SCP-4609
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アイテム番号: SCP-4609

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-4609は、現在の担当研究員であるオグデン博士と共にサイト-99に収容されます。SCP-4609とオグデン博士のいずれも決してサイト-99から出してはいけません。SCP-4609自体は密閉された実験チャンバー内に保管されます。SCP-4609の実験は全てオグデン博士によって遠隔で行われ、支給の記録文書に記入されます。

SCP-4609とオグデン博士を除く物体や実体はサイト-99内に駐在してはならず、周辺エリアにも進入してはいけません。サイト-99の監視は、オグデン博士の心臓の鼓動を記録するように設計されたモニターによるもののみが許可されています。オグデン博士のサイト-99からの退出を防止するため、サイト-99は内部から外出できないように設計されています。外部からサイト-99に進入する唯一の方法は、オグデン博士の後任者の任命時にのみ渡されるアクセスコードを使用することです。

オグデン博士の自殺防止措置として、自己終了に用いられ得る物体のほとんどがサイト-99から除去されています。加えて、SCP-4609を正確に推測されかねない情報が誤って流出する危険性があるため、サイト-99外部への通信は禁止されています。さらに、サイト-99には約100年分の食料と水が備蓄されています。

士気を維持させるため、サイト-99ではオグデン博士の妻や 子供たち 子供から寄せられたビデオメッセージが定期的に配信されます。

オグデン博士以外の職員はこのファイルの完全版へのアクセス権を有していません。オグデン博士の死後、このファイルへのアクセス権はその直後の後任者に引き継がれます。

説明: SCP-4609は年代物の木製ワードローブであり、自身に関する知識の拡散を防止する異常性を有しています。SCP-4609の具体的な知識を保有できるのは一度に1人のみです。2人目がSCP-4609の具体的な知識を得た場合、以前の情報保有者は即死します。集団がSCP-4609の具体的な追加情報を同時に知った場合、その情報を最後に意識して記憶した人物のみが生存します。

これらの異常性が効力を生じるのは、SCP-4609の具体的かつ物的な属性や特性に関する情報を知った場合のみです。例えば、SCP-4609が物体であると知っても異常性は活性化しませんが、SCP-4609がワードローブであると知った場合は異常性が活性化します。同様に、SCP-4609について知っているべきなのは1人だけであると知っていても異常性は活性化しませんが、複数人がSCP-4609について知った際の具体的な結果を知っていた場合は異常性が活性化します。SCP-4609のこれらの詳細をどのように知ったのかは問われません。SCP-4609の異常性は、明確な情報を得た場合でも、正確に推測した場合でも活性化します。

SCP-4609は損傷に対して高い耐性を有しており、突破の試みはこれまでのところ全て失敗に終わっています。そのため、SCP-4609の内容物は現時点では不明です。

SCP-4609が初めて財団の管理下に置かれたのは、イングランド、バーミンガムの局所地域内で、SCP-4609の情報が拡散したために多数の死者が発生した後のことでした。派遣された工作員であり、当インシデントの唯一の生存者でもあるエージェント・マークソンは、SCP-4609を安全に保管して人目から隠すことでサイト-34への輸送を可能にしました。しかし、到着時にコンテナの取り扱いを誤ったために多数の職員が同時にSCP-4609を視認し、アラン・オグデン博士を除く全員が死亡しました。オグデン博士は自身の命を保護しながらSCP-4609を確保し続けるべく、現在の収容プロトコルを考案し、その役目を進んで引き受けました。


実験ログ4609-1:

現在の実験は、SCP-4609の外装を突破し、内容物の完全な一覧表を作成することに焦点が当てられています。

実験日: 1983/12/22
方法: 支給品のスレッジハンマーを用いた物理攻撃。
期間: 60秒。

初期成果: 失敗。
追加情報: 攻撃の強さからスレッジハンマーに大きな痕跡が残ったにもかかわらず、SCP-4609の表面に目立った影響は無かった。

実験日: 1983/12/24
方法: 焼却。
期間: 60秒。

初期成果: 失敗。
追加情報: 実験後にSCP-4609の表面温度が相当に上がったものの、実際に損傷は見られなかった。

実験日: 1983/12/26
方法: 電撃 (10,000ボルト)。
期間: 60秒。

初期成果: 失敗。
追加情報: 目立った効果は無し。

実験日: 1983/12/31
方法: 粉砕。
期間: 180秒。

初期成果: 失敗。
追加情報: どれほどの力を加えてもSCP-4609は粉砕できなかった。装置の損傷を防ぐため、早期に実験を中止せざるを得なかった。

実験日: 1984/02/23
方法: 粉砕。
期間: 30分。

初期成果: 失敗。
追加情報: 効果無し。粉砕装置が修復不可能なまでに損傷した。

[無関係な実験は削除済]

実験日: 2032/11/21
方法: 焼却。
期間: 6か月。必要な機材の整備のために1時間のインターバルを設けて実施。

初期成果: 成功?
追加情報: SCP-4609の底面に焼け跡の疑いあり! 確認はまだ不可能。

実験日: 2033/11/22
方法: 電撃 (100,000ボルト)
期間: 12か月。必要な機材の整備のために1時間のインターバルを設けて実施。

初期成果: 成功!
追加情報: 12か月後にSCP-4609の扉が大きく揺れた。SCP-4609の開放は実現可能だ、実現可能であると裏付けが取れた!

実験日: 2035/11/23
方法: 電撃 (100,000ボルト)
期間: 24か月。加齢による障害から、必要な機材の整備のために3時間のインターバルを設けて実施。

初期成果: 成功!!!
追加情報: 24か月後にSCP-4609が激しく揺れた、扉がもうすぐ開きそうだ!

実験日: 2040/11/24
方法: 電撃 (100,000ボルト)
期間: 60か月。必要な機材の整備のために3時間のインターバルを設けて実施。

初期成果: せいこう
追加情報: からっぽだった

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