SCP-5277

What Can Go Wrong / どういう失敗が生じうるか

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アイテム番号:5277Item#:5277
クリアランスレベル2: Clearance
収容クラス: keter
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副次クラス: {$secondary-class}
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撹乱クラス: #/dark
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リスククラス: #/notice
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特別収容プロトコル: SCP-5277は収容されておらず、常に遠隔から監視されています。研究は現在、欠陥が内在しない収容方法の開発を重視しています。

説明: SCP-5277はジョシュア・メインという名のヒト男性です。SCP-5277は、平均よりもわずかに高い身長と軽度の心血管障害を除けば、異常な身体的特徴を有していません。

SCP-5277の異常性は、SCP-5277の収容を意図して試みた場合に発現します。SCP-5277を収容するシステムに機能不全の可能性が内在していた場合、その脆弱性が確率的に突かれ、SCP-5277が脱走できるようになります。

SCP-5277は、食料品店の非武装強盗犯として拘束されたのをきっかけに発見されました。法執行機関はSCP-5277を拘置しようと何度も試みたものの、そのいずれでも通常では極めて起こり得ない状況が発生したために、SCP-5277は脱走に成功してきました。SCP-5277の脱走報告書が提出されたのち、財団エージェントは確率論的異常の可能性の調査を始め、最終的にその異常性の完全な把握に成功しました。

収容試行ログ: 以下はSCP-5277の収容試行のリストです。

収容試行5277/1:

方法: SCP-5277を標準ヒト型実体収容セルに輸送する。

結果: 失敗。SCP-5277は職員と遭遇した際に激しく狼狽し、逃走を試みたが、成功裏に拘束されて輸送に回された。輸送車そのものが収容の形式を取っていたため、SCP-5277の異常性が輸送車のハンドルロックを引き起こし、衝突事故を起こさせた。残存した監視カメラには、最初は赤子のように丸まっていたSCP-5277が、運搬車の衝突時に驚き、それから数分後に起き上がって逃走する様子が写っていた。

付記: 2つの収容方法 — 輸送と事実上の収容ユニット — の利用には複合的なリスクが伴うため、今後の試行はSCP-5277の収容方法の開発を重視する。

収容試行5277/2:

方法: 機動部隊を配備し、SCP-5277の潜伏場所であるホテル内でSCP-5277を拘束する。

結果: 失敗。SCP-5277は当初の3日間こそ成功裏に自室で拘束された。SCP-5277はこの間のほとんどの時間を職員への質問に費し、現状に関する情報を無理やり引き出そうとした。SCP-5277の収容に派遣された22名のエージェントのうち、最終的に15名が重度の肺炎に罹り、能力を発揮できなくなった。SCP-5277は彼らを振り切ることに辛くも成功した。

付記: この方法はほぼ完全に人間の要素のみに依存していたため、SCP-5277は彼らが生物攻撃に対して感染しやすい点を突くことができた。1人の既感染者であるエージェントが他多数に感染させ、結果としてSCP-5277の脱走を許した。特筆すべき点として、SCP-5277の効果は収容が開始してはじめて発現するようであり、十分な人数が感染するまでの時間の関係上、SCP-5277は脱出に数日を要した。

収容試行5277/3:

方法: SCP-5277の周囲に収容ユニットを組み立てる。

結果: 失敗。SCP-5277は銃を突き付けられて一時拘束され、怒りとパニックを募らせる様子を見せたが、抵抗しようとはしなかった。しかし、セルの建造に用いられた器具に原因不明の欠陥が多数見られたため、大規模な破損と混乱が生じ、SCP-5277の脱走を許した。

付記: この事例の何が "収容" を事実上構成していたのかは完全には明らかになっていないが、恐らくはその場の全ての要素が重なった結果によるものと思われる。この場合の主な脆弱性の一つは速度であった。このユニットの組み立てには1時間以上かかるため、その間に現存する欠陥が容易に突かれることもあり得る。唯一可能性のある方法は、遠隔地で完璧な収容ユニットを組み立て、輸送と拘束に必要な収容方法の脆弱性が突かれる前に、何らかの方法でSCP-5277を強制的に中に入れることである。

収容試行5277/4:

方法: SCP-5277の現在地に発射することでSCP-5277を収容できる改造収容ユニットを開発する。この収容ユニットは財団衛星に設けられ、推進ユニットとそれを方向調整するAICを装備していた。収容ユニットは起動時にSCP-5277へと向かって直ちに推進し、ほぼ即座にSCP-5277を捕獲する。

結果: 失敗。ユニットは予定通りに機能し、収容ユニット自体に脆弱性が存在しないため、欠陥を突くことは不可能だった。職員は恒久的な占有地を確立するために着地地点に向かった。しかし、観測されたSCP-5277は、心不全を患って死亡していたことが判明した。

付記: SCP-5277はNeutralizedに再分類された。

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