SCP-4878
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SCP-4878の影響を受けたゴキブリ

アイテム番号: SCP-4878

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-4878でサイト-119で、ファラデーケージを備えたアイテムロッカーの中に保管されます。

説明: SCP-4878はゴキブリの行動に働きかける小さな(長さ35cm)卵型の金属製信号装置です。

SCP-4878は幾つかの重複する無線周波数を継続的に放射し、半径約700m以内にいるゴキブリに異常な影響を及ぼします。影響されたゴキブリは単一の大規模な群れを形成し、代謝率の向上、非ゴキブリへの敵意の増大、光を忌避する習性の著しい減退といった一時的な肉体的・社会的変化を被ります。

このゴキブリの群れは食物を探す単一の部隊として密着しながら移動し、群れを構成するゴキブリのうち少数はSCP-4878を群れの幾何学的中心部に留めながら運搬します。SCP-4878に影響されたゴキブリは進路上のほぼ全ての物体を食べようと試みます。咀嚼できない構造物に遭遇した群れはその集合的な質量を利用して構造物を破壊しようとします。

特筆すべき事に、自己防衛が必要とされる場合でも、SCP-4878は人間には危害を加えません。

SCP-4878を開けると、内部には無線送信器の電子制御器、小型化された放射性同位体熱発電機、受信機、透明なゲルが充填された容器(財団のそれに類似するロゴが刻印されている)の中に浮かぶ生きたヒト小脳があります。この制御器の除去とその後の実験により、ゴキブリを操作して大規模かつ組織化された集塊(SCP-4878-Aと指定)を形成させる幾つかの追加“設定”が発見されました。SCP-4878-Aの大きさは信号範囲内にいるゴキブリの数によっても異なりますが、長さ30mを超える場合があります。

SCP-4878-A状態において、影響されたゴキブリの体力と回復力は増大し、原始的な集合意識を示しているようです。設定を変更するとSCP-4878-Aの構成も変わりますが、その殆どは大振りのハサミ、破城槌、余分な翅、凝縮したゴキブリの砲弾を発射できる戦車砲塔などの様々な改造部位を有する単一の非常に巨大なゴキブリに似ています。

SCP-4878は瞬間的に空中に出現し、サイト-119から約2km離れた場所に墜落した後に回収されました。

補遺: 広範な努力に続いて、SCP-4878の内部コンピュータが解読されました。SCP-4878には、幾つかの惑星および衛星の詳細な地図と、様々な種のゴキブリの遺伝子改変と特殊化された繁殖について詳述する文書が含まれています。文書中に記載されているゴキブリは、放射線耐性の強化、唾液への腐食性酵素の付与、適応能力を持つ呼吸器系の付与、電波感受性の付与を目的として設計されています。全ての文書には2192年のタイムスタンプがあります。

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