SCP-4855

評価: +25+x

アイテム番号: 4855
レベル2
収容クラス:
euclid
副次クラス:
none
撹乱クラス:
keneq
リスククラス:
warning


特別収容プロトコル: SCP-4855はサイト-17予備収容棟Cの改造人型収容室に収容されます。改造には防音設備とチャンバーを囲むファラデーケージが含まれていなければなりません。ダニング-クルーガーミーム抵抗性検査において90点を上回った財団職員のみがSCP-4855との交流を許可されます。
娯楽や他の情報資料に対するあらゆるSCP-4855の要求は、対象資料をミーム部門とサイトのAIC1の2つともが異常な情報による偶発的汚染を防ぐためにスクリーニングした後にのみ承認されます。そのような情報に意図せず曝露した際には、SCP-4855は即時クラスA記憶処理を施されます。
サイト-17管理官2の承認を得た場合にのみ実験は許可されます。致命的な効果を発揮している実体やアイテムとの実験は絶対に許可されません。実験完了後、SCP-4855はクラスA記憶処理を施されます。

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回収時のSCP-4855

説明: SCP-4855はノースダコタ州██████████在住の74歳のアフリカ系アメリカ人女性であり、本名はエドワイナ・ドレークです。情報的、精神的、ミーム的、そして反ミーム的アノマリーに対してSCP-4855は免疫があります。SCP-4855の脳神経構造解析では基本的な人間との明らかな構造的または機能的差異はなく、SCP-4855の異常な効果の原因となり得る内部または外部機構も発見されていません。SCP-4855は与えられたあらゆる異常な情報をあたかもその情報が非異常であるかのように保持できます。
この能力は効果的にSCP-4855を全ての既知の情報的または精神的アノマリーから守りますが、SCP-4855が意図してまたは意図せず前述のアノマリーを他者に拡散させてしまうことにもなります。このような理由により、検出不能な精神的アノマリーのキャリアの潜在的危険性によって現在の収容プロトコルが必要となります。直近のあらゆる異常情報の知識除去には標準化学的記憶処理薬への曝露で十分ですが、ミーム的記憶処理では不十分です。
SCP-4855の知力はその年齢の人の標準を上回りますが、例外的というわけではありません。年齢に比してより良い記憶力があり、またSCP-4855に大きな精神疾患はないと心理学的検査は示しています。人間との定期的かつ持続的な接触の長期間の欠如により、SCP-4855の精神状態と財団職員に協力する意欲が悪化し続けていると実証されています。従って、老人心理学とコンパニオンシップの訓練を受けた認可された職員の頻繁な訪問が許可されています。
収得: ノースダコタ州██████████町が自己拡散式クラスⅢ認識災害に曝露された後、SCP-4855は2019/██/██に財団の知る所となりました。最寄りのサイト-██への襲撃はSCP-████の複製の公衆への収容違反を齎し、財団の潜入員が事態3を収拾するために到着した時点で92名の死者を出していました。影響を受けた地域の中心部の近くの地元介護施設にてSCP-4855は無傷の状態で発見されました。認識災害の初期拡散の唯一の生存する目撃者であったため、SCP-4855は拘束され隔離されました。初期インタビューまでSCP-4855の異常な能力は明らかになりませんでした。


補遺-1: SCP-4855の収容成功に続いて、その異常性質の限界を定めるために実験が許可されました。以下はSCP-4855の実験記録からの特記すべき抜粋です。完全なリストを求めるならば現在のSCP-4855主任研究員に連絡してください。

実験13の後、サイト-17管理官から承認を得た場合にのみ実験は許可されます。
補遺-2: インシデント4855.01
2022/07/26、SCP-4855は重度心筋虚血4治療目的で冠動脈バイパス術を受けました。手術中、SCP-4855は心停止に陥り、担当職員により死亡宣告されました。死後2分後、サイト-17異常人型手術室にいた全職員が突然倒れました。2秒後にまだ動作中だった自動化外科器具がSCP-4855の心拍再開に成功しました。封じ込め要員が到着した時、外科助手職員がSCP-4855を成功裏に安定化させ手術を完遂させていました。反応しない全職員は封じ込め要員により死亡が確認されました。SCP-4855は脳に明らかなダメージを受けることなく手術から回復しました。
死亡した職員の神経スキャンは各対象の脳内で何十という矛盾する認識災害とその結果引き起こされた深刻な脳内出血の明白な証拠を示していました。SCP-4855に観察された情報災害は神経活動停止後も存続し、脳活動が停止するとすぐに近くの生きている宿主に異常に転送されるという仮説が立てられました。この影響の拡散速度と最大被害者数は未だ究明されていません。この影響はミーム部門職員により「スナップ・バック」認識災害シナリオと指定されています。
発生しうる「スナップ・バック」シナリオを防ぐ対抗手段は現在開発中です。機密指定寿命延長技術をSCP-4855に使用することが提案されていますが、記載時点では承認されていません。
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