SCP-4277
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大型の低木内で発見された、果実を生成する生長途中のSCP-4277-1。

アイテム番号: SCP-4277

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-4277-1はサイト-103の頑丈な温室内に保管されます。安定した成長を促進するため、SCP-4277-1には適切な金属塩を供給してください(文書4277-4を参照してください。申請すれば閲覧可能です)。SCP-4277-2から収穫された全ての標本は将来の研究のために記録、保管されます。SCP-4277-2の発射は密閉された屋内射撃場で実施し、SCP-4277-2の種子が意図せず自然環境に放出されることを防ぐため、試験後に射撃場の除染を行ってください。財団管轄外のSCP-4277栽培施設は、最大限の緊急度をもって無力化されるべきです。無力化の最中に収容できなかった全てのSCP-4277は現場で破壊されます。SCP-4277-1が栽培されている、あるいはSCP-4277-2が収容外において発砲された全ての地点はSCP-4277-1の成長の兆候について毎年監視が実施されます。

説明: SCP-4277はVicia faba(ソラマメ)の近縁種です。非子実体形成性のSCP-4277-1はV. fabaと同一に見えますが、PCR遺伝子配列決定によって親ゲノムに対する広範な一時変異が確認されています。これらの一時変異はSCP-4277-1が野生のV. fabaからは確認されない細胞からなる機械装置(細胞器官、酵素など)を生成すると考えられており、適切な環境条件下においてSCP-4277-1は弾丸として十分な機能を果たす果実(SCP-4277-2と呼称)を生成します。

様々なSCP-4277-1はそれぞれ異なる種類の弾薬を生成しますが、異花受粉によって新たな種類の弾丸が生成される事が判明しています(文書4277-1: 実験ログを参照してください)。栽培された弾丸のリストの一部には以下のものが含まれています: .270 ウィンチェスター弾 (ホローポイント弾); .50 BMG弾 (徹甲弾); .22 ロングライフル弾 (ホローポイント弾); 12ゲージ弾 (ショット弾); .625 カービン弾; .308 ウィンチェスター弾 (空包弾); マーク2手榴弾 (破片手榴弾)。文書4277-3にはSCP-4277-2標本の完全版リストが掲載されています。申請すれば利用可能です。

SCP-4277-2の調査により、弾丸内に含まれる胞子または発射薬と混合された胞子の存在が示されました。これらの胞子はSCP-4277-2の発射時に放出され、適した条件下で発芽して新しいSCP-4277-1を生成します。果実形成のために、SCP-4277-1は高濃度の鉛、鉄、銅の塩を含有する土壌で成長する必要があります。これらの金属塩は未知の経路を介してSCP-4277-1の細胞に蓄積、純化されます。SCP-4277-1はニトログリセリン(グリコール由来)、トリニトロトルエン(フェニルアラニン由来)、コルダイトを含む一連の爆発性発射薬を生成できます。金属塩が供給されない場合、SCP-4277-1は極稀にしか果実を生成せず、生成される弾薬の品質は非常に低くなります。弾薬とそれに含まれる発射薬の品質は、SCP-4277-1と成長中に利用可能な栄養素に依存します。適切な管理を欠いた場合、生成される武器弾薬は遙かに低品質にとなり、実験中に故障やその他の銃火器の誤作動を引き起こします。実験では品種改良と入念な管理によって先述の効果が軽減が示され、対照実験に優れた高品質の武器弾薬が生成されています。

SCP-4277の起源については調査が進められています。財団が保有する標本は様々な場所から回収されました(文書4277-2: インシデントログを参照)。また、発展途上国における武器製造の代替手段としてのSCP-4277-1のマーケティングを示す文書も発見されています。弾丸の成熟を達成するためのSCP-4277-1の高いエネルギーコストと野生の標本が繁殖可能な金属を豊富に含む土壌の希少性は、SCP-4277が積極的な栽培なしで果実を生成するのに苦労することを意味します。しかし、SCP-4277-2は正しく保管されていれば数十年にわたって生存可能であり、SCP-4277-1はV.fabaの耐性を保持しているため、野生の状態で数年間生存することが可能です。

4277-1: 実験ログ:

4277-2: インシデントログ:

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