SCP-4473
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警告

以下のファイルは現在、財団誤伝達部門によって調査中です。そのため、SCP-4473に関するすべての研究は追って通知があるまで凍結されています。

アイテム番号: SCP-4473

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-4473はサイト22の異常物品保管庫内に収容され、常に2人の保安職員が警備しています。 SCP-4473の移動はすべて機械を使用して行うものとし、SCP-4473と物理的に接触しないようにしてください。

SCP-4473以外には、収容チャンバー内には何もありません。

説明: SCP-4473は表面上はコンピュータサーバーに似た大きな長方形のオブジェクトです。左側には大きな空洞があり、そこから結合した骨1と紐の塊が見えます。右側には、「嗚呼君寂しき拙作Oh You Lonely Little Thing」という言葉が白いスプレーで書かれています。

個人がSCP-4473の内部部品と接触する時、軽い静電気ショックに似た感覚を体験します。その後、数分から12時間の間に一連の異常現象の影響を受けます。これらの現象は主に塊と接触した人物(以下、被害者と呼称)を観測している人物2に影響を与えるもので、以下の通りです。

  • 脈絡の喪失: 時間の経過とともに、観測者は影響を受けた人物の行動の背後にある脈絡を認識できなくなります。これらの行動の実際の物理的認識は影響を受けませんが、行動の動機または結果のいずれかを理解する観測者の能力に影響を与えます。時間の経過とともに、この理解力の欠如は悪化し、被害者の行動に対する観測者の印象はますます曖昧になります。
  • 同一性の喪失: 観測者は被害者の同一性を認識できなくなります。最初の症状と同様に、被害者に関する観測者の実際の知識は影響を受けず、その知識を目撃しているものに結び付ける能力のみが影響を受けます。最初、この現象は被害者の名前などの主要な指定にのみ影響しますが、被害者に関するほぼすべての詳細を網羅するように急速に悪化します。
  • 消失: 観測者が被害者に関する如何なる詳細も認識できなくなる程以前の現象が悪化すると、被害者は完全に姿を消します。多くの器具を使用した分析により、これに続いて、被害者が以前いた場所に現在何も占有していないことが確認されました。

発見: SCP-4473は当初、ニューヨークのマンハッタンにあるアパートからの匿名の電話3の後に収容されました。通話の発信元を調査したところ、秘密部隊アルファ-9(「好奇心の強い猫」)は最初何も見つけられませんでした。しかし、家の中に隠された入り口を通り抜けたところ、CTFアルファ-9はSCP-4473を含む膨大な異常芸術アナート作品のコレクションを発見しました。

コレクションとその中に含まれていた資料を調査したところ、このアパートは著名な異常芸術家アナーティストであるジュリアン・パジェットが所有していたいくつかの家の一つであることが判明しました。4 さらに、SCP-4473に含まれる通信文は、ギデオン・サウル氏によってパジェットに送られたことを示唆しています。

SCP-4473の発見に続いて、職員はサウル氏の近くの自宅に尋問のため立ち入り、彼は一時的に拘留されました。


インタビューログ 4473-1:

質問者: エージェント・グレン
対象者: ギデオン・サウル


<記録開始>

(エージェント・グレンは、部屋に入ってきたときに何もないところでつまずき、わずかによろける。)

サウル氏: (静かに) すみません、ごちゃごちゃしていて。

エージェント・グレン: 坊やたちは、あなたが話す準備ができていると私に言っています。 そうですか?

サウル氏: (頷く) はい、サー。

(エージェント・グレンが指紋スキャナーをサウルに渡す。)

エージェント・グレン: まず指紋をテストする必要があります— 同一性を証明してください。

サウル氏: はい、サー。

(サウル氏は指紋スキャナーで何かをする。)

エージェント・グレン: さて。私の理解では、あなたがSCP-4473の製作者?

サウル氏: 何の製作者?

エージェント・グレン: 箱です。

サウル氏: ああ、ええと、はい。

(沈黙)

エージェント・グレン: 私たちはあれに触れるとどうなるかを知る前に一人のエージェントを失いました。説明してくれませんか?

サウル氏: (移動) 私は-私は誰も傷つけるつもりはありませんでした-いえ、そうしてしまいましたが、別にそういうつもりは無かったんです!

エージェント・グレン: 最初のターゲットはあなたのジュリアン・パジェットだったと思います。私たちはあなたの背景を調べましたが、パジェットはあなたの芸術の先生のようでした。あなたが彼の生徒の一人だったと言っても正しいですか?

(サウル氏は何らかの表情をしている。)

男性: 芸術の先生—私の、 私の芸術の先生?! サー、今、私は失礼なことを言っているわけではありませんが、その人は私の恩師です! そんな些細なことじゃない-ありません

エージェント・グレン: しかしあなたは彼に箱を送ったことを否定しません。

男性: 私は… いえ, 違います。

エージェント・グレン: では、何故?

(沈黙)

誰か: 彼は私にとって太陽のようでした。 私がここに来たとき、私は一人ぼっちで、ちょうど彼が私の-私の作品を認めたことを知っていました 、それは続けていくのに十分でした。わかりますか? しかし彼は私に背を向けると、私を捨てました…私はああ感じました…私はああ感じました…わかるでしょう。私は彼に同じように感じてほしかった。

(沈黙)

誰か: (謝罪)

エージェント・グレン: ああクソが。誰か来てくれ、早く!

誰か: (何か言う)

(何かが騒音を立てる)

(CTFアルファ-9の隊員二人がエージェント・グレンの召集に応じ、入室する。)

CTFアルファ-9-5: サー?

エージェント・グレン: クソ。彼は行ってしまった。ここに研究班を呼べ!

(エージェント・グレンとCTFアルファ-9隊員が退室する。)

(誰も何もしない。)

(何も起こらない。)

(何もない。)

<記録終了>

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