されます。自然の浸食は半径5m以内の人間や動物に若干の不快感を引き起こしますが、それ以上の損傷は以下のような危険かつ予測不可能な影響を及ぼします。

  • 動物(特に海洋生物、馬、牛)の攻撃的な行動
  • 船舶事故
  • 地震
  • 暴風雨の発生
  • 奇跡論的な衝撃波
  • 近くにいる人間の肉体・精神への不可逆的変容 (SCP-4275-1と指定)

損傷による異常な影響が連鎖事象を起こし、より多くの損傷をもたらす危険性が存在します。このリスクのため、現時点では更なる実験の要請は受理されません。損傷を加えずにより安全な場所へSCP-4275を移送する手段の調査が行われています。

補遺1: 特筆すべき事案とその影響の抜粋リスト。

日付: 2004年4月17日
事案: 実験のためのサンプル採取。
損傷: 4mm3の砕片がSCP-4275から除去された。
影響: フェリーで輸送されていた輓馬3頭が拘束具を破壊して暴れ、複数の負傷者を出したが、人間の死亡者はいなかった。馬2頭がそれぞれフェリーのスクリューへの飛び込みと溺水によって自己終了した。残りの馬1頭は銃創によって終了された。
結果: 当該事案は2011年までサンプル採取の試みと関連付けられなかった。

日付: 2010年6月22日
事案: 実験のためのサンプル採取。
損傷: 1cm3の砕片がSCP-4275から除去された。
影響: マグニチュード3.9の地震がロングアイランドで観測された。
結果: サンプルは地震で失われた。相関関係が注目され、調査された。震源地には地質学データとの矛盾があった。綿密な監視が推奨された。

日付: ████年█月██日
事案: 誤操作による財団調査船████号からの錨の繰り出し。 財団調査船████号による、内部構造調査のための振動スキャンの試み。
損傷: 内部、恐らくは像を台座に固定している釘に起因するもの。続けて像の背面が大きくえぐれた。
影響: 唯一既知の連鎖事象。唯一既知のSCP-4275-1個体の創造。
結果: 財団海洋資産が招集され、長距離砲撃を開始。砲撃によってSCP-4275-1は終了され、連鎖事象は停止した。海軍演習についてのカバーストーリーがメディアに流布された。更なる事案の発生を避けるために、サイト管理官はSCP-4275の引き揚げを承認した。

[注記: この当時は像の動きによる内部損傷の発生が判明していなかったため、上記事案は当初、調査を担当した研究員の過失だと想定されていた。現在、調査船████号の錨の繰り出しはSCP-4275の自発的運動によって引き起こされたと考えられている。]

日付: 2015年1月7日
事案: SCP-4275引き揚げの試み。SCP-4275は防水緩衝材に包まれ、鎖で固定された。
損傷: 6cmのひび割れが左足に生じた。
影響: 大規模な奇跡論音波の放出。
結果: 水中にいたエージェント2名が内臓の液化によって即死した。船の甲板にいたエージェント3名が心因性の心不全を起こした。うち1名は成功裏に蘇生されたものの、聴力を恒久的に喪失した。今後全ての引き揚げ任務は審査が終わるまで中止された。

補遺2: 無関係の襲撃任務を実行していたエージェントたちが、ターゲットである元・引き揚げダイバーのPoI-13322を、石化による死亡状態で発見しました。石化したPoI-13322のサンプルは、SCP-4275の組成と一致しました。

多数の無関係なアイテムや文書1に加えて、SCP-4275に関連するアイテム数点が回収されました。

  • PoI-13322と、PoI-5176と特定された人物の間における対立を写した監視映像。
  • PoI-5176が残したと思われる手書きのメモ。
  • 黄銅製の銘板。材質や残留物はSCP-4275のそれと一致する。

監視映像: 外付けドライブに記録されたデジタル映像。監視カメラ本体は内部部品の石灰化によって機能性を失っていました。マイクが換気口の近くに設置されていたため、音質は極めて劣悪です。

メモ: ボールペンを用いた手書き。筆跡の分析は書き手の精神的苦痛を示しています。銘板に透明なプラスチックテープで貼られた状態で発見されました。レターヘッドはオフィスで発見された紙と一致します。テープは机の上にあったものと一致します。インクはオフィスで発見されたペンの内容物と一致します。回収可能な指紋はありませんでした。

銘板: 18cm×12cm。ネーバル黄銅製であり、封蝋で更なる防水加工が施されています。リベット穴の位置と残留物はSCP-4275の台座と一致します。

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