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4/4764 LEVEL 4/4764
CLASSIFIED
配属サイト |
サイト管理官 |
研究責任者 |
担当機動部隊 |
暫定サイト-4764 |
ジミー・パーシー博士 |
N/A |
ニュー-7 (“下される鉄槌”) |
オブジェクト注記: このオブジェクトは以前はKeterに分類されていました。
特別収容プロトコル:
SCP-4764-1はサイト-4764の改造収容シェルター#17-3200に収容されます。1日1回、担当研究者が収容シェルターに入場し、SCP-4764-1のユニークキーを暗唱しなければいけません。
SCP-4764-1のユニークキーは、アメリカのポストパンクバンドである“ハヴ・ア・ナイス・ライフ”の楽曲、“Holy Fucking Shit: 40,000”の歌詞から成っています。SCP-4764に割り当てられた全ての研究者は、配属時にこの歌を暗記する必要があります。
SCP-4764-2は、現時点での確実な収容は不可能ですが、SCP-4764-1が収容されている限りは事実上の自己収容状態にあります。
廃止済特別収容プロトコル: 現時点ではSCP-4764の確実な収容は不可能です。しかしながら、その異常な影響は持続的な砲撃によって中断することができます。
機動部隊ニュー-7 (“下される鉄槌”)は、暫定サイト-4764に位置するSCP-4764への絶え間ない砲撃を維持する任務を課せられています。砲撃の割合が24時間あたりの直接命中数30発を下回ってはいけません。
如何なる状況でも、砲撃が1時間以上停止した後に再開できない場合、機動部隊オメガ-12 (“アキレウスの踵”)に、基本的な格闘技能と近接戦闘術を用いてSCP-4764と交戦する許可が下ります。
SCP-4764は主要な人口密集地に近接しているため、暫定サイト-4764を軍の弾薬試験場に偽装するカバーストーリーが流布されています。SCP-4764の収容違反が発生した場合、記憶処理薬の大規模使用が許可されています。
SCP-4764には異常性を無効化する何らかのキー/パスワードが存在することが判明しています。このキーは、2001年から2010年の間に、ポストパンク、ポストロック及び/またはダークウェーブのジャンルで発表された未知の楽曲です。問題のキーの特定及び配備は、全サイト局長執行委員会とO5評議会によって優先度“アルファ・プラス”と見做されています。
説明:
SCP-4764-1は、現在進行中かつ特定の時間枠内に固定されているイベントを囲む15.6 m3の領域の指定名称であり、イギリスのイプスウィッチ市近郊、ブラムフォード村のタイ・レーン道路沿いにある畑に位置します。現在は、SCP-4764を外部観察から隠蔽し、防音壁として機能させるための改造収容シェルター#17-3200が周囲に建設されています。
元々 “SLEDGE𐐒ACK”の名称で宣伝されていたこのイベントは、イギリスのAWCY?提携パンクバンド “ピープルズ・チョイス”が開催した38分間のコンサートであり、2018年6月6日からタイムループに陥っています。
研究者たちはタイムループ領域の境界を越えられませんが、外部からコンサート自体を観察、記録することは可能です。
SCP-4764イベントログ
バンドメンバー: ヨハン・“ジョジョ”・ストレイボルグ(ボーカル)、バーナード・“ビースト”・フェルスターン(ベースギター)、ジム・“ボーンズ”・ティルウッド(リズムギター)、アミー・“ゲット・ファックド”・キルクランド(ドラム)
序: タイムループの始点はコンサートの途中らしく、バンドが演奏していた曲の終了直後から始まる。
[記録開始]
[ボーカルがハイGの音を8秒間続けてから歌い終え、音楽が止まる。]
ストレイボルグ: ありがとうよ、底無しのクズのド畜生どもォ! 次の曲はクソッたれポリ公とそいつらの首輪を握ってるド腐れ保守党員どもに送るぜ。
[バンドはバラードを演奏し始めるが、287秒後、タイムループ境界の外側から投擲された瓶がストレイボルグのギターの側面に命中し、演奏が中断する。この際、ストレイボルグの手に切り傷が生じる。]
ストレイボルグ: おい、そこのボケナス! 何考えてやがった?
キルクランド: ぶっ殺すぞ、マヌケ! ワン! ツー! スリー!
[バンドは演奏を再開するが、拍子はかなり速くなっており、ストレイボルグは手の負傷にも拘らず演奏を継続する。127秒後、曲が終了する。]
ストレイボルグ: そろそろ頃合いだなァ! マジのお楽しみをおっ始める前にテメーらにケンカでも売っとくか! 俺たちゃピープルズ・チョイス! 後ろの可愛子ぶったクソアマがゲット・ファックド、ベースの髭モジャがビースト、ギターの見苦しい野郎がボーンズだ。俺かァ? 俺はジョジョ・マザーファッキン・ストレイボルグ様だァーッ!
[前曲のアップテンポ・リードに続いて、即座に次の歌が始まる。歌は396秒間続くが、ストレイボルグや他のバンドメンバーたちは、ステージ上に投擲される黄味がかった液体のプラスチックカップや、様々な瓶を避けながらの演奏を強いられている。歌の終了時、ストレイボルグとフェルスターンは着ていたシャツを引き裂き、キルクランドはステージ上に投げられた瓶を拾って中身を飲んだ後、ドラムの側面に叩き付けて割る。]
ストレイボルグ: 荒っぽくやろうじゃねぇか、クソども! テメーらマス掻き野郎どもがクソをぶん投げる勢いでかかってこねーのなら、俺は過去にぶっ飛んでテメーらのDNAの70%が俺の精液に変わるまでご先祖様を一人残らずファックしてやるからなァ!
[キルクランドが再び拍子を取り、それまでよりも更に大音量かつ高速演奏の歌が始まる。この演奏中にはより多くの瓶が投擲され、茶色がかった物質の塊が湿った音を立てながらステージやバンドメンバーにぶつかって飛散する。ある時点で巨大な茶色の塊がティルウッドの顔に横からぶつかり、彼は即座に目の前のステージに嘔吐する。411秒後、歌が終了する。]
ストレイボルグ: おう、そうとも、俺がさっきから喚いてんのはまさにこういう事だ! テメーらくっせぇションベン猿ども、ちょっとはマシな暴れ方ができたとでも思ってんのか? だったら次はこのクソを喰らえァ!
[次の歌が始まる。今回の演奏は音量160デシベル超から始まるため、厳重な防音保護具が必要である。歌の途中で、ストレイボルグはステージの端へ歩いていき、観客に向かって勢いよく嘔吐する。嘔吐物はタイムループ境界を通過して消失する。396秒後、歌は終了し、ストレイボルグは割れた瓶の首を拾い上げる。彼はステージから観客に向かって荒々しい身振り手振りをし始める。]
ストレイボルグ: さぁて、ようやっと時期が巡って来やがった! いよいよお待ちかねのド派手なショーの本番だァ! ビースト、ブチかませェ!
[ストレイボルグは瓶の破片で自らの胸を突き刺し、奇跡論的なシンボルを皮膚に彫り込み始める。フェルスターンはベースギターからは生じえないはずの一連の音を演奏し始め、黒い泡がキルクランドの正面のバスドラムからにじみ出し始める。.]
ストレイボルグ: テメーらがこの世のあらゆる下らねぇショーに止めを刺すショーを望むなら、俺がそいつをくれてやらァ。[データ削除済]に拍手しやがれ!
[泡がステージの中心で一塊になって凝固し始め、ストレイボルグは未知の言語で呪文を叫び始める。この時点で財団研究者の1人が“Holy Fucking Shit: 40,000”の歌詞を暗唱し、タイムループは消散する。]
[記録終了]
結: キーワードを暗唱すると、タイムループは完全に消散し、約23.3時間後に再開する。
このタイムループが発生した原因、キーワードの重要性、コンサートを効果的に終了させる手段についての調査が進行中です。
発見:
財団は、GoI-0267 (“Are We Cool Yet?”)に潜入している数名のエージェントが、差し迫ったヴェール破綻イベントを警告する報告書を個別に提出した時点で、このコンサートに固有の危険性を警戒し始めました。
コンサートは“世界終焉っちまうぐれーのチョー自然体険”(原文ママ)であり、過激派のパンクバンド “ピープルズ・チョイス”が出演するものとして宣伝されていました。バンドリーダーのヨハン・ストレイボルグは、多数の民間死傷者や資産被害をもたらした多種多様な行動によって、これ以前に世界オカルト連合から“脅威存在”に分類され、複数の粛清リストに名前を掲載されていました。
AWCY?潜入中の財団エージェントによると、ストレイボルグは過去数回、攻撃的な言動と無謀な作戦が原因で、AWCY?の指導者層から厳しく批判されていました。今回のコンサートの企画案そのものは、そこに関与する儀式の不安定な性質に鑑みて却下され、異常芸術家団体におけるストレイボルグのメンバーシップは剥奪されていました。
構成員の権利を失効したにも拘らず、ストレイボルグは臆面もなくコンサートの実行計画を提出し、儀式が制御不能になった場合の縮退対応策があると幾度も主張しました。
参考のため、“ピープルズ・チョイス”が提出した企画案の写しを以下に添付します。
タイトル: SLEDGE𐐒ACK
必要素材:
- ビール。バンド用。創造性の燃料になる。
- 普通のバンド用品。楽器は自前で持ってる。アンプとかそういうのだけよこせ。
- ステージ。何ならパレットでも構わねー。どーでもいいから俺たちがパンピーより高い場所に陣取れるようにしろ。
- もっと沢山のビール。観客用。クソ野郎どもを大暴れさせてやる。
- 後は知らねー。チラシみてーのがあればどちゃクソクールじゃねーかな。
- 畜生、もう必要なもんは全部そろってんだ。
要旨: こいつはきっとものスゲー騒ぎになるぜ! 俺たちの最高のヒット曲を演奏しまくってから〆にドカンと一発やらかす。そいつを儀式にして、観客どもから吸い上げた第六ナンチャラとかいうクソで他所の世界のバケモンを召喚する。ここん所では、俺の血とバンドメンバーのゲロを使って、観客の第六パワーに焦点を合わせてからマジありえねーぐらい振り向けてやる予定。分かってる分かってる、オメーらはどーせ何かセーフティネットがお望みだろーから、バックストップは用意した。ダチのジュールズをステージ裏で待たせておく。あいつ好みのションベン臭いアメ公バンドの曲になるだろーな。バカ丸出しの能無しみてーに俺に向かって歌詞を唱えりゃ、オメーらが欲しがってるクソまみれのセーフティネットになるって寸法だ。それで儀式はイチコロよ。
意図: 他所ではお目にかかれねーコンサート。俺たちがブチ込まれてからずっと我慢し続けてきたこのムショのえげつねー壁を吹っ飛ばす。世にも偉大な[データ削除済]様を召喚して、あのナヨナヨし腐った看守どもに何のためかってのを見せつけてやる。俺たちは余りにも長い間、たかが凡人如きに籠に入れられて、機械の足枷の下で浪費されて、過激な抑圧の鎖のせいで膝を突いて泣きながら生きてんだ。
[“ピープルズ・チョイス”バンドリーダー、ヨハン・ストレイボルグによる23ページの声明文は、簡潔さを考慮して割愛する。]
ストレイボルグの既知の仲間であるクラス3奇跡術師、ジュリオ・“ジュールズ”・ゴンザレスはコンサート会場で捕縛されました。儀式を止めようと試みたために、ゴンザレスの知的能力は著しく損なわれていました。コンサートをタイムループに閉じ込めたのは彼だと考えられています。
現地で行われたインタビューにおけるゴンザレスの返答は支離滅裂で、有用なデータはほとんど得られませんでしたが、財団の作戦スペシャリストは問題のイベントの基本的性質を類推できました。機動部隊オメガ-12 (“アキレウスの踵”)のブライアン・ストークワース少佐は、パフォーマンス自体に内在する危険性を理解し、武力攻撃によるコンサートの中断を試みました。
当初、これはSCP-4764-2実体の召喚儀式の妨害には成功したものの、ゴンザレスによって導入されたタイムループを破るには不十分でした。作戦司令部は、キーワードが試行錯誤によって突き止められるか、拘留されたゴンザレスが十分に回復して自力で逆転儀式を執行できるようになるまで、砲撃による収容プロトコルを確立することを決定しました。
ゴンザレスの捕縛時、以下の紙切れが彼のポケットから発見されました。これはコンサートが始まる前のある時点で、ストレイボルグによって書かれ、ゴンザレスに渡されたものだと思われます。
おい! とんでもねー見物になりそうじゃねーか?
オメーが選んだ例のナヨナヨした歌は、オメーがよく聴いてるアメ公のクソジャンルの別なバンドの歌と入れ替えた。
ヤベー事になる前にどの歌か見つけ出しとけよ、え?