SCP-431
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アイテム番号: SCP-431

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: サイト-██にバックアップを保管してください。SCP-431が見つかったすべての文書/写真はデータベースに移しバックアップを取ってからサイト-██に保管してください。SCP-431の記憶が現れたらすぐに質問を受けてください。オフィス██-25の資料は毎日検査してください。財団記録がSCP-431によって変化、新しく文書が作成されないか監視してください。

説明: SCP-431はギデオン博士と呼ばれ、財団研究員のように振る舞います。現在の記録では彼の名前が本当にギデオンなのかはわかっていません。財団のデータベースの整理中にSCP-431は発見されました(多くのSCP研究資料の中に"ギデオン博士"と名乗る科学者が書き加えられていました)。しかし、問題の文書の中身が書き換えられてはいませんでした。

これ以降、ギデオン博士の名は██つの文書に書き加えられました。どの文書にも一瞬のうちに書き加えられていました。財団がまだ登録していなかったマーシャル・カーター&ダーク株式会社が所有する[データ削除済]、[データ削除済]等のSCPに関する文書も新たに多く作られていました。

改造された資料の多くは空室のオフィス██-25で発見されました。いつからかはわかりませんがオフィスのドアには"ギデオン博士"と書かれたプラカードが付けられていました。ギデオン博士と推測される人物と3人の財団職員が写った写真、文書431-██(上記参照)を含む██の資料をオフィスから回収しました。██/██/██の監視カメラにはギデオン博士と推測される人物と何人もの研究員が談笑している様が写っていました。研究員は誰もギデオン博士という名を覚えておらず、皆健忘症の症状も見られませんでした。

ギデオン博士に関する雇用情報は残されておらず、解雇、処刑、退職の記録もありません。オフィス██-25の一枚の文書に指紋がありましたが、財団のデータベースにも政府のデータベースにも一致するものはありませんでした。文書431-██には彼の出生、死因、国勢調査、税に関する情報が記載されていましたが、政府のデータベースには一致する人物は存在しませんでした。

最後の日付の文書にはあるSCPの無力化をギデオン博士が監督する予定と記載されていました(しかし、文書ではすでにSCP-███は無力化されており、現在指定されているクラスと別のものが記されていました。SCP-███の資料には変化はありませんでした)。

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