SCP-4663
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アイテム番号: SCP-4663

オブジェクトクラス: Keter1

特別収容プロトコル: SCP-4663コロニーはタイプ-II収容テラリウムに収容し、週に2回給餌します。非異常な3DプリンターをSCP-4663個体の近辺に持ち込まないでください。収容オフィサーの裁量次第では、SCP-4663コロニーをゴミ処理場として活用しても構いません。

更新: いかなる状況下でも、SCP-4663コロニー内の個体数が500,000匹を超過することは認められません。

説明: SCP-4663はヨーロッパおよび南北アメリカに生息する異常なクモ形節足動物です。

SCP-4663はあらゆる無機物を摂取できますが、主に金属やプラスチックを常食としています。SCP-4663個体はこれらの材料を体内で処理して糸を紡ぎ、その糸を利用してSCP-4663-1個体を構築します。

SCP-4663-1は3Dプリンターに類似した生物であり、3Dプリンターの機能を有しています。しかし、SCP-4663-1の外見は既知の製品のいずれとも一致しません。完全に構築されると、SCP-4663はSCP-4663-1に生体物質を与えます。この生体物質は、SCP-4663-1が繁殖手段としてより多くのSCP-4663個体を "印刷" するために利用されます。生体物質が絶えず供給されていれば、SCP-4663-1は新たなSCP-4663を150秒ごとに1匹の割合で作り出すことができます。

通常のSCP-4663コロニーは、そのコロニー内の個体数25,000〜50,000匹ごとに1体のSCP-4663-1個体を作り出します。

SCP-4663-1は非異常な3Dプリンターに類似しており、従来のプリンターと同様に使用できますが、SCP-4663-1個体の構成要素の多くは以下に挙げられる副次的かつ異常な目的を果たします。

  • 入出力ポートと電気ポートは、SCP-4663個体による生体物質を堆積する "口" として機能します。
  • ディスプレイ画面はSCP-4663-1の目として機能します。
  • 押出機はSCP-4663-1の腸と肛門から成り、その機能は生体物質の処理および排泄です。SCP-4663-1個体はこの押出機を大雑把な移動手段として活用することもできます。
  • 本来ならばフィラメントスプールが格納される領域は、胃に似た臓器に置換されています。この胃は、SCP-4663-1が収められるはずの量よりも遥かに多くの物を格納できます。
  • コードは尻尾として機能します。このコードをコンセントに差し込むと、SCP-4663-1の効率が約3,000%向上します。

さらに、SCP-4663は非異常な3DプリンターをSCP-4663-1個体として利用することができます。SCP-4663がどのような手段でこれを達成しているのかは不明です。

SCP-4663の繁殖方法により、SCP-4663およびSCP-4663-1は身体が頻繁に変化および進化し、SCP-4663-1が完成してから約4時間以内で新しい環境に完全に適応できます。

補遺4663-A:

2018/6/27、収容下にあるSCP-4663コロニーの1つの個体数が約1,000,000匹に達すると、そのコロニーが狂乱的な行動を始めました。コロニー内の全SCP-4663-1個体が印刷を中止し、SCP-4663個体の連携によって互いに運搬されました。SCP-4663-1個体が互いの半径1 m圏内に入った瞬間、SCP-4663コロニーがそれらを折り合わせ始め、周囲の収容ユニットを急速に摂取し、原材料として再利用しました。

結果として生じた全高3 m超のクモの巣状の構造物 (SCP-4663-2と呼称) は、毎秒1,000匹を超える割合で新たなSCP-4663個体を生成可能な、クモ形類をベースとした数々の武器を用いてサイトからの脱走を試みました。SCP-4663-2が施設内を移動する際、SCP-4663コロニーは周囲の壁を解体し、SCP-4663-2内で追加の付属品やSCP-4663-1個体として再利用しました。この間に作り出されたSCP-4663個体は大きさが通常の6倍以上であり、有機物と無機物を様々に組み合わせたもので構成されていました。

SCP-4663-2は数時間後に捕獲され、再収容されました。その進行路を考慮すると、現在のところ、この時のSCP-4663-2は収容下にある別のSCP-4663コロニーとの統合を試みていたと考えられています。この間、問題のコロニーの行動には変化はありませんでした。

このインシデント以降、SCP-4663はKeterに再分類されています。

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