SCP-4531

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O5評議会 及び

戦術神学部門より通達

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警告を理解したうえでお読みください。



アイテム番号: 4531
レベル3
収容クラス:
esoteric
副次クラス:
thaumiel
撹乱クラス:
keneq
リスククラス:
warning

river2.jpg

SCP-4531の近くを流れるダウガヴァ川。

特別収容プロトコル: SCP-4531は9月及び10月の間、機動部隊エータ-77 (“球中球”)1 によって、破壊的結果をもたらし得る異常活動が無いかを監視されます。タシュリッヒ事象の際、MTF エータ-77はダウガヴァ川の上流からこれを観察します。体長50m以上のSCP-4531-1個体が出現した場合、MTF エータ-77は利用可能な任意の手段で当該個体を終了する必要があります。

タシュリッハ事象の終結から30分以内にMTF エータ-77からの報告が無い場合、または報告内容が理解不能であった場合、ドローン1機を派遣して機動部隊の状況を把握します。MTF エータ-77が深刻な戦闘不能状態に陥り、SCP-4531-1個体の破壊が不可能になった場合、機動部隊ニュー-7 (“下される鉄槌”) がSCP-4531に派遣され、当該個体を終了します。

SCP-4531-2は、危険な精神影響アノマリーを取り扱うレベル3以上の職員であれば、所属先のHMCLの裁量次第で利用可能です。職員が推奨用量以上のSCP-4531-2を摂取または注射することは許可されません。SCP-4531-2の使用に関する詳細は、“化学物質・材質の使用ガイドライン” (UCMG) を参照してください。

[プロトコルの続きはプロジェクト・トチャチャの担当職員のみに制限されます]


説明: SCP-4531はラトビアのダウガヴァ川沿いに位置する町、プリャヴィニャスの指定です。SCP-4531に居住する人物の大多数は民族・宗教ともにユダヤ系です - 町民の約92%はユダヤ民族で、64%がある程度ユダヤ教の実践を行っています。SCP-4531の町境内にいる全てのユダヤ民族は、SCP-4531の生涯居住者か訪問者かに関係なく、その主要な異常性の影響を受けます。

毎年、ティシュリー2初日の日没時に、SCP-4531町民らはダウガヴァ川に集合し、タシュリッヒと呼ばれる宗教儀式を執り行います。この儀式では個々の参加者に合わせた内容の祈禱が行われ、各人が衣服を揺らすことで締めくくられます。このプロセスによってSCP-4531-1個体が出現します。

SCP-4531-1は物理実体を持たない生物群の総称です。SCP-4531-1の生理学的な特徴は、その個体を生成した個人の特定因子、特にトーラーの定義に基づく太陰暦換算での前年に犯した不道徳行為の数と種類によって変動します。SCP-4531-1個体に共通する特徴には、赤い体色、複数の歪んだ体肢、不均衡に長い胴体などがあります。SCP-4531-1個体は (刺激されない限り) 10日間身動きせず、それまでに破壊されなければ無条件で敵対的に振る舞い始めます。

ユダヤ教の祭日であるヨム・キプルが開催されるティシュリーの10日目、SCP-4531町民らは断食を行い、礼拝所 (通常はシナゴーグ) に集合して長時間の祈祷を執り行います。ある人物が適切な慣習通りに祈祷を完了し、断食を行うと、その人物に対応するSCP-4531-1個体は自然発火してSCP-4531-2を生成します。

SCP-4531-2は、ヨム・キプルにSCP-4531-1個体を燃焼させることでのみ生成される液体です。経口摂取すると、SCP-4531-2は多種多様な心理的・生理的な変化を引き起こします。例として以下が挙げられます。

  • 有害なミームに対する認知抵抗力の向上。
  • 肉体的な持久力の向上。
  • 問題解決・創造的思考の効率性の向上。
  • 免疫システムの効率性の向上。
  • 精神的健康とウェルビーイングの向上。

SCP-4531-2がこれらの効果をもたらす具体的な原理は不明です。SCP-4531-2と影響部位の間における化学的な相互作用を記録する試みは成功していません。また、SCP-4531-2の化学組成は一見すると意味を成しておらず、その分子構造を再現する手段はいずれも成功裏に検証されていません。

SCP-4531-2についての更なる詳細は、管轄地域のHMCLに照会するか、もしくはUCMGを参照してください。

SCP-4531-2はかつてSCP-4531町民らに利用されていましたが、財団は1999年にSCP-4531-1個体が発見、収容された後、介入しました。その後、[プロジェクト・トチャチャの担当職員のみに制限]


補遺1 — 財団の介入以降に出現した特筆すべきSCP-4531-1個体

対象者: アウグスツ・イェカブス・カルニシュ

出現日: 1999年9月11日

関連する犯罪: 親戚から160.00米ドル相当の金銭を窃取した。

個体の説明: 当該個体は体長約2m、体高1/3mだった。キツネに似た特徴を有し、胴体から7本の体肢が生えていたが、そのうち3本のみが機能した。個体には目と舌が欠けていた。

生成されたSCP-4531-2: 2リットル。

対象者: マリア・ツィポラ・ベルジシュ

出現日: 2001年9月17日

関連する犯罪: 無謀運転による2件の過失致死。マリア自身は完全に回復した。

個体の説明: 当該個体はゴリラに似ており、身長約2.5mだった。両腕は通常のゴリラの約2倍という不均衡な長さだった。2対の人間の手が個体の胸部から生えていた。

生成されたSCP-4531-2: 3リットル。

対象者: ゲナーディス・マリス・オゾリンシュ

出現日: 2005年10月3日

関連する犯罪: エノク・ヤンソンスとロイ・クルミシュの殺害。

個体の説明: 当該個体はクサリヘビに似ており、体長約6m、平均体幅0.5mだった。歯は2対の人間の手に置き換えられていた。

生成されたSCP-4531-2: 7リットル

対象者: ヤラヴアム・レムエル・オゾリンニュシュ、アナン・オゾリンシュ、ネケミヤ・ピーター・オゾルス

出現日: 2007年9月12日

関連する犯罪: ディナ・ミルカ・リエピンシュに対する集団強姦とその後の殺害。全ての加害者が破門されたが、[制限]

個体の説明: 当該個体は巨大なマガモに似ており、体長約8mで、細長く引き伸ばされた首を有していた。両足は1対の巨大な人間の手に置き換えられていた。

生成されたSCP-4531-2: 10リットル。

対象者: ヤラヴアム・レムエル・オゾリンニュシュ

出現日: 2010年9月8日

関連する犯罪: 拳銃で7人を射殺し、鎮圧される前に被害者アビア・ヤンソンスの遺体の一部を摂取した。

個体の説明: 相互に接続されたオオカミのような7体の個体が出現した。各個体の尾は2本の人間の腕と手に置き換えられていた。個体群の大きさは類似する動物種の平均サイズの約3倍で、非常に弾力性があるように見受けられた。

生成されたSCP-4531-2: 37リットル。

対象者: イライ・ザラ・ベルジシュ

出現日: 2014年9月24日

関連する犯罪: 男性6人、女性8人を誘拐し、3年間にわたって肉体的/精神的な拷問を加えた。2014年9月23日に全ての被害者を殺害し、彼らの遺体と性行為を行いながらその大部分を摂取した。また、過去11年間に財団の科学者17人を秘密裏に殺害していた。

個体の説明: 当該個体は身長約58mのヒト型だった。様々な長さの腕64本を有し、脚は身体と比較して異常なほど不均衡に長かった (総身長の約77%に相当) 。個体の歯は不規則かつ不揃いであり、目は無かった。1本の腕には鱗が生えていた - この理由は明らかになっていない。

生成されたSCP-4531-2: 284リットル。

対象者: レイア・オゾルス町長

出現日: 2016年10月2日

関連する犯罪: [プロジェクト・トチャチャの担当職員のみに制限]

個体の説明: 身長約350m。外見は不明瞭。当該個体は全身が人間の手だけで構成されていた。

生成されたSCP-4531-2 N/A - 当該個体はMTF η-77によって終了された。プロジェクト・トチャチャの細部には変更が加えられた。






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