SCP-4466
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アイテム番号: SCP-4466

オブジェクトクラス: Euclid

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SCP-4466が発見された農家。

特別収容プロトコル: SCP-4466は大型(高さ152cm、長さ244cm)哺乳類が歩き回れる大きさの土製収容室に保管されています。SCP-4466は主に牧草と干草を1日3回与えられます。SCP-4466は現場の動物調教師によって訓練、手入れ、および一般的な管理が行われます。SCP-4466の個体数は適切な水準に保たれ(研究責任者の裁量により決定)、死亡した実例は解剖されて研究されます。

説明: SCP-4466は四足歩行の哺乳類で、他の幾つかの既知の動物と同様の特徴を有しています。SCP-4466は自然には発生し得ない解剖学的構造を持ち、複数の他の生物のものから構成されていると思われるDNAを有しています。以下に、SCP-4466の解剖学的特徴の注目すべき点の要約を示します:

  • 薄い毛。
  • 人間のような目と口。
  • 牛のような消化器系と鼻。
  • 犬の鼻に類似した顔の構造。
  • "脚"の骨と筋肉の構造がヒト科の指を連想させる。
  • 足の代わりにバランスを取るため重ねられて圧縮された足の爪。

SCP-4466は草食で家畜化されており(人間の対象に対して非常に友好的)、挑発されない限り大人しくしています。SCP-4466に最初に曝露される際、人間の対象は必ず混乱、不快感、軽い頭痛を体験します。これらの症状が薄れる速度はまちまちですが、1週間に渡って一貫して曝露されることで95%以上の事例で効果があることが判明しています。残りの5%の影響を受け続けている対象には医療分野、特に獣医経験者が多く含まれています。

発見: SCP-4466は█████、██████の田舎で"妙な獣"の目撃情報が複数報告された後に発見されました。SCP-4466の個体群は以前、母・父・3人の息子からなる███████家が住んでいた放棄された農場に集中していることが判明しています。███████家の現在の居場所は不明です。

███████の家庭を調査したところ、家族がSCP-4466実例とポーズを取るおよび/またはそれに乗っている写真が数枚発見されました。同様に、家の中で発見されたカメラには父親が長男にSCP-4466実例の乗り方を教えている映像が収められていました。なお、これらの写真や映像に映っているSCP-4466の乗馬用具は発見されていません。

最も注目すべきはSCP-4466に関する教育用連続短編として機能する回収されたHD-DVDです。ディスクには"馬を誤解する危険性"というラベルが貼られ、"1974(1992年リマスター版)"という副題が油性マーカーペンで書かれています。このDVDを視聴した対象はSCP-4466に曝露された際の初期症状を以前克服していたとしても、再び経験する可能性があります。このディスクは現在サイト-██の安全保管ロッカーに保管されており、デジタルデータベースにも記録されています。以下はその内容を要約したものです(ディスクは3つのエピソードと3つのおまけの合計で1時間15分の長さです)。

HD-DVDの内容


メニュー

説明: DVDのフロントメニューでは美化された西部開拓時代風の衣装を着た男性("牧童")がSCP-4466実例とポーズを取っている様子が映っている。メニューには"全て再生"、"エピソード選択"、"特典映像"、"終了"という選択肢が表示されている。

"エピソード選択"では男がSCP-4466の乗馬用具を点検している様子が映っている。"第1話: 馬の手懐け方"、"第2話: 馬の扱い方"、"第3話: 馬の愛し方"、"メニューに戻る"という選択肢が表示されている。

"特典映像"では立っているSCP-4466実例の下で休んでいる男がその腹の傷口に手を伸ばして(腕は肘から先が見えない)、微笑んでいる様子が映っている。"生成中の粗暴な馬"、"舞台裏: 第1話"、"馬を出来るまで" [原文のまま]、"メニューに戻る"という選択肢が表示されている。

全てのメニューには不詳の器楽用のカントリー音楽が流れ、それが90秒ごとにフェードアウトして繰り返される。


第1話: 馬の手懐け方

説明: メニューに表示されている男性(以下、PoI-4466-01)は多くのSCP-4466実例が檻に入れられている納屋でエピソードを開始する。PoI-4466-01はSCP-4466がいかに林檎、砂糖、塩の結晶を楽しんでいるかを説明する。SCP-4466は粗暴で檻に入れられていることに不満を持っているように見える。PoI-4466-01がSCP-4466を手懐けるための複数の方法を説明した後、実演のため数頭の実例を広大な野原に放す。3頭のうち2頭の実例が宥められて檻に戻され、エピソードは終了する。3頭目の実例が逃げ出し、PoI-4466-01を心配させる。

抜粋:

PoI-4466-01: ここでは自然の美しい逸脱物のように平原を歩き回ってる馬を見ることが出来るんだ。さて、この可愛い生き物たちをどうやって捕まえて俺の小屋に連れてくかを見せてやろう。慣れたらとても簡単だぜ。

[3頭のSCP-4466実例のうち1頭は草を食べているが、PoI-4466-01がそれらを周回しているのを見て顔を上げる。]

PoI-4466-01: 笑顔でいれば、奴らは何も疑わねぇ。バカな動物だが、奴らは君達の歯が好きなんだ。気絶させろ。そしたら塩を撒き始めることが出来るからな。

[PoI-4466-01は大きな塩の塊を実例の周りに円状に落とし始める。実例は動かない。]


第2話: 馬の扱い方

説明: PoI-4466-01がSCP-4466実例と一緒に野原の檻の中にいる様子が映っている。PoI-4466-01は檻のすぐ外に山のように置かれた道具や機材を保有している。このエピソードでは"馬の管理"と"馬に身の程を教える方法"のレッスンが中心となっている。複数のクルーがPoI-4466-01を援助しているため、他の要注意人物が登場する唯一のエピソードとなっている。

抜粋:

PoI-4466-01: さて、馬をきちんと手入れした後は、愛情があっても対等ではないことを示さなければならねぇ。この魅力的な獣が自分の力を振りかざすのだけは避けたいだろう — まあ、殆どの人がな。[PoI-4466-01がウィンクする。] だがどのような意図があっても、自分が完全に主導権を握っていることを示さなければ、上にいることも乗ることも出来ねぇ。

[クルーは櫛を手に取り、道具の山に持って行く。PoI-4466-01は実例に乗ってうつ伏せになり、手足をその胸と腹に巻き付ける。そしてPoI-4466-01は左手を伸ばし、画面外の道具をクルーから受け取る。]

PoI-4466-01: … そしたらコテを握れ。


第3話: 馬の愛し方

説明: このエピソードでは2頭のSCP-4466実例が花畑の中を歩き回り、PoI-4466-01が直ぐ後ろから付いて行く。このエピソードはSCP-4466と"健全な関係を築く"ための方法に焦点を当てている。1頭のSCP-4466実例には目が無いが、殆ど影響を受けていないように見えるのは注目すべき点だ。PoI-4466-01は明らかに脱水症状を起こしている。PoI-4466-01が誰かの肩に顔を埋めて泣いて撮影技師に収録を止めるよう指示すると、エピソードは突然終了する。

抜粋:

PoI-4466-01: 忘れちゃいけねぇのは、奴らは君達と同じくらい経験を積んできたってことだ。もしかしたらそれ以上かもしれねぇ。この素晴らしい奴らの殆どが君達や俺よりも長く生きてるからな。だから奴らが見たことを話しに来たら、それを信じた方がいい。頷いて顎を上にしておこう。君達が聴き方さえ分かれば、奴らは良い語り手だ。塩は役に立つぜ。

[PoI-4466-01は髪に付着した大量の塩を擦り取る。]

PoI-4466-01: [ボソボソ言う] シャワーを浴びればよかったぜ…

[PoI-4466-01は丘上で寝そべり、SCP-4466実例から身を隠している。実例はお互いに寄り添っているが、目の無い実例は他よりも不安そうに見える。]

PoI-4466-01: 本当のコツは奴らを他のものと同じように扱うことだ。だから、俺みたいに失敗しちまったなら、俺の指示に忠実に従うことをお勧めするぜ。[PoI-4466-01は小さな防水バッグを提示する。] 彼女に目を返してやる。

[PoI-4466-01は塩の結晶を吐き出す。]


生成中の粗暴な馬

説明: 本編の殆どは"NG集"で構成されており、PoI-4466-01がSCP-4466の様々な特性を紹介しようとしてミスを犯す。このNG集が撮影された場所は実際のエピソードには存在しないということは注目すべき点だ。他の部分ではPoI-4466-01がカメラに向かって直接話しているもので、第1話で逃げ出したSCP-4466実例の行動について怒っている様子が映っている。

PoI-4466-01: 彼女は腐っちまえばいいのにな。腐って死んじまえばいいんだ。その順序で。[咳をする] 何てこった。彼女を誰かにタダで譲るわけにはいかねぇ。そんなことしたら第8話が無くなっちまう!彼女がいなければ"馬であることの証"が成り立たない。彼女が主役だった。めちゃくちゃじゃないか!この家族向けのショーとその基準にはうんざりだ。

[PoI-4466-01は鼻をすする。]

PoI-4466-01: だが見てくれてありがとう。君達が誰であろうとな。[PoI-4466-01はカメラに向かって睨む。] 誰か塩を持ってきてくれねぇか?


舞台裏: 第1話

説明: 本編は第1話で見たのと同じ空の納屋の内部を撮影したもののようだ。最初の5分間は扉が開いたままだが、カメラの後ろから足音や声が聞こえてその後扉が閉まる。このエピソードの残りの部分は扉からの僅かな光を除いて真っ暗だ。この僅かな光の中で動きが見える。それ以外は何も起きない。

抜粋:

[カメラの後ろから足音が聞こえてくる。曖昧な会話が聞こえてくる。2人の声がはっきりと聞こえる。]

PoI-4466-01: [微かに] 何だって?いや、奴らをそんな風に呼ぶんじゃねぇ!奴らは何マイル先でも聞くことが出来るからな。奴らが馬なのには理由があるんだ。馬でそれ以外の何でもない。出来るなら… [扉が閉まると声が小さくなる。]


馬を出来るまで

説明: エピソードは"我々の牧童(恐らくPoI-4466-01)は前日行われた喉の手術が原因で話すことが出来ません"という文字の免責事項で始まる。PoI-4466-01はまだ画面に映っているが、萎びて乾燥しているように見える。幾つかの時点でPoI-4466-01は喀出/塩を吐いている。このエピソードは暗く湿った洞窟のような環境で撮影されている。SCP-4466実例の音がずっと遠くから響いてくる。

抜粋:

[PoI-4466-01は地面にある大きな穴に近付き、撮影技師にそれを見るよう合図する。穴は非常に暗いが、その側面には塩の結晶が並んでいる。PoI-4466-01はカメラを見て右手の人差し指を唇に当てる("シーッ"のジェスチャー)。その後、彼は穴の中に振り返る。1分後、SCP-4466の個々の実例が上方に浮かび上がり、穴の上で緩い球を形成し始める。PoI-4466-01はカメラを見て親指を立てる。その後、彼はバックパックを脱いでその中に手を伸ばし、牛追い棒を取り出す。彼は穴の端に近付き、SCP-4466の部位の塊に向かって牛追い棒を伸ばす。映像が終了する。]

警告!

以下の画像はSCP-4466文書の本文に含まれていたものですが、後に認識災害の特性が潜んでいることが判明しました。これらの特性の正確な性質は現在のところ不明です。適切な神経摂取訓練を受ければ、安全に画像を見ることが出来ます。ご自身の判断で開いてください。



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