SCP-4426
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SCP-4426の一区画。

アイテム番号: SCP-4426

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-4426は発見地点に収容されています。人間がプリピャチの町から10km以内に接近する事態は看過されず、この収容ゾーンに侵入した人物は拘留され、記憶処理を施されます。財団はSCP-4426周辺での更なる活動を阻止するため、ウクライナ政府と提携してチェルノブイリ立入禁止区域を確立しています。

SCP-4426の全区画は周期的に状態変化を監視されます。SCP-4426や収容領域そのものの性質上、職員が直接研究を行う際は基本的な放射線防護服が必要です。材質サンプルは、十分な注意を払って収集し、鉛張りの箱に保管するという条件の下、採取して外部へ送ることが認められます。

説明: SCP-4426は、チェルノブイリ原子力発電所と近隣の町プリピャチの内部および周辺に存在する、一連の生物学的組織塊の指定名称です。塊のサイズは大幅に異なり、最大の実例は直径約3m、最小の実例は約20cmです1。それぞれの塊は地面や接触物と恒久的に融合しているため、いずれも重量を正確に断定できません。

SCP-4426塊への実験は、これらが多数の動植物種に起源を持つ生物学的素材と、溶融した金属や電子部品の混成物であることを示します。シカ、鳥類、昆虫類、クモ類の遺伝物質が全ての塊から採取されています。周辺地域の現生種である草や木はSCP-4426に最も豊富に含有されており、発見された素材の約60%を占めています。

SCP-4426塊は不定期に高線量放射線の短いバーストを発します。これらのバーストに一貫性は見出されておらず、現在まで明白な要因は観測されていません。サンプル分析は、SCP-4426塊の中の潜在放射線によって、塊を構成する細胞が常に溶解と再形成を繰り返していることを明らかにしました。

放射線を発するのと同様に、SCP-4426塊は周期的に電波を放出します。これらの送信内容はロシア語、ウクライナ語、そして時折近隣諸国で用いられる他の言語(ルーマニア語やアルメニア語など)の無作為な、恐らく意味の無い単語やフレーズで構成されます。

補遺4426.1: 通信の抜粋

以下は、現地で働く職員が受信・記録した、SCP-4426塊に由来する電波通信の選択された例です。

補遺4426.2: 回収されたメモ

SCP-4426を含む地域の近隣にある放棄されたGRU"P"部局施設への襲撃に際して、以下の文章が機密文書の裏面に赤インクで書き込まれているのが発見されました。

補遺4426.3: SCP-4426収容ゾーンの状況

1997年12月から、約50体のSCP-1000個体の集団が放棄されたプリピャチ市内に集まりました。集団は市内への永続的な居住を選択したらしく、無人の建造物や構造に棲み付いて侵入者から身を守っています。集団に属する個体は滅多に市外へ出る危険を冒さず、人間との接触を可能な限り避けています。

集団との交渉後、遠征中にSCP-1000個体の存在を認めないという条件付きで、機動部隊は平和的探索・調査目的でプリピャチ市内に入ることを許可されています。

この集団は他のSCP-1000集団と同じように振舞い、狩猟採集に基づく組織的な疑似文明を築いています。しかしながら、SCP-4426収容ゾーンの初期の探索において一度、以下のメッセージが木に彫り込まれているという異常な挙動が注目されました。

われわれはさきにすすむ
しかしわすれない
これがおまえたちのうそのきねんひ

更なる顕著な活動は記録されていません。

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