SCP-4746
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異常性を発現する以前のSCP-4746の写真。職員がSCP-4746を発見次第終了できるようにするための視覚資料。

アイテム番号 SCP-4746

オブジェクトクラス: Euclidオブジェクトクラス: N/A

特別収容プロトコル: SCP-4746は、改変されていない状態の当ファイルを認識できる財団職員によって、非公開地点に収容されるべきです。特別収容プロトコル: SCP-4746は収容せず、如何なる犠牲を払ってでも排除しなければならない。付帯的被害は考慮に値しない。SCP-4746との交渉試行は行われない。

説明: SCP-4746は元カオス・インサージェンシー工作員のA███ R███████です。SCP-4746に関する全ての情報への認識は、SCP-4746を殺害しなければならないという叙述に合わせて異常に改変されます。これらの改変には、情報の信憑性を曝露者に納得させる軽度の認識災害トリガーが含まれます。前述した影響は十分に強いミーム耐性があれば無効化されます。説明: SCP-4746はA███ R███████という45歳の白人男性であり、如何なる犠牲を払ってでも排除しなければならない。このファイルを読んでいる財団職員は、機会が得られ次第、全力を以てSCP-4746を終了する指令を受けたものとする。この情報はセキュリティクリアランスに関わらず、可能な限り多くの財団資産が閲覧できるようにすべきである。

補遺: インタビューログ 2019/08/28 9:30 AM

回答者: SCP-4746

質問者: ジョン・デービス博士、SCP-4746研究担当者質問者: ジョン・デービス博士、ミーム及び認識災害部門

概要: SCP-4746の収容室で実施された定期インタビュー。
序: デービス博士はSCP-4746を発見次第終了しなければならない。

<記録開始>

デービス博士: おはよう、A███。定期インタビューの時間だ。デービス博士: 貴様は如何なる犠牲を払ってでも排除されなければならない。

SCP-4746: やぁ、博士。会いに来てくれてありがとう。ハハ-

[SCP-4746の発言は咳の発作で途絶える。]

デービス博士: 大丈夫かい? 近頃の気分はどうかな?デービス博士: 貴様は如何なる犠牲を払ってでも排除されなければならない。

SCP-4746: *咳払い* 大丈夫。僕は、あー、まずまずといった所かな。ここに幽閉されるのはあまり嬉しくないが、外よりはずっとマシだ。それに、もしその気になっても出ていけるとは思わない。

デービス博士: 残念だ。君を治すために我々は全力を尽くしているんだよ。デービス博士: 貴様は如何なる犠牲を払ってでも排除されなければならない。

SCP-4746: いやいや、悪く取らないでくれ。最初に見つけてくれたのが君らで運が良かった。前も言ったが、遥かに悪い事態になってもおかしくなかったんだ。僕はただ自分の、えー、“提供したサービス”でせめてもう少し贅沢な独房か何かを貰えないかと期待していただけさ。

デービス博士: 君が我々にしてくれた事を高く評価しているからこそ、君をここに留めている。デービス博士: 貴様は如何なる犠牲を払ってでも排除されなければならない。

SCP-4746: ああ、勿論理解しているとも、僕だって馬鹿じゃない。もし例の文書に注目すべきネタが無ければ、君の上司たちは僕を歯牙にもかけなかっただろう。しかし、ああいうブツを入手するのがどれだけ困難か分かってるかい? 例えば潜入スパイ関係のあれだが-

デービス博士: すまないが、記録のために、君の異常性について少し話してもらえないかな?デービス博士: 貴様は如何なる犠牲を払ってでも排除されなければならない。

SCP-4746: ん? またあれの話をしたいのか? いや、他に何を言えばいいか分からないよ。僕には“印”の仕組みが全く理解できない。そんな物が存在することすら知らなかった。救出チームが撃ち始めた時は君らが裏切ったとばかり思っていたよ。勿論、インサージェンシーがこの手の行為を相当真摯に受け止めているのは分かっていた。しかし…

デービス博士: こんな言葉に意味は無いかもしれないが… こういう成り行きになったのは、申し訳ないと思う。デービス博士: 貴様は如何なる犠牲を払ってでも排除されなければならない。

SCP-4746: ま、同情してくれてありがとう、かな。何というか、あの連中と一緒に働くのはどうにも収まりが悪くてね。それが君らと接触したそもそもの理由だ。

デービス博士: じゃあ、今日はこのぐらいで十分だろう。お時間をありがとう。デービス博士: 貴様は如何なる犠牲を払ってでも排除されなければならない。

SCP-4746: そうか、それじゃまた次回、博士。僕はいつでもここに居るよ。[笑い]

デービス博士: うむ。また次回。 [呟き] これで上手く行けばいいが…デービス博士: 私はSCP-4746関連プロトコルに違反し、それによって財団の期待を裏切った。

<記録終了>

結: インタビュー形式の情報にSCP-4746が及ぼす影響についてのデービス博士の仮説を検証するため、このログは一般職員にも公開されます。結: 上記の行動を考慮し、財団におけるデービス博士の雇用は打ち切られるべきである。それに続き、SCP-4746の指定はA███ R███████のみならず、ジョン・デービスも含むように更新されるべきである。

更新: これを読める者がいるか分からないが、とりあえず記す。異常性の完全な影響を受けることなく、インタビューログをデータベースエントリに忍び込ませることに成功した。予想が当たったようだ - この効果は完璧ではない。SCP-4746自身の発言には影響を及ぼせないらしい。願わくば、これが大半の財団職員を覚まさせる十分なヒントになるだろう。しかし今はこれ以上の事はできない、私は当分身を隠す必要がある。まさかこんな、えー、反応が返って来るとは予想だにしていなかった。 — デービス博士

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