記録・情報保安管理局(RAISA)より通達
現在、SCP-4777-JPの取り扱いについて多財団連盟との協議が行われています。本報告書の内容は最新のものではないことに注意してください。
— RAISA管理官、マリア・ジョーンズ
アイテム番号: SCP-4777-JP
オブジェクトクラス: Safe Tiamat1
SCP-4777-JP
特別収容プロトコル: SCP-4777-JPはサイト-8138の標準人型収容セルに収容します。セルにはX線検査装置が備え付けてあり、SCP-4777-JPの異常性の観測を行います。SCP-4777-JPの吐出物は同サイト内の保管庫に保管します。
説明: SCP-4777-JPは浅原望という名前の日本人男性です。SCP-4777-JPは1ヶ月に1度程度の頻度で、口から直径11mmの非異常な金属球2を1つ吐出します。金属球はSCP-4777-JPの口内で4秒程度かけて生成される様子が観察されています。
財団収容下では未確認ですが、通常のサイクルから逸脱した時期に金属球を吐出した例があります。SCP-4777-JPの証言と状況証拠から、SCP-4777-JPが何らかの体調不良に見舞われた際に起こるものと推定されています。
発見経緯: SCP-4777-JPはSNSサービスに投稿された動画がきっかけとなって発見されました。投稿者の特定と記憶処理は完了しており、動画についてはAI生成物であるとの情報操作を行った後に削除しました。SCP-4777-JPに関しては収容エージェント・山口によってテレビ番組の取材を偽装してインタビューが行われ、以下の記録が得られました。
インタビュー記録4777-JP-1
実施日: 2025/9/21
対象: 浅原氏(SCP-4777-JP)
インタビュアー: 収容エージェント・山口
[重要性が低い内容のため省略]
山口: そろそろ本題に入らせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
浅原氏: あ、はい、そうですよね、すみません。えーっと、最初からですよね。
山口: お願いします。
浅原氏: えー、3ヶ月くらい前なんですけど、家でテレビ見てたら、口の中に急に違和感が出てきたんですよ。何だと思います?
山口: 金属球ですよね。
浅原氏: あ…はい。プッて吐いたら、なんか玉だったんですよ。パチンコ玉みたいな玉。ビビりますよね?
山口: はい。
浅原氏: えー、本当にそう思ってます?まぁ自分も今思うと騒ぎすぎた気はしますけど…でも実際に体験してみないと分からないことってありますよね。ちょっと想像してみても、それってやっぱり模造品でしかないわけで。どう感じるかは自分しか分からないって。えっと、何でしたっけ。あのー、パエリアじゃなくて…
山口: クオリアですか。
浅原氏: そう!クオリア!凄いですね、頭いいですね。大学どこ行ってたんですか?
山口: 本題に戻っていただいてもよろしいでしょうか。
浅原氏: あ、はい、すみません。玉吐いた後ですよね。もうすげえビビって、俺死ぬんじゃないかって思ったんですよ。で慌てて病院に行ったんですけど、胃薬もらって終わりました。ま、そうですよね。パチンコ玉持って行って、これ口から出た!って言っても、イタズラかなんかだと思いますわな。ちゃんと診てくれたあのお医者さん、ちゃんとしてましたね。家に帰ったら落ち着いて、そんな感じのこと考えてました。
山口: なるほど。その後、9月までは病院に行かなかったのですか?
浅原氏: あ、はい、そうです。なんか…別の意味で怖くなっちゃったんですよね。
山口: どういうことですか?
浅原氏: 鉄の玉を吐くって…言ったら超能力ですよね。そういうのって、謎の研究所に捕まって人体実験されるとか、フィクションじゃ良く見るじゃないですか。
山口: そうですね。
浅原氏: 病院に行ってそういうのにバレたら怖いなって。でも超能力だし。なんかこう…何かに使えないかなと思ったんですけど、別に好きなタイミングで吐ける訳でもないので、1ヶ月は特に何もしてなかったです。
山口: 1ヶ月経って何かあったということですか?
浅原氏: そうなんです。また玉を吐きました。1個。あー、月1なんだなって、その時は思いましたね。まあ、ちょっと違いましたけど。
山口: どう違ったかお聞かせ願えますか?
浅原氏: あ、はい。2回目に吐いて、その2週後くらいですかね。ちょっと風邪ひいて寝込んでたんです。夏風邪でしょうか。拗らせて長引くってよく聞きますけど、サラッと治ってよかったです。あ、すみません、脱線しかけました。えー、その風邪ひいた時に、100個くらい一気に吐いたんですよ。ザラザラーっと口から。流石にやばいとは思ったんですけど、病院にも行きたくなかったし…あー…まぁ、そんな感じです。
山口: …そうですか。先程から公に知られたくないとおっしゃっていますが、何故今回のインタビューをお受けいただけたのですか?
浅原氏: えー、だってそりゃあ…有名にはなりたいじゃないですか。それはそれ、これはこれですよ。顔出しとかしなけりゃバレないですし。
山口: なるほど、ありがとうございます。もう1点質問があります。その100個吐かれた時の球は破棄されたのでしょうか。先ほど保有されている球をお渡しいただきましたが、数が合わないように思います。
浅原氏: えっ。
山口: どうされました?
浅原氏: あー…えーっと…オフレコでも良いですか?
山口: 構いませんよ。
[収容エージェント・山口がダミーの撮影機器をオフにする。]
浅原氏: ありがとうございます…やさしいですね山口さん。好きになっちゃいそう。
山口: そうですか。続けてください。
浅原氏: え!もっと好きになって良いってことですか?
山口: 続けていただきたいのは話の方です。
浅原氏: ですよね、すみません、調子乗りました。えー、その時吐いた玉ですよね。えー、まぁ、その…パチンコに使いました。あはは。いや、使おうとしたんですけどダメでして…パチンコ屋に持ってって、玉の数数える機械に入れたんですよ。100個全部。いけそうだったんですけど、エラー吐いて。店員さんが飛んできて、すげえキレられました…
山口: 賭博罪に相当する行為ですからね。
浅原氏: そう言われました。知られたら相当やばい事してるって。けど、めっちゃ謝ったら出禁で許してくれましたね。警察にも言わないって。
山口: 金属球はその店舗で回収されたのですか?
浅原氏: あ、はい、そうです。██████の████████████って店です。俺常連さんだったんですよ。
山口: 分かりました。
浅原氏: …あっ、店言っ…今の嘘ですからね?
山口: そうですか。その後の様子を教えてください。
浅原氏: …8月と9月の頭にまた1個吐いたって感じです。基本は月1で、体調悪くなるといっぱい吐くんだと思います。
山口: そのようですね。9/20のこともお話しいただけますか?
浅原氏: 分かりました。あの日は会社のあれで予防接種に行ってたんですよね。インフルの毎年打つやつ。打ってからまあちょっと…様子見しなきゃいけませんし?待合室でボーッとしてたんですよ。そしたらもう急に寒くなってきて。副反応ってやつですよね。体もガタガタ震えてきて、やばい受付の人に言わなきゃって思ったんですよ。そしたら、吐いてました。100個くらい。抑えようとしたんですけど、ポロポロと口から出ちゃって。受付の人、引いてましたね。大丈夫ですか?って言ってくれてましたけど。
山口: その様子が他の患者の方に動画に撮られていたということですね。
浅原氏: そう、そうなんですよ。それ詳しく聞きたかったんですけど、ツイッターに上げられてたんですよね。山口さんはそれを見て俺を知ったって。結構広まってる感じですか?
山口: そうですね。かなり拡散されていました。他の動画サイトにも転載されていたことが確認できています。
浅原氏: おー。いやー、もしかして、他にも取材とか来ちゃったりするんでしょうか。
山口: 残念ですが動画はAI生成物、要するに偽物だと認識されたようで、浅原さんの身元を調べようという動きは無さそうでした。
浅原氏: なんだ…あれ、でも、山口さんは本物だと思って俺の所に来たんですよね。
山口: そうですね。
浅原氏: 物好きですね。
山口: そうかもしれません。
浅原氏: そういえばなんですけど…
[重要性が低い内容のため省略]
約2週間後の2025/10/07から財団管轄下の医療施設にて観察を行ったところ、2025/10/11に金属球の吐出が確認されました。これによりSCP-4777-JPは証言内容と合致する異常性を有していると判断され、初期収容が行われました。以降、2025/11/09にも吐出が確認されたため、周期についても約1ヶ月でほぼ一定と判断されました。
補遺4777-JP.1: 2025/11/13、SCP-4777-JPの呼気から未詳のタンパク質が確認されました。構造解析と並行して多財団連盟3との共有を行ったところ、hEMVVに関する情報提供およびSCP-4777-JPの終了の勧告がなされました。
hEMVV4は近年いくつかの並行宇宙で確認されている、異常な感染症を引き起こすウイルスです。空気感染、飛沫感染、接触感染により拡散することが確認されており、R0値5は10程度と高い感染力を有しています。現在まで人間のみに感染が見られています。発生のメカニズムについては未解明であり、最初の感染者と推定される人物に明確な条件は確認されていません。各宇宙での症状やウイルスの構造にも差が見られないことから、宇宙間移動を行う異常性を有している可能性について議論が続けられています。
発症後の初期症状として、軽量の金属片の吐出が確認されています。発症から4〜5ヶ月程度で第2段階へと移行し、吐出する金属片、金属塊の量が指数関数的に増加し始めます。観測上の最大量は8000kg/min程度と推定されています。また、吐出量が増えるに伴い金属の原子量も増加していき、放射性金属を吐出するようになります。以上により感染者は多くの場合、吐出した際の裂傷等の外傷、窒息、被曝により死亡します。死亡後も金属の吐出は継続され、一定以上人体が損壊するまで停止が確認されていません。
hEMVVの潜伏期間は2ヶ月程度と推定されています。高い感染力を有していることと相まって、hEMVVは発生以降から爆発的に感染者数を増やしていきます。これまでhEMVVが発生した宇宙では、XK-クラス:世界終焉シナリオやNK-クラス:"グレイ・グー"世界終焉シナリオ6の発生が確認されています。
多財団連盟より提供された試作定性検査機を用いて検査を行ったところ、SCP-4777-JPがhEMVVに感染していることが確認されました。SCP-4777-JPの証言から、現時点で第2段階に移行する時期に近いと考えられています。これを受けてサイト-8138および医療施設の関連施設、国際交通機関に対して緊急ロックダウンが行われました。
hEMVVの感染モデルを用いた試算では、感染者の数は日本国内のみで最大で1000万人程度にのぼるとの結果が得られました。これはhEMVVの最終拡大防止ライン7を大きく上回っています。以上のことから日本国内でのhEMVVの収容は不可能である可能性が高いと判断され、感染状況が確認され次第、Thaumielクラスオブジェクトを用いた日本国の封印あるいは抹消が決定されました。上記措置によるヴェールの破綻は免れないため、SCP-4777-JPはTiamatに再分類されました。
正確な感染状況と日本国外へのhEMVVの流出を確認するため、SCP-4777-JPに対するインタビューが行われました。
インタビュー記録4777-JP-22
実施日: 2025/11/13
対象: 浅原氏(SCP-4777-JP)
インタビュアー: 田中担当心理士
注記: SCP-4777-JPに対する発言には虚偽の説明が含まれている点に留意してください。
[記録開始]
田中: 夜分遅くに申し訳ありません。浅原さん。
浅原氏: [欠伸] 別にいいですよ。ここに来る前はこのくらいの時間まで起きてたんで。でも、[欠伸] 前よりだいぶ眠いです。規則的な生活ってやつが身に付いてるのかも。というか、なんでガラス越し?
田中: 申請などを省いた結果、使用できる場所がここのみであったというだけで、深い理由は無いのでお気になさらず。
浅原氏: へー。よく分かりませんが分かりました。
田中: ご理解いただけたようで何よりです。さて、本題に入る前にですが、何かお飲み物はいかがですか?起きたばかりで、口の中が乾いていたりするのでは無いでしょうか。
浅原氏: あ、はい、そうですね。飲み物…なんでもいいんですか?
田中: はい。
浅原氏: え、じゃあコーラで。
田中: 分かりました。少々お待ちください。
浅原氏: まじか、水とお茶ばっかりだったのに。ここの病院食、美味いんですけどジャンキーさが足りないと思ってたんですよね。
[SCP-4777-JP側のテーブル上面の一部が開き、コーラが注がれたコップが提供される。コーラにはクラスB記憶補強薬が添加されている。]
浅原氏: え、ハイテク。すげぇ。
田中: お召し上がりください。
浅原氏: あ、どうもどうも。カンパーイ、なんつって。
[SCP-4777-JPがコーラを飲み干す。]
浅原氏: あー!うめぇー!染み渡るー! [噯気] あ、すみません。
田中: それでは、本題に入らせてもらいますね。
浅原氏: よろしくどうぞ。
田中: 端的に言いますと、6/20からの行動や、誰と会ったかをお教えいただいです。
浅原氏: えーもう半年も前じゃないですか。なんでそんな時のことを?
田中: 警察からの要請です。
浅原氏: えっ…もしかして俺逮捕されるんですか!?ゴト8したのバレました!?
田中: いいえ、目撃情報を集めるためのものです。
浅原氏: あ、良かった。
田中: こちらをご覧ください。
[田中担当心理士がSCP-4777-JPに架空の似顔絵を提示する。]
田中: 警察はこの人物を探しているようです。詳細は明かしてもらえませんでしたが、6/20ごろから、この人物によってテロの準備が行われていたようです。
浅原氏: え、やば。
田中: 目撃情報があったのは██付近、つまり浅原さんの住居の近くです。
浅原氏: まじっすか。こわっ。
田中: この人物を見かけたりしていないかを知りたいため、6/20以降の浅原さんの行動を教えていただきたいということです。
浅原氏: なるほど、とりあえず知り合いとかではないですね。…もしかしてなんですけど、何か知ってたら謝礼とか出るんでしょうか?
田中: 出ることでしょう。
浅原氏: うっし、頑張って思い出します。と言ってもなぁだいぶ前だし…6/20でしょ?流石に…あ…あれ?ちょっと待って、え?覚えてる、覚えてますすげえはっきり!朝は…食ってないや。あそこのパチ屋に行って角台でタコ負けして…あ、涙出てきた。
田中: 具体的な店名なども口に出していただけるとありがたいです。紙に書くなどでも良いです。
浅原氏: あ、はい。…思い返してみると、去年の11月くらいから全く当たってない気がする…一生分の運を使い果たしたんかってくらい…あ、すみません、話戻します。えーっと、最初からいきます。6/20…あ、そういえばこの日って、初めて玉吐いた日か。…ん?あれ?…あっ。
田中: どうされました?
浅原氏: えっ。いやちょっと思い出したことがあったんですけど、6/20とは関係ないんで…
田中: …関係なくとも良いので、お聞かせ願えますか?
浅原氏: えー、いやー…怒らないです?
田中: はい。
浅原氏: えっと…6月に初めて玉を吐いたって言いましたけど…すみません、1月にも吐いてました。
田中: …え?
浅原氏: いやその嘘付いてたってわけじゃなくて、思い返すとあれもそうだったなってなっただけで…
田中: 詳細を聞いても良いですか?
浅原氏: え、あ~…あれは…████のコンビニの…裏にある自販機です。そこでコーラを買ってたんですけど、口の中になんか違和感があって、虫かなんかだと思って吐いたんです。それが…うん、やっぱり玉でした。あん時は気づかなかったんですが、思い返してみると地面に転がってました。え、すげえ、めっちゃ鮮明に思い出せる。コーラ飲んでからすげえ冴えてるんですけど!?もしかして2つ目の超能力…?
田中: その後、球はどうなったか思い出せますか?
浅原氏: あ、はい。え〜…自販機の下に転がっていきましたね。そこからは流石に。
田中: …分かりました。ありがとうございます。少し席を離れさせていただきます。申し訳ありませんが、少々お待ちください。
浅原氏: なんですか、やっぱり怒られる感じですか。
田中: 違いますので安心してください。コーラのおかわりはいかがですか?
浅原氏: え、ください。
田中: 手配します。それでは、また後ほど。
浅原氏: あ、はい。
[SCP-4777-JP側のテーブル上面の一部が開き、コーラが注がれたコップが提供される。]
浅原氏: おっ。
[SCP-4777-JPがコーラを飲む。]
浅原氏: あ〜、うめぇ〜。[噯気]
[中断]
通信記録4777-JP-49
上記インタビューの直後、田中担当心理士と柿本サイト管理官の通信記録です。
田中: 管理官。
柿本: ああ、聞いていた。発言通りだとすれば…発症は10ヶ月前か。
田中: 第二段階の移行期間をとうに過ぎています。
柿本: 誤差範囲なのか、あるいは変異株か?なんにせよ、話が変わってくるかもしれんな。
田中: まずは事実確認ですね。
柿本: そうだな。私は最寄りのサイトに緊急で調査依頼を送る。田中は引き続きSCP-4777-JPから情報を引き出してくれ。2月以降にも吐いてるかもしれん。接触者の方も引き続き頼む。
田中: 分かりました。それでは。
[終了]
発言内容に従って現地調査を行ったところ、████████████の自動販売機の下から金属球が発見されました。DNA検査によりSCP-4777-JPの唾液が検出されたことから、SCP-4777-JPが吐出したものと断定されました。その後SCP-4777-JPから、2025年2月から5月までの間に金属球を吐出した旨の発言がなされました。いずれも吐出した際の紛失や誤飲により、SCP-4777-JPが自身の異常性に気付いていなかったものと思われます。また、基底宇宙にて増産した検査機による感染者の捜索が行われましたが、SCP-4777-JP以外には感染が確認されませんでした。捜索は引き続き進行していますが、統計的に他感染者は存在しない可能性が高いと判断されています。SCP-4777-JPの症状に関しても、収容以降で有意な変化は確認されていません。
2025/11/22に多財団連盟より提供された改良型検査機を用いて定量検査を行ったところ、SCP-4777-JPはhEMVVに対する抗体を常人の約160兆倍保有していることが確認されました。これによりSCP-4777-JPはhEMVVを体内で著しく弱毒化させ、症状と感染性を抑えているものと判断されました9。体調不良に見舞われることで金属球を多く吐出するという挙動についても、SCP-4777-JPの免疫力が低下することに起因していると考えられます。SCP-4777-JPが体調不良の際にhEMVVが他者に感染した可能性が懸念されましたが、追跡調査により感染者は確認されませんでした。また、SCP-4777-JPの呼気に含まれていたタンパク質についてはいずれもhEMVVの残骸であることが判明しており、感染性を示したサンプルは確認されていません。
SCP-4777-JPが上記の異常な抗体を有しているメカニズムについては未解明であるため、SCP-4777-JPの異常性の指定対象について見直しが行われています。
補遺4777-JP.2: 現在、SCP-4777-JPの抗体を解析することによる、hEMVVの治療薬およびワクチンの作成が計画されています。多財団連盟との協議の元、基底宇宙に専用サイトを建造する方針で進行中です。
担当心理士により、SCP-4777-JPが自身の状況を認識した場合、増長して計画に支障をきたす可能性があるとの報告がありました。そのため、hEMVVの詳細や、治療薬/ワクチン作成に関してはSCP-4777-JPに開示されていません。



