SCP-4766
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アイテム番号: SCP-4766

アノマリークラス: Euclid-nuntii Euclid-exsequi

特別収容プロトコル: SCP-4766はサイト-90の大規模収容庫に収容されます。実験以外で職員がこの収容庫に入室してはならず、重要な文書をアノマリーから20m以内に持ち込んではいけません。SCP-4766は、レベル3/4766の許可が与えられない限り、またはオブジェクト自体が明白かつ差し迫った危険にない限り、部屋から移動させるべきではありません。収容違反のリスクのため、標準的な材料実験は無期限に延期されます。

SCP-4766が個人の息子であることおよび/または息子が中に入っていることを示唆する状況は、収容チームCT-4766Aに直ちに報告しなければなりません。

SCP-4766

SCP-4766

説明: SCP-4766は、象牙と未知の堅木で構成される装飾木箱です。大きさは約41cm×17cmで、未知の物質や物体が入っています — 傾けたり、軽く振ったりすると、内部で粘液が流動する音が振動音に伴って聞こえます。SCP-4766の外観は、実験で確認できる限り物理的にはありふれたものです。内部と内容物の性質は不明です。

SCP-4766は、自身を含む物体や実体の瞬時の短距離転送及び操作が可能です。主にこの機能を利用して、自身が開かれるのを防ぎ、損傷が発生するのを防いでいます。転移の範囲は不規則ですが、対象物の安全と閉鎖を確保するために必要な最短距離のようです。現在までに、SCP-4766が1回のインシデントで移動したことが観測された最長距離は1.4kmです。これはSCP財団サイト-19での敵対勢力の侵入によるものです — オブジェクトは、その後すぐにより極秘の場所に移送されました。

SCP-4766は放置されると特定人物に固執し、その所有物及び身の回りの品を改変して、その人物が「SCP-4766が息子であり、同時に息子が中に入っている」と信じるよう印象付けます。これには以下が含まれます。

  • SCP-4766の上および周辺における子供服やおもちゃの配置(必ず男児を対象としたタイプのもの)、ならびにこれらの物品の購入または盗難を裏付ける記録の偽造。
  • オブジェクトに対する親の愛着を明記するための個人文書の書き換えおよび偽造 — 日記、記録及び作業ログの変更はすべて観測されている。
  • 追加の子を入れるための様々な個人記録の改変。注目すべきことに、これらの変化は必ず、その人物自身が合法的にもしくは別の方法で改変をしていたことを示唆するように構成されている。
  • ベッド上またはベビーベッド内へのSCP-4766の配置。後者の場合、しばしばベッドの元の占有者を移動させる。

加えてSCP-4766は、対象の人物による「SCP-4766が息子であり、息子が中に入っている」という事実に反する意見の表明を妨げることができます。電話線の切断、文字の破損、停電、歯の損傷はすべて観測されていますが、疑問に思わないようにする十分な頻度と多様性はありません。少数のケースでは、SCP-4766は、影響を受けた人と連絡を取り合っている人々が繰り返し注意散漫になったり、気を取られたりするようにイベントを調整し、コミュニケーションを大幅に妨げます。

回収: SCP-4766は、1964年にイギリスのマッチ・ウェンロック町の教会のスタッフの異常な活動が報告された後、教会から回収されました。オブジェクトの活動は特異な自己隠蔽性により、当初は意識的または潜在意識的否定の追加要素を持つ親孝行災害として分類されました。1994年にQNTMタイプミーム解析エンジンの開発によって精神改変効果が無いことが示されるまで、そのように分類されたままでした。長期間の観測と実験の繰り返しによって結果が確認され、さらなる調査によってオブジェクトの真の特性が発見されました。

1994年以前にSCP-4766に曝露されたことにより記憶処理を施される、隔離される、またはリハビリが行われた生存職員は全員、金銭的補償とともに正式な謝罪を受けています。ミーム汚染の疑いで早期に終了されたDクラス職員は、死後に本国の市民権を回復しました。

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