アイテム番号: SCP-445-JP
オブジェクトクラス: Safe

SCP-445-JP内の様子。扉のガラス部分が全て砂糖の板に変化している。
特別収容プロトコル: SCP-445-JPの存在する敷地は、財団のフロント企業の所有するビルに偽装した外壁で完全に覆い、一般人の立ち入りを防いでください。実験を行う場合はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可を得た上で、SCP-445-JP影響範囲の境界付近で行ってください。変化後の糖は焼却処分します。
説明: SCP-445-JPは██県██市に存在する一戸建て住宅、およびそこで発生する異常現象です。SCP-445-JPは二階建ての一般的な住宅で、内部は箪笥やベッド、テレビなどの家具が存在しています。
SCP-445-JP内に存在する物体は、原理は不明ですが同体積の糖へと変化します。糖への変化は最大で14分以内の不定のタイミングで行われ、変化後の糖の種類や形は元になった物体に依存すると思われます。糖へ変化する物体の法則は不明で、家具などのある程度の大きさを持つ物品の糖への変化は確認されていません。実験記録445-JPを参照してください。
なお、変化後の糖に異常性は無く、通常通り摂食が可能です。
SCP-445-JPは201█/█/██、「近所の家からずっと甘い匂いが漂ってくる」という噂に着目した財団のエージェントが発見し、その異常性が明らかになりました。SCP-445-JPの所有者は██ ██氏となっており、妻の██氏と二人で暮らしていたという記録や近隣の住民の証言もありますが、現在は両名ともに行方不明です。
201█/██/█追記: SCP-445-JPの影響範囲が発見当時より僅かに縮小していることが確認されました。
201█/██/██追記: SCP-445-JPの影響範囲がさらに縮小していることが確認されました。このペースで縮小が継続された場合、202█/█/██にSCP-445-JPの影響範囲が完全に消失すると予測されています。