SCP-4578
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アイテム番号: SCP-4578

オブジェクトクラス: Keter

脅威レベル:

特別収容プロトコル: SCP-4578はサイト-59の地下2kmにある掩蔽壕の外部補強されたヒト型生物収容室に収容されます。収容室には承認された食事、書籍類、サッジャーダ1が定期的に補充されます。如何なる状況でも、SCP-4578を現地の核弾頭から1km以内に接近させること、SCP-4578が核弾頭の存在を認識することがあってはいけません。

SCP-4578の収容と扶養を担当する職員はアメリカ手話(ASL)の訓練を受け、常に非武装でなければいけません。手話による礼儀正しい要求という形式以外では、SCP-4578に命令を下してはいけません。肉体的であれその他の形式であれ、SCP-4578に対して敵意を示してはいけません。

サイト-59で非常事態が発生した場合、SCP-4578をエリア-4578に移送します。

SCP-4578-1事象が発生した場合、全ての職員は事象終了まで警備体制を解き、SCP-4578を自由意思で安全地帯まで帰還させることが推奨されます。

説明: SCP-4578は本名をジラード・セバスティアン・ニャンという35歳の西アフリカ系男性です。SCP-4578-1事象に伴う騒音によって、SCP-4578は聴力を完全に喪失しています。彼は三ツ月イニシアチブの指導者である同名の男性、ジラード・セバスティアン・ニャンの、我々の現実世界に属する多元宇宙個体だと考えられています。

SCP-4578の首の後ろには3つの三日月のタトゥー、以下SCP-4578-1があります。SCP-4578は刺青を自らの宗教に反するものと見做していますが、SCP-4578-1は30歳になった時点で彼自身の意思に反して身体に浮かびました。

別な生物2がSCP-4578に対して敵対行動3を取ろうと試みると、SCP-4578-1は小規模なポケットディメンションへの通行口に変化し、ロボットアームに搭載された重機関銃砲塔、以下SCP-4578-2を展開します。展開プロセスは反応から発砲まで約0.04秒です。脅威存在を無力化すると、SCP-4578-2はポケットディメンションの内部に格納されます。

実験を通して収集された以下の情報を除き、SCP-4578-2の破壊力は未だ完全には理解されていません。

  • SCP-4578-2は毎分4000発の徹甲弾を発射できます。
  • 発射体は直径2cmで、おそらく異次元に由来する破壊不能の結晶物質で作られています。
  • 発射体には有機組織との接触時に“肉を弛緩させる”効果があります。即ち、細胞同士の結合が即座に分離するため、一見すると犠牲者の身体が崩壊したような結果がもたらされます。
  • 銃身には“☽☽☽ HDC-49SS 'エル・デゲリョ'EL DEGÜELLO — 警告: この機器の不正改造はクラスM凶禍重罪であり、速やかな牢獄化OUBLIETTIFICATION処分の対象となります — JALAKÅRAに栄光あれ”と刻印されています。

これにも拘らず、SCP-4578は暴力を忌避しており、SCP-4578-2の出現によって深刻な心的外傷を負っています。

回収ログ: 数回のSCP-4578-1活性化の後、SCP-4578はセネガル、ダカール市の法執行機関に出頭しました。彼の異常性は現地の財団エージェントに発見され、彼は2017/1/9にサイト-59へ移送されました。

補遺 — ☽☽☽ イニシアチブの関与: 2017/1/10、SCP-4578の収容確立後、ネイスミス博士は財団と☽☽☽ イニシアチブの主要な連絡窓口であるSCP-2578-Dに説明を求めるEメールを送りました。返答は以下の通りです。

☽☽☽ は謝罪します。どうやら、管轄区域設定の見落としとDNAの類似性によって、この男性は永遠の大統領のシークレットサービス保護機能の一部を共有しているようです。この兵器は不死存在を恒久的に活動不能にするために設計されており、反復2Lでの存在は攻撃的かつ不適切です。☽☽☽ は1時間以内にこの問題を完全に解決する所存です。

返答が受信された1時間後、サイト-59はサッカーボール大の隕石による被害を受けました。隕石を調査したところ、これはSCP-4578宛の小包であり、“賠償”と記されたインデックスカードと1kgのダイヤモンドが封入されていたことが判明しました。SCP-4578の異常性は変化していません。

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