SCP-5164

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新たに生成されたSCP-5164-A実体

特別収容プロトコル: SCP-5164-A実体を修復不能な損傷を与えずに移動させることが出来ないため、SCP-5164-A実体が破壊されたり損傷を受けたりしないよう複数の駐屯任務部隊(現在はカッパ-32、ミュー-11、ファイ-09、シグマ-18、ガンマ-16)がウェーク島全体に配備されています。

説明: SCP-5164は現在ウェーク島で発生している異常現象で、島全体に異常水晶(以下、"SCP-5164-A")を生成します。周辺地域はSCP-5164の影響を受けていないため、この現象はウェーク島のみに影響を与えているものと思われます。

SCP-5164-Aは形状や色が異なる個体の小型の水晶の不確定数(約38億6500万個と推定される)の総称です。これら全ての実体は時間の経過と共に減少するランダムと思われる色の変化を示し、新たに生成された時は常に透明です。

SCP-5164-A実体は下記の実験記録に示されているように、物理的に変更された場合個々の人間関係1に直接的な影響を与えます。



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以下は、SCP-5164-A実体の大規模な破壊を引き起こした重大なインシデントの記録です。

事件: 未登録のアノマリー2によって誘発された無名の台風がウェーク島付近を通過した。

日付: 1940年10月19日

損傷したSCP-5164-A実体: 全実体の約20%(7億7290万個)

追加情報: 島に駐屯していた殆どの財団職員は、このような気象に耐えられるよう配備された避難所の不足のため死亡した。台風の通過による集団ヒステリーの影響で損なわれた米国、メキシコ、カナダとの関係を修復するため偽情報活動が行われた。他地域からの幾つかの問題の統計は、このインシデントを隠蔽するため財団によって改変された。これらの活動の費用は70242500米ドルと見積もられた。
このインシデント後財団はウェーク島の、サイト-19の管轄下で活動するためのサイトの建設に着手した。新サイトは台風や温帯性低気圧に耐えられるように建設され、島に駐屯している駐屯任務部隊の避難所としても機能した。サイトは"サイト-27"に指定され、表向きはこの地域の軍事基地として働いた。

事件: 36機の日本の爆撃機がウェーク島の上空を飛行し、空襲してサイト-27の大部分を破壊した。後に、この攻撃に関与した多くの団員がIJAMEAの協力を得て開発された異常技術を使用していたことが確認された。

日付: 1941年12月08日

損傷したSCP-5164-A実体: 全実体の約16%(61840万個)

追加情報: サイト-19は攻撃について知らされ、サイト-27の職員を支援するため複数の機動、航空、海軍部隊が配備された。紛争は15日後の12月23日に終結し、サイト-27の損害額は3億2760万米ドルと見積もられた。影響を受けたものの殆どは第二次世界大戦による社会的緊張に起因するものや、戦死した個人のものであったため偽情報活動を行う必要は無かった。
責任は日本政府とIJAMEAにあると指摘された。何度も検討を重ねた結果、O5評議会はIJAMEAを不安定化させるため複数の取り組みを行うことを決定し、4年の歳月をかけて日本評議会を設立することに成功した。

事件: カテゴリー4の台風「オリーブ」がウェーク島を直撃して、サイト-27を始めとする殆どの建造物に甚大な被害を齎し、島内を浸水させた。

日付: 1952年09月16日

損傷したSCP-5164-A実体: 全実体の約32%(123680万個)

追加情報: SCP-5164-A実体を格納していた収容室は「オリーブ」の初撃に耐え、台風がウェーク島から離れて移動し始める約2時間前まで甚大な損傷を受けることは無く、その瞬間に室内の天井が罅割れて最終的に崩壊した。破片の大部分は「オリーブ」によって回避されたが、その一部はかなりの数のSCP-5164-A実体を損傷させた。
財団は多くの国で複数回偽情報活動を行い、複数の問題に関する統計を変更した。しかし、それらの活動は1940年に実施されたものほど成功しなかった。O5評議会は、記録媒体に配備された僅かで行動実験的なミームエージェントの使用と育成を承認した。サイト-27の修復費用とヴェールを維持するために必要な費用は1億6000万米ドルと見積もられ、その予算を負担するためいくつかのプロジェクトの予算が削減されたり逸脱したりした。

事件: カテゴリー5のハリケーン・イオケがウェーク島を直撃した。

日付: 2006年08月28日

損傷したSCP-5164-A実体: 全実体の約8%(3億900万個)

追加情報: サイト-27の職員は、ハリケーンが島を直撃する前にH-RF3を作動させることが出来た。しかし、イオケが島から離れていく途中、台風の強さや活性化時間の影響でH-RFは若干の不具合を示し始めた。この時、H-RFの不具合は些細な問題として見過ごされ、深刻な不具合が見られるようになるまで、更に1時間程活性化していた。追加のH-RFユニットの非常時使用が許可され、直ぐに現地に搬送されて2機のH-RFユニットが故障した1機の代わりに稼働された。ユニット交代時に瓦礫が収容エリアに侵入し、中程度の数のSCP-5164-A実体が損傷した。サイト-27の大部分はハリケーンの影響を受けていなかったが、SCP-5164-A実体の収容エリアはイオケの残余物である高潮の影響を受け、ほぼ完全に破壊された。
サイト-27の修復費用とヴェールを維持するために必要な費用は88000000000米ドルと見積もられた。

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ハリケーン・イオケによって引き起こされた事件後、サイト-27の職員は破壊されたSCP-5164-A実体が未だ色と僅かな光を示していることを報告しました。複数の調査の結果、この水晶は米国アラスカ在住の民間人であるアン・デ・ラ・レヴとジェイク・スティーヴンソンのものであることが判明しました。後に両個人は彼らのSCP-5164-A実体が粉砕されたにも関わらず、未だ交際中であることが確認されました。
その理由については、幾つかの調査が行われました; しかし、決定的な結果は得られなかったため、この点については以下のような複数の仮説が立てられています:

  • どちらか一方または両方の個人が関与した未知の事件による異常影響
  • 対象の片方または両方に存在するが、まだ確認されていない異常性
  • 片方または両方の個人のヒューム値の変化
  • 関係の'強さ'
  • 彼らは1957年に交際を始めたので、SCP-5164-A実体の老朽化
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