SCP-5254
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アイテム番号: SCP-5254

オブジェクトクラス: Keter

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変身プロセス中のSCP-5254実体(左、カメラを直視している個体)。

特別収容プロトコル: 財団エージェントは現地当局と協働して、株式会社ポケモンが所管する架空のキャラクターが登場するイベントにおける土産物・コスチューム・ノベルティグッズの物販に制限を設けなければなりません。フェイスマスク・帽子・フェイスペインティング・着ぐるみを含む(ものの、これらに限らず)ポケモン関連アクセサリーの着用禁止令が種々の催物や集会に課されます。

今後SCP-5254実体群が公共の場に出現した場合は、機動部隊イプシロン-11(”九尾狐”)の特殊部隊が急派され、これを無力化します。

ソーシャルメディア・ゲーム情報サイト・宗教コミュニティにおいて関連商品の評判を失墜させるための工作員の派遣により、株式会社ポケモンのグローバル・マーケティング及び販促基盤を中断・破壊するための努力が今後さらに行われます。

説明: SCP-5254は人間あるいは物体が株式会社ポケモンによりデザインされた980種の架空のキャラクターの内1体に変身する異常現象です。当該変身イベントは、キャラクターの解剖学的特徴を具体的に模したアクセサリーないしその他の衣料品の着用部分から侵食する形で、長い時間をかけて発生します。

SCP-5254実体の検死解剖によると、人工的な合成素材(綿とプラスチックの混合材料等)が、装着者本来の遺伝子構造の原型を留めないレベルにまで、外来DNAから成る筋肉組織や体液へと物理的に変質するために、変身イベントは殆どの有機生命体にとって致死的であると判明しました。

SCP-5254の変身イベントの原因は現在不明です。変身発生率は、対象となる人間と原キャラクターデザインとの類似性の程度、ならびに周囲のポケモン関連の服装を着用している人物の数やその距離と相関関係にあるようです。

発見: 2019年、日本国横浜市で毎年開催されるイベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」の最中、街頭パレード区画にて1体の着ぐるみピカチュウが奇妙な振る舞いを見せたとの目撃証言がありました。

ソーシャルメディアにアップロードされた動画によれば、道の両側には多数の群衆がピカチュウを模した帽子や黄色のフェイスマスクを着用し、雷型の尾のアクセサリーを腰に留めていた模様です。

着ぐるみピカチュウの行列が音楽のリズムに乗って踊りながら道を進む様子が鑑賞されていた最中、1体の着ぐるみが列を脱して観衆の中へと闇雲に衝突しました。少なくとも15件の変身イベントがその直後相次いで発生し、結果としてみなとみらい地区からの退避と封鎖が行われるとともに、逃走中のSCP-5254実体群の拿捕及び無力化の要請が財団になされました。

打撲や重度の電気熱傷といった複数名のけが人が市役所により報告されました。

簡略的な実験記録

序文: 横浜市でのインシデント後、管理環境下において複数名のDクラス職員にポケモンを模した記念品が支給されました。

実験番号 可変項目 効果
1 ピカチュウ顔プリント耳付き帽 目立った効果なし。
2 名探偵ピカチュウコスプレ用ラテックスマスク 目立った効果なし。Dクラスは「アホらし」と発言したと報告され、叱責された。
9 D’BOON社製大人用ピカチュウ着ぐるみパジャマ 研究員達はDクラスに繰り返し体調について尋ねたものの、Dクラスは攻撃的になった。結果は不十分。
17 ピカチュウ着ぐるみを着て4メートルの距離をおいた2名のDクラス。 痺れにも似た手足がヒリヒリと痛む感覚。
19 ピカチュウ着ぐるみを着て手を繋ぎ合った4名のDクラス。 激しい偏頭痛や頭蓋骨内及び下顎の規則的な痛み。尾骶骨付近の腰背部に鈍痛。肌の各部が僅かに浅黄色に変色。
45 以前の全実験における全ての項目。Dクラス職員はポケモン関連コンテンツへの熱中度で選抜された。12歳の時に「ポケットモンスターピカチュウ」を購入した者や、人気アプリゲーム「ポケモンGO」においてレベル40に達したアカウントを持つ者が参加。 脊柱の伸長を伴う筋痙攣。あるDクラスは胸の圧迫感を訴えて黄色い毛玉を吐き出した。身体的接触に反応して高レベルの静電気を発生させた者もいた。
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実験番号125: ピカチュウ着ぐるみに入って金髪のウィッグとトールのハンマーのレプリカを身に着けたDクラス。効果なし。

後記: 記念品または装飾具を取り外してもSCP-5254の効果が逆行する事はないようです。当サイトのセキュリティならびに電力系統への損害の可能性を理由に実験が凍結されるまでの間、計56名のDクラス職員が種々の段階の変身イベントにより損失しました。

ポケモンブランドに対する愛着の深さはSCP-5254の効果を増幅させるようです。


入手された通信記録

序文: 以下の筆記録は横浜市でのインシデント後に株式会社ポケモンのウェブサーバーから取得されたものであり、ポケモンの独占販売権を有する様々な利害関係者同士による情報交換が詳細に記録されています(注: Eメールの大部分は日本語から翻訳済みです)。

差出人: 君島達己、任天堂代表取締役社長
宛先: 石原恒和さん、株式会社ポケモン代表取締役社長
日付: 2017年4月13日

何も訊かずに。この「Ser Viper」氏が人手を欲した時は、差し上げてください。本邦ではこういった部落民1を惜しんだりはしないでしょうから。

彼(ないしその代理人の誰か)は我が社に莫大なカネを請求してきているやもしれませんが、少なくとも彼本人は我が社のキャラクター達に命が吹きこまれる事に純粋な興味がおありの様子です。

差出人: 石原恒和、株式会社ポケモン代表取締役社長
宛先: 君島達己さん、任天堂代表取締役社長
日付: 2017年10月23日

火曜日は福島の被災した子ども達を招いての5回目の本社訪問です。これはポケモンの素晴らしさを世界中に広めるための世界的なアウトリーチプログラムの一環であるとマスコミに伝えました。

上半期の結果は上々です。次に東京でお会いする時、記念品をお持ちしましょう。お嬢さんは確か、イーブイがお好きでしたよね?

差出人: 石原恒和、株式会社ポケモン代表取締役社長
宛先: 君島達己さん、任天堂代表取締役社長
日付: 2017年12月15日

いつでも、どこでも、誰とでも」。いやはや、Switchのスローガンは我々の成し遂げようとするところを実によく表していますね。

マーケティングチームの方々は出世されることでしょうね。

差出人: ジョン・ハンケ、Niantic最高経営責任者
宛先: 石原恒和さん、株式会社ポケモン代表取締役社長
日付: 2018年3月12日

ポケモンGO2がこの7月にユニークダウンロード数7億5000万回を突破、先週だけでも1日平均500万人のユーザーを獲得したことをお知らせします。配信地域での人気は高まる一方です。

拡張現実(AR)テクノロジーをひとたびこのプロジェクトに融合させてしまえば…可能性に思いを馳せてみてください。快適で手際の良い空の旅をお供してくれるチルタリス、自衛隊で働くリザードン、それにそうだ、ピカチュウは原子力頼りの時代を過去のものにしてくれそうですね。

間もなく、ポケモンは私たちの目の前で命そのものとなるでしょう。

差出人: 君島達己、任天堂代表取締役社長
宛先: 石原恒和さん、株式会社ポケモン代表取締役社長; ジョン・ハンケさん、Niantic最高経営責任者
日付: 2018年6月3日

事故が日に日に多発中。「Ser Viper」は本当に全てを制御できているのか?こんな不祥事を一般の目から隠し続けるのは無理です。MFS3はもう脱走したヤツを捕まえるので手一杯です。

速やかに行動を起こさなければ、多くの人が傷付くことになる。さらに言えば、ポケモンブランドに消えない汚点が残るでしょう。

差出人: 石原恒和、株式会社ポケモン代表取締役社長
宛先: SerViper1995
日付: 2018年12月13日

貴方が私どもに約束してくださったのはペットや家族としてのポケモンでした。こんな変異の話はなかったはずですが!千単位の不良品の回収を余儀なくされ、今も万単位の欠陥品が市場に出回っています。一体我々の手にどんな魔術をかけたというのです?

政府は我々に常に目を光らせ、達己さんが辞任する羽目になりました。「財団」なる者らが嗅ぎまわっているとも耳にし始めています。本当のことを教えてください。効果を元に戻す方法はあるのですか?それとも貴方は我々を壊滅させるおつもりで?

差出人: SerViper1995
宛先: 石原恒和さん、株式会社ポケモン代表取締役社長; 君島達己さん、任天堂前代表取締役社長
日付: 2019年1月5日

貴職の仰る意味が理解致しかねます。当方は人々が欲する物をご提供差し上げたまでです。真のファンだけが手に入れられるマイポケモンをね。

御社はブランドの向上にこの上なく成功なさった。誠におめでとう御座います。今日では、ポケモンは私達の心をすっかり掴んでいます。きっといつの日か、世界をもその手に掴み取る事でしょう。

差出人: 真希 様、小学4年生
宛先: oc.pj.odnetnin|troppus#oc.pj.odnetnin|troppus
日付: 2015年12月23日

ポケモンをくれませんか?私はピカチュウが大すきです。

差出人: 森 様、サラリーマン
宛先: oc.pj.odnetnin|troppus#oc.pj.odnetnin|troppus
日付: 2015年12月28日

ケーシィになれたらどんなにいいだろう。お願いします。カミさんが何を考えているのか知りたいんですよね。それか、カミさんが怒ったときにテレポートでトンズラだってできるでしょうしねwww


ポケモン本社への立入調査

序文: 横浜市でのイベントから3か月後、2019年6月16日にO5評議会は株式会社ポケモン社(東京都港区)への立入調査を承認しました。一般市民が不意に巻き込まれる可能性の高さ、及びSCP-5254イベントを速やかに無力化できなかった場合に起こり得るKクラスシナリオの潜在性が主な理由です。

立ち入りに先立ち、日本政府にはその旨通知がなされました。大衆に対する大規模記憶処理を避けるため、財団機動部隊エージェントらには警視庁特殊部隊服が支給されました。

以下の映像は機動部隊イプシロン-11チームリーダー(”フォックス-1”)のボディカメラにより撮影されたものです。

[カメラは東京都心に位置する、一般的なガラス張りのビルを見下ろす。フォックス-1はヘリ内部の隊員達に向かって指を3本立てて見せ、隊員達は間もなくビルの屋上に着地する。複数分隊が降下し、周囲を速やかに包囲する。]

フォックス-1: 状況報告を。

フォックス-3: (無線で)市民の下階への避難は進行中です。1階には広いポケモンセンターがありますが、まだ一般客で溢れかえっています。

フォックス-1: 感染防止のため隔離検疫。その後、座標にて落ち合う。

フォックス-3: (無線で)了解。(遠くへ向かって、日本語で)よっしゃ、聞いた通りだ皆。ポケ廃達を追っ払うぞ!

[機動部隊が屋上の非常口に殺到すると、ドアは容易にこじ開けられる。隊長達が先導して吹き抜けを降り、階下の鉄製二枚扉の前に到達する。フォックス-1が突入の合図を出す。]

[発煙筒が投げ入れられ、スタングレネードも次いで投入される。機動部隊員らが突入しようとした瞬間、ガチャンという金属音が廊下の奥から響き、ズシズシという重い足音が続く。]

[少なくとも全長2メートルはあろう生物が煙の中から出現したため、機動部隊は硬直する。実体はオレンジ色の体色・突き出た鼻・後背部に1対の大きな翼を有する。当該生物はカメラを直視して咆哮する。]

フォックス-2: 何だありゃあ!?

フォックス-1: 会敵、会敵。

[前方の機動部隊分隊員らは当該生物の口から発された可燃性の液体により火を付けられたため呻き声をあげる。他の機動部隊員らが発砲し、最終的に当該実体を倒す。煙が晴れ、倒された竜型実体の死体が多数の弾痕から血を流しながら廊下の中央に崩れ落ちる。]

フォックス-2: クリア。

フォックス-1: 下へ進もう。

[機動部隊は続々と廊下を進む。ポケモンのポスターが壁に並んでおり、「なんだかんだと聞かれたら」、「答えてあげるが世の情け」、「To catch them is my real test…」、「To train them is my cause!」といったスローガンが書かれている。偶然鉢合わせたであろう白衣を着た人物が出入り口から出てきたため、拘留される。]

フォックス-2: この下にどんなブツが隠されてるんだか。

フォックス-1: 静かに。前を見ろ。

[機動部隊は再び鉄製二枚扉に立ち塞がれる。今度はフォックス-1がジェスチャーで爆薬を指示し、隊は回廊の曲がり角に身を隠す。]

フォックス-1: 兵装使用自由。妙な動きをするものは構わず撃て。

[バタンと大きくドアを開け放つ音。機動部隊が煙の奥のターゲットをスキャンで補足する間、室内に咆哮が轟く。ところが、煙が晴れると、部屋の内装はまばゆく煌めいており、色鮮やかな絵に埋め尽くされ、床には玩具が散乱し、壁に面して鉄檻が建ち並んでいるのが見て取れる。]

[フォックス-1は自身の分隊にジェスチャーで偵察を命じ、後に続く。機動部隊は当該エリアを制圧し、フォックス-1はフォックス-2に続いて部屋の最奥へ進む。]

フォックス-2: 何だと?

[檻の中の生物群は様々な段階のSCP-5254変身現象を被った者たちであり、最も進行した者はロコンに変身する途中で眼窩が充血し、睫毛を急速に光らせながら頬に血を滴らせている。他の檻には、頬骨が高く幅広に突出しているために顔の皮膚が張りつめている男児が収容されている。]

[フォックス-1が奥の檻の方へと歩くと、大型のクマ型生物が檻に体当たりをしている。皮膚が剝離し、様々な程度に腐敗した指が残った鋸歯状の1対の爪で鉄棒を掴んでいる。]

[突き当たりの檻には、1人の少女が倒れ伏して泣いている。彼女の舌は平らに肥大化し充血しており、足元の床に垂れ広がっている。その隣には細長いヘビの体があり、前後にもがき動いている。より近くで観察すると、泣き叫ぶ幼児の頭が付いている。]

フォックス-1: フォックス-デンへ。子供達を発見したと思う。医療班を送って貰いたい。

フォックス-デン: (無線で)了解。PoI-5254の手がかりは?

フォックス-1: いや。奴の作品しかここには。証拠品として電子サーバーを押収しているところだ。

[フォックス-2が部屋の隅で嘔吐する。]

フォックス-2: (唾を吐く音) ド畜生が。

[フォックス-1は彼を叱責する事なく、僅かに頷き、残りの人員に檻を開放するようジェスチャーで指示する。]

後記: 株式会社ポケモンの石原社長は屋上のヘリ発着場に続く経路上で拘留されました。彼はビル内で発見された「実験」については何も知らないと主張しています。


石原氏とのインタビュー


序文: サイト81-Jのエージェント・葉加瀬により行われたインタビュー。会話の筆記録は日本語から翻訳済み。

石原氏: どういうつもりでこんな所に閉じ込めているのです?私を誰だと思っているんだ?

エージェント・葉加瀬: 貴方の事はよく存じ上げております、石原さん。貴方と、ジョン・ハンケ氏、それから君島社長がここ数年間取り組んでおられた事もね。

石原氏: なら私を会社に帰す事がどれ程重要かも分かるでしょう。ぐずぐずしていられないんだ!

エージェント・葉加瀬: この事態は「Ser Viper」が引き起こしたと、そう仰りたいのですね?彼について何か話せますか?

石原氏: 何も。あの男は自分のラボからリモートでやりとりしていたもので。業界の伝手から強く薦められた男が彼だったのです。我々の問題の助けになるだろうと。

エージェント・葉加瀬: その問題とはどういったものでしょうか?

[石原氏が口ごもる。]

石原氏: 是非にご理解いただきたい。我が社が抱く純粋な考えを。我々は人々に現実世界でポケモンとの付き合いを楽しんでいただきたかったのです。

エージェント・葉加瀬: その過程で莫大な利益を得る事も、ですよね。あのビルの中で我々にリザードンを解き放ったのもそれが理由ですか?

石原氏: 攻撃を受けたと思ったからですよ。「Ser Viper」の話では、奴は過去にスクウェア・エニックスやバンダイといった競合先とも働いた事があるらしく4、我々も支援の一つとして自動防衛システムを奴から供与されたのです。

エージェント・葉加瀬: 件の「SerViper1995」なる者は貴社に様々な援助を提供したそうですね。どんな手を使ったのでしょう、石原さん。彼はどのようにしてポケモンに命を吹き込んだのですか?

石原氏: (首を振る)あまり多くは尋ねられませんでして。奴が子ども達に何をしたのか分かった時、我が社はすぐさま奴との契約を破棄しましたので。しかしすでに後の祭りでした。後日、奴に我々の生産ラインや流通基盤が細工されてしまっていた事が判明しました。現時点では、市場に出回った商品の中のどれが影響を受けたものなのか、お答えすることは不可能です。

エージェント・葉加瀬: となると、「Ser Viper」は今どこに?

石原氏: 何年も連絡を取っていないもので。

エージェント・葉加瀬: では、我々が貴社のビルで発見した子ども達についてはいかがですか?貴方がなおも共謀者ではないと、本当に我々に信じて貰おうというおつもりですか?

石原氏: 信じていただけなければ困る。あの…子ども達はこの2年間我が社で預かっていたのです。大切な賓客として、我が社だけのポケモンファミリーとして、預かってきました。ええ、ある時、あの子達が不心得な実験の材料にされたのだろうとは認めます。ですがSer Viperが蒸発してからというもの、我々はずっとあの子達を家族の元や保護施設に帰そうとし、あの効力を元に戻そうとも試みて…

エージェント・葉加瀬: 貴方がたがしてきた事を「助け」だと本気で仰るので?貴方は利益目的で少年少女の発病を推し進めた。その貴方が子ども達を助けたいと言うのを、我々に信じろと?

[石原氏は黙って頭を垂れる。]

石原氏: 我々のしたことは万死に値します。その通りだ。ですが事態を良くする努力をさせていただきたい。お願いします。我々はすでにあの病の拡散を抑止する策を打ってあります。

エージェント・葉加瀬: (思案して)現時点では、御社の営業停止はより多くの大衆の目を引く事となり悪手でしょう。上長に掛け合って最善策について協議しましょう。

石原氏: 承知しました。協力いたします。会社のために。

付記: ブランドの人気を抑制する目的で、財団エージェントが株式会社ポケモンの流通ルート内に潜伏しています。2019年にファンの間で不満が噴出した、ゲーム「ポケットモンスターソード/シールド」のリリース時に登場ポケモン数が制限された事はその活動の一例です。

開催予定だったウォーターフェスティバル(龍型のポケモン、ギャラドスを中心に据えたプロジェクト)が機動部隊エージェントにより中断されたほか、2021年東京オリンピックの一環で各社路線バス・電車にピカチュウをテーマとする柄(こちらを参照)の外装を施すという日本政府主導の案も破談となりました。

財団・株式会社ポケモン・任天堂社・ナイアンティック社の連携による、SCP-5254イベントに対する恒久解決策を取り決めるための国際的な協力が進行中です。

「SerViper1995」(PoI-5254)の素性は目下調査中です。メールサーバーの精査により、以下の自動返信文が発見されました。

楽しくゲットだぜ。でも、あんたらじゃポケモンマスターには絶対なれないけどな。

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