SCP-50-AE-J
評価: +7+x

アイテム番号: SCP-50-AE-J

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-50-AE-Jはアメリカ国旗で包まれ南京錠のかかった鉄の箱に収容されなくてはなりません。SCP-50-AE-Jの入った箱に以下のものを近づけてはなりません。ロシア文学、ラジオ、ローマ法王、ロシア移民第一世代、ロナルド・レーガンの写真。[編集済み]が発生した場合、セキュリティスタッフは、涙を一滴こぼすまで鼻歌で星条旗よ永遠なれを歌い続けなくてはなりません。

説明: SCP-50-AE-Jは、グリップにアメリカ国旗が刻まれた、IMI社製自動拳銃デザートイーグル1です。SCP-50-AE-Jは、発射すると銃身から成体のハクトウワシ(SCP-50-AE-J-1と指定されます)が現れ、共産主義的信条、ロシアの先祖、非愛国的振る舞いを示した人物に対して攻撃を仕掛ける事実を除けば、特記すべき事柄はありません。SCP-50-AE-J-1は通常のハクトウワシの標本と異なり、社会政治学的信条を判別し、さらに話すことができます。通常、「アカになるくらいなら死んだほうがマシだ!」や「民主主義に妥協なし!」のようなスローガンを叫んでいます。SCP-50-AE-J-1に対するより詳細な調査は、SCP-50-AE-J-1が財団の科学者を「半アカ野郎(PINKO FUCKS)!2」と呼んで攻撃し続けるために妨害を受けました。

テストログ:SCP-50-AE-J
テスト #1: SCP-50-AE-JをDクラス被験者 D-1409に向かって発砲しました。SCP-50-AE-J-1が現れ、D-1409に叫びながら噛み付きました。その間、「お前のレーベンスラウムを取り上げユーバーメンシュがファックしてやる!(UP YOUR LEBENSRAUM YOU UBERMENSCH FUCK)3」と叫んでいました。後の調査でD-1409はドイツ人の先祖を持っていることが明らかになりました。しかし、彼は移民第二世代であり、完全なアメリカ市民権を持っています。

発見: SCP-50-AE-J-1は目標の遺伝的情報と人種的情報を識別できると思われます。また、SCP-50-AE-J-1はドイツ人に対する深い嫌悪を抱いていると思われます。D-1409は彼の睾丸がSCP-50-AE-J-1から取り戻されたあとで火葬されます。

テスト #2: SCP-50-AE-JをDクラス被験者D-6554に向かって発砲しました。SCP-50-AE-J-1が現れ、その通常の行動を示すと、D-6554の中身をえぐり出すと同時に「良いアカは俺の血が滴る爪にはらわたを握られているアカだけだ!」と金切り声を上げました。D-6554の死はアレルギー反応によるアナフィラキシーショックで早められていたことが後に判明しました。彼の肺から発見された粒子は[編集済み]から得られる物質で出来ていました。D-1409の追加調査によると、D-1409はSCP-50-AE-Jによるテストが始まる直前に[編集済み]に関係したことが明らかになりました。

発見:SCP-50-AE-J-1は一貫した実体であり、召喚されるというよりはSCP-50-AE-Jが発砲された時に生成されるように思われます。SCP-50-AE-Jが収容されている最中に及ぼすことができた影響については現在研究中です。4

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