SCP-515-ARC
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SCP-515 フラッシュは試験のために取り外し済み

アイテム番号: SCP-515-ARC

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-515は現在調査及び研究中であり、使用申請にはレベル4以上のセキュリティクリアランスが必要です。非使用時のSCP-515はコンドラキ博士が所持または同博士の私物とともに保管してあります。

説明: SCP-515は高度なカスタマイズを施したニコンD3に見える、SCP-143で外装を換装及び改造したカメラです。大型の外付けフラッシュが本体上部に取り付けられており、これはSCP-295-1入り透明ガラス容器に接続した発光・発熱システムを利用しています。本体に”Obraz xIII”のラベルが貼られています。

イメージセンサはSCP-408から採取した細胞からなる格子に取り替えられており、これは408の集団の近くにありさえすれば集合意識能力を発揮します。これにより、音声をキーとした写真撮影と、解像度がほぼ無限大の画像記録を得ることが可能になっています。また、シャッター及びセンサはSCP-698の解析結果をもとに開発されています。SCP-698の機能を反転させて用いることで、光線の状態に左右されることなく、対象の[データ削除済]に焦点を合わせた画像を記録することが可能です。これにより、以前は写真に収めることが不可能であると考えられていた対象物の撮影が可能になりました。SCP-515のフラッシュ機能は、至近距離で使用すれば二度から三度の火傷および一時的な失明を引き起こすことが可能です。また光量を落として持続的に使用することも可能で、高出力の照明として利用できます。フラッシュを他の撮影器具に対して用いることで、センサへの過負荷によって永続的な損傷を与えることも可能です。

SCP-515は、█████・コンドラキ博士が自由時間を使ってサイト17にて開発しました。彼はSCPに関する仕事を補助するために撮影技術の向上を試みる中で、SCPの技術を彼のカメラに用いるという考えに行き着きました。その結果、人類史上最強のカメラが誕生しました。O5-█は新たな混合SCPの開発であるという点について難色を示しましたが、財団の利益のために行われたのだということも認めました。いくつかの不可視または視認不可能なSCPの撮影実験については承認が保留されています。

補遺515-A: SCP-239の関与した事件239-B クレフ-コンドラキ以降、SCP-515は追って通知があるまでOS-█の管理下に置かれます。この措置は、SCP-515のサイト17の監視システムを無効化及びコントロールする能力が監視記録から明らかになったため承認されました。

補遺515-B: コンドラキ博士にSCP-515の能力を実証するよう要請したところ、彼はサイト17全体の防犯カメラの映像を改変および変更することが可能であることを示しました。さらに、コダックの使い捨てカメラやSCP-105の能力下にあるポラロイドを含む、他のいくつかのカメラをも操作が可能でした。カメラ型SCPに対する本アイテムの使用については検討中です。

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