
SCP-505-KO
アイテム番号: SCP-505-KO
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-505-KOに対する特別な収容手順は必要とされません。現在オブジェクトは第█基地のDクラス職員用食品調理室で使用されています。
説明: SCP-505-KOはその構造に特筆すべき点のない一般的なランドセルです。鞄の底部には大量の血液が付着しています。ランドセルの蓋を閉じて逆さにすると、蓋が自然に開き内部から切断された人体が降り注ぎます。DNA鑑定の結果は、それぞれの人体の持ち主が異なっていることを示しています。出現する人体の内容は頭部、四肢、生殖器、内臓など多岐にわたり、最近の実験では7度に分けてほぼ完全な人間1名分のパーツが出現しました。オブジェクト内部から出現する人体はほとんど腐敗が進行しておらず、また性別は男女共に存在し、テロメア分析による推定年齢はすべて20歳以下となっています。
SCP-505-KOは20██年に日本国内で発生した児童誘拐殺人事件の現場で発見・回収されました。
補遺: SCP-505-KOに関する提案
SCP-505-KOを財団業務に役立てる素晴らしい手段を考案したため、この文書を作成している次第です。オブジェクトを回転装置に吊るして回し続けることで、無限の動物性タンパク質供給を受けることができるのではないでしょうか?これを用いれば、Dクラス職員を維持するためのコストを大幅に削減できるはずです。 ~ 収容エンジニア█████████
提案を承認する。なお、█████████は精神鑑定の後、結果に応じてA~Cランク記憶処理、又は終了terminateするものとする。 ~ サイト-█理事官