SCP-455
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水中にあるSCP-455

アイテム番号: SCP-455

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: オブジェクトSCP-455は移動させることができません。また、どんな建造物内にも収容することができません。現地で収容しなければなりません。SCP-455の上、またはその内部では調査及び実験はできません。人員は5分間以上SCP-455の周辺に居続けてはなりません。SCP-455との物理的接触はすべて禁止され、この命令を破った人員は全て隔離されます。

SCP-455の近くで体験したどんな幻覚も記録され、幻覚を体験した職員は全て送還されます。SCP-455への進入を試みる職員は、必要と考えられたあらゆる手段によって抑制されます。

説明: SCP-455はチリ南部沿岸で座礁した大型貨物船です。その構造部の大半は水面下にありひどく破損しており、表面積の85~90%が錆で覆われています。内部構造は外寸より著しく大きいようであり、外板上に大きな穴が空いているのが見えるにも関わらず、そこから水が流入することはありません。

内部構造は船室、ホールそして設備がランダムに配置されているように見えます。第一次サルベージ隊の報告では、人間の歯で作られた部屋、腱をタイミングベルトとして備えたエンジン、外板によって遮られるべき長さを超えて182.88m(600フィート)先まで続くホール、タフィーのように軟らかい鋼鉄の壁を備えたジム室、および多数の幻聴と幻覚が確認されました。サルベージ隊は"中央操船室"への突入を報告した後に消息を絶ちました。救助隊もまた、貨物セクションの中で"叫び声"の調査を行なう報告をした後に消息を絶ちました。

幾度かの有人探査チームの失敗の後、███████████████博士はSCP-455の内部をマッピングするためにロボットの使用を提案しました。

実験記録455 - SCP-455を調査する試みの詳細と、全てが失敗したにも関わらず立証された情報。
探査記録455 3 - 機動部隊ゼータ-9による最後の大規模調査の試みの記録。

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