SCP-5365


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アイテム番号: SCP-5365

オブジェクトクラス: Hiemal1

特別収容プロトコル: SCP-5365実例 (SCP-5365-0を除く) は2つの隔離ベイ (男性実例群はベイ-2A・女性実例群はベイ-2B) に入れられ、サイト-20の医療スタッフにより監視されます。いずれかのSCP-5365実例と接触する職員はレベル3感染性アノマリーに対するガイドラインを遵守しなければなりません。接触後、職員は微生物型アノマリーに関する財団式ガイドラインに従った非接触式殺菌を受けなければなりません。

SCP-5365-ζの感染と免疫がより詳細に理解されるまで、症状を呈していない聖ルカ小学校の全児童は二次隔離されます。

適切な収容手順ないしニュートラライズ手順が究明されるまで、SCP-5365-0はサイト-20の精神科病棟に移転されます。SCP-5365-ζの症状の増悪や予期せぬ変化を避けるため、医療スタッフとSCP-5365-0との接触の全ては予め準備・承認されていなければなりません。

説明: SCP-5365は、聖ルカ小学校に通う7~12歳の児童343人に指定される呼称です。2017年2月以降、SCP-5365-0からSCP-5365-342までに指定された各児童は進行性の異常疾患 (SCP-5365-ζに指定) の病態を発症してきました。SCP-5365-ζの感染は思春期の男女間での身体的接触に起因して発生します。

SCP-5365-ζの症状は以下の順で罹患者に発症します。

5365_Cooties_Symptoms.png

SCP-5365-13に早期発症したSCP-5365-ζ溶菌斑(硬化前)

  1. 全身に深紫色の円型の溶菌斑が発生する。往々にして溶菌斑は痒みを伴い、刺激により容易に出血する。
  2. 体温計での測定で〜39℃の発熱が持続する。非感染者と感染実例の皮膚接触では測定を遥かに上回る温度の発熱が確認され (ある事例では手の甲で実例の額で発熱を確認した医療スタッフはⅡ度熱傷2を被った) 感染実例には同様の影響が生じない。多くの場合で発熱は発汗を伴い、冷水を浸した布を使用することで軽減されることがある。
  3. 運動時や精神機能の亢進時に共通して頭痛が生じる。アニメ・娯楽的読書・塗り絵・ビデオゲームなどの気晴らしにより頭痛の激しさが軽減されることが観察されているが、これらの観察結果がプラセボによるものか、SCP-5365-ζの活性との関係性によるものかは現時点では不明である。
  4. 楽しさを感じられない活動に対して実例は無気力となる。温かいスープの摂食により活力が漲り、休憩室から自力で移動できるようになることが示されている。

SCP-5365-ζの潜伏期間は有症状実例との身体的接触から5分~3時間であると考えられており、初期症状を呈するまでの時間は有症状例の年齢に依存します。感染直後より、感染者はあらゆる形態での身体的接触を通じてSCP-5365-ζの感染能を持つようになります。ひとたび発症し始めると、30分以内にSCP-5365-ζの各症状が急速に進行します。

聖ルカ小学校の教職員への聴取から、感染の拡大は2017年2月7日 午前8時15分頃にSCP-5365-1 (ジェイソン・フィリップス、7歳) から始まったとされます。出来事の順序に些細な食い違いは見られるものの、SCP-5365-ζの病理進行を明らかとする上で聴取は有意義なものとされています。(補遺-1参照)

SCP-5365-0は、SCP-5365-ζの発生源であり、現実改変者として成長段階にあると推定される7歳の少女です。(補遺-2参照) SCP-5365-ζの症状が悪化・拡散するリスクを最小限に抑えるため、SCP-5365-0の能力に関する追加的な試験を実施するに先んじてSCP-5365-ζを無力化することが優先事項とされています。

補遺-1: ジョナサン・フランクス教師 (聖ルカ小学校教諭) へのインタビュー

ログ開始


ジェンナーロ博士: こんにちは、フランクスさん、本日はご足労いただきありがとうございます。我々はCDC3の支局から派遣された者でして、異常感染症を専門としています。本インタビューを当局の記録文書用に録音してもよろしいでしょうか?

フランクス: えぇ、もちろんです。どのようなご用件でしたか?

ジェンナーロ博士: あなたは[SCP-5365-1]の教師だと我々は認識していますが、違いありませんか?

フランクス: えぇ、数学以外は全て担当しています。

ジェンナーロ博士: 重畳です。昨日起こったことを全てお話しいただきたいのです。

フランクス: あぁ、承知しました。突然のことでした。もう29年も教職にありますから、大概のことは経験してきたつもりでした。子供が病気になるというのはいつものことでして。バイ菌まみれのジャリどもが。保護者が家で管理しておかないから何でもかんでも広まるんですよ。今回のようなことが起きるのにこれほど時間がかかったのは驚きです、正直に言ってしまえばね。ですがこれは類稀なことでした。あの日まで皆が健康だったのに、その翌日からは、まるで大厄災が解き放たれたようでした。あの日はいつもと変わらずに始まり、子供たちが登校し、保護者たちにバイバイをして、5分間の交流の時間を過ごしました。

ジェンナーロ博士: 特に変わったことは?

フランクス: いや、まったく何もありません。ですが、その瞬間から全てがクソになりました。交流の時間を始めてから1分も経たずに、[SCP-5365-1]が女子にちょっかいを出し始めました、彼にとってはいつものことです。

ジェンナーロ博士: それで、これは普通の行動だったのですか?

フランクス: 間違いなく。クソガキはよく皆の手を焼かせていました。ちょっとした注目の的ですよ、わかるでしょう?それで、私は傍に寄って子供たち同士を離して、膝を折って[SCP-5365-1]に説教したら、その腕に斑点ができ始めたんです。めちゃくちゃでした。あんな速度で何かが出来上がるというのを見たことがありません。

ジェンナーロ博士: 次にどうしましたか?

フランクス: 教師なら誰しもがやることですよ!自分の荷物を取ってこさせ、それを持たせたまま事務室へ向かわせて、母親に電話させる。でも、私が背中を向けるやいなや、彼は[SCP-5365-2]のところに歩み寄って彼女を突き飛ばした、クソガキの分際で。でも、その日はいつも通りでした。私は自分の仕事をして、彼女を確認しました。アザもないし、何も心配ない、そうでしょう?少なくとも、休み時間まではそうでした。どうしてかは分かりもしませんが、遊び時間の騒ぎの間に野火のように広まったに違いないです。全員がアザだらけで咳き込みながら戻ってきました。その日の終わりまで、誰一人として症状が快方に向かってはいなかったと思いますよ。

ジェンナーロ博士: お時間いただきありがとうございます。また何かありましたらご連絡させていただきます。


ログ終了

補遺-2: サラ・フリン夫人 ([SCP-5365-0]の母親) へのインタビュー

ログ開始


ジェンナーロ博士: こんにちは、フリンさん、どうぞお座りください。

フリン: え、えぇ。はじめまして。

ジェンナーロ博士: お具合よろしいでしょうか?トラブルの類が生じたわけではないので、そう不安がる必要はありませんよ。お子さんの病気の原因について我々は調べている、ただそれだけです。

フリン: では、こちらにいらしたのはあれについてではなく—?いえ、気にしないでください。ご用件は?

ジェンナーロ博士: どうしましたか?フリンさん?何かお話があるのでしたら、今がその時ですよ。

フリン: えぇと、本当ですか?おそらくは気の間違いでしょうけれど。心配した親が何かおかしなことを言っているだけになりますよ。

ジェンナーロ博士: ここではおかしなことなど何もありません。あなたの気になさることをお教えください。

フリン: では、あれはうちの、[SCP-5365-0]がしでかしたことではないかと、そう思っています。

ジェンナーロ博士: それはどのように?

フリン: えっと、どう言ったものでしょうか。打ち明けるということが今までなかったものですから。でも、あの娘は… あー、あの娘は、モノを作ることができるんです。

ジェンナーロ博士: どういった類の?

フリン: たいていは小さなモノばかりでした。赤ちゃんの頃ですが、仕舞ったばかりの積み木で遊んでいるのを見ましたし、見たこともないお菓子を食べているのを発見したり、そういった具合です。それで、大きくなるにつれて、もっといろいろやるようになりました。あの娘にはそんなつもりはないんですよ!本当に優しい子なんです、でも、去年のクリスマスに、誰かが— これってだいぶバカみたいに聞こえてますよね?こんなこと言ってる私も自分がバカだなって思ってますもの。

ジェンナーロ博士: 奥さん、どうか続けてください。あなたが思案する以上に私たちにとってこれは重要なことなのです。

フリン: わかりました、それなら、去年のクリスマスのことです、お隣さんがあの娘にサンタの話をしました。サンタは暖炉を通って煙突から降りてくるんだよって言って、でもうちには暖炉がなかったんです。あの娘はすっかり動転して。大丈夫、暖炉は要らないよ、サンタは自分で暖炉を作ってくるんだってお隣さんは言いました。そしたらクリスマス・イブの、真夜中の頃です、うちの1階に暖炉が1つ作られました、つまり、壁を押しのけて暖炉が出来上がったんです。炎が飛び出してきて、うちのクリスマスツリーを引きずり込みました。私、[SCP-5365-0]を抱えて外に飛び出しました、けど旦那は消火器を抱えて炎を消そうとしたんです。

フリン氏がすすり泣きだす。

ジェンナーロ博士: どうかごゆっくり。今は急ぐような状態ではありませんので。

フリン: あ—ありがとう。かろうじてジムは火事から這い出てきました。火傷だらけで病院に搬送されました。消防士さんによると、消火器ではツリーが燃えるのを止めることもできなかったみたいです。それに加えて、うち全体が燃え上がる前に消し止められた可能性もなかったって。

ジェンナーロ博士: それで、なぜ今回の事態が[SCP-5365-0]が原因であると思うのですか?

フリン: えぇと、もしもそれが何なのか理解できているなら、親に話しはしないものでしょう?それに、あの娘の作るモノは普通じゃない。あの炎は全て焼き尽くすまで燃え続ける他ないモノだったのでしょう?水や消火器ではどうにもならなかったんです。だったら、今回のもきっと同じなのでは。

ジェンナーロ博士: その通りですね。では、娘さんはどうしてこんなことをしたのだと思いますか?

フリン: そんな、違います。あの娘は誰かに危害を加えようとしてるわけじゃないと思います。ただ、あの娘は自分が信じたこと全てが現実になるということを分かっていないみたいで。こんなに酷いことになるだなんて、誰かが何か酷いことを言ったに違いありません。公立の学校に通わせると決まったときから、こういうことが起きるだろうって分かってました。分かってたんです!職場復帰なんてするんじゃなかった。他のやりようを見つけるべきだった、そうなんですよね?でも、ジムが入院して、請求書も増えて— でも、もう手遅れ。

ジェンナーロ博士: これはあなたのせいじゃありませんよ、フリンさん。これからは援助しますので、約束します。

フリン氏が顔を机に伏せて大泣きしだす。


ログ終了

締括: 信頼関係を築くため、SCP-5365-0に接触する財団の医務職員は精神分析医に置き換えられた。これ以上の考え違いを招くことなく、自身と他の児童たちが健康を取り戻していると精神分析医がSCP-5365-0に思い込ませられるまで、SCP-5365ないし未感染の児童らには隔離状態が維持される。現在、SCP-5365-ζをニュートラライズ化した後に施行されるSCP-5365-0への収容プロトコルは倫理的評価の段階にある。

補遺-3: デニス・ウォルター (SCP-5365-1のクラスメート・未感染者) へのインタビュー。

前記: 2017年2月15日、マイケルズ博士がデニス・ウォルター (8歳、SCP-5365-1のクラスメートかつ未感染者) から採血している際、医務職員たちが何を探しているのかが尋ねられた。以下の遣り取りが録画されている。

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マイケルズ博士: クラスメートのみんなが大変な病気だって知ってる?

デニス・ウォルター: うん。

マイケルズ博士: それでね、君の体の中には病気にさせるようなとっても小さなヤツがいるんだ。それで、みんなが病気になったとき君は病気にならなかったもんだから、私たちは考えたんだよ、そいつら小さなヤツが君の体の中にもいるかもしれない!でもね、君の体はちょっと違う。病気にならなかった君の体について知ることで、お友達の病気を止めることができるかもしれないんだ!

デニス・ウォルター: 体の中の小さいヤツ?それって "クーティーズ "cooties4

マイケルズ博士: …クーティーズ?クーティーズなんて聞いたことないなぁ。

デニス・ウォルター: たぶん、それでみんな病気になっちゃたんだ![SCP-5365-1]が病気になったとき、クーティーズになったんだって、みんな言ってたよ。

マイケルズ博士: 誰が言ってたのかな?

デニス・ウォルター: [SCP-5365-2]と、あと[SCP-5365-3]は[SCP-5365-1]にイジワルされてるときに言ってたよ、そしたらムラサキ色になったからみんなで大声を出して逃げたんだ。

マイケルズ博士: それで、どうして彼がクーティーズにかかったと思うんだい?他の病気の可能性はないかな?

デニス・ウォルター: まさか!絶対クーティーズだよ!クーティーズは大きいぶちぶちができたり、すっごく気持ち悪くなったりするんだってみんな知ってるよ!

マイケルズ博士: 興味深い。知らなかったよ。すごいな、いろいろ教えてくれるじゃない!他に何か覚えてる?[SCP-5365-0]はその時、近くにいたのかな?

デニス・ウォルター: うん、[SCP-5365-2]と、あと[SCP-5365-3]といっしょに本を読んでた!でも、クーティーズを知ってたとは思えないよ、3人にイジワルしてる[SCP-5365-1]を手で突き飛ばしたんだもん。クーティーズについて、[SCP-5365-3]が[SCP-5365-0]に教えないとってなったんじゃないかな。

マイケルズ博士: へえ。教えてくれてありがとうね!このことは他の先生にも伝えておこう!

マイケルズ医師が立ち上がり、ドアを開けながらデニス・ウォルターにグレープ味のロリポップを差し出そうとする。デニス・ウォルターは診察ベッドから離れずに、足を組んで下を見ている。

マイケルズ博士: 他に何か私に伝えたいことがあるのかな、デニス?

デニス・ウォルター: あの、マイケル先生、病気のみんなのために、あのぉ、クーティー・ショット5を作ってくれたらなって、どうかな?

マイケルズ博士: できるかなぁ。インフルエンザとは全然別モノだからね… ちょっと違うから—

デニス・ウォルター: 違うよ、クーティー・ショットだよ。僕がクーティーズになるのを止めたみたいなやつだよ?

マイケルズ博士: クーティー・ショットが何なのかよく分からないけど… 詳しく教えてもらえるかな?

デニス・ウォルター: ちょっと前に兄ちゃんから1つやってもらったんだよ。クーティーズにならなくなるんだって。[SCP-5365-1]がクーティーズになってるって女子たちが言ってたとき、僕、友達みんなに1つずつやってあげたんだけど、誰も病気にならなかった!

マイケルズ博士: へえ。その "クーティー・ショット" について説明してくれるかな?

デニス・ウォルター: これ!やってあげる!

デニス・ウォルターがマイケルズ博士の右肩にワクチン手順5365 (後述の収容プロトコル追加案を参照) を行う。

デニス・ウォルター: これで、あいつらは引っ付かなくなるよ!

マイケルズ博士: それで、誰にこれをやってあげたのかな?

デニス・ウォルター: 僕の友達!イマンと、リンドンと、イーシャーン!

マイケルズ博士: これはすごいことだよ、デニス。いろいろと教えてくれてありがとう。また質問があったら、聞きに来てもいいかな?

デニス・ウォルター: もちろん!


ログ終了

締括: 当該の遣り取りの後、イマン・アトキンソン、リンドン・ホルト、イーシャーン・ヘイズの3名の存在により、デニス・ウォルターが述べた話が裏付けられた。また血清学的検査により、抗原結合部位を使用せずに結合能を有する新奇の非炭素系抗体が各児童たちの血清に内含されることが確認された。合成された複製抗体は実験室環境において非常に不安定であったため、研究用に抗体を複製する試みの全ては失敗に終わった。しかし、ワクチン接種プロトコル5365を実施された後のショーン・マイケルズ博士の血液から、未感染の児童たちから発見されたものと一致する抗体が検出された。

加えて、聖ルカ小学校の非感染者集団6の100%が、過去にワクチン接種プロトコル5365同様の経験をしたことを述べている。その結果、上記の調査結果に基づいて特別収容プロトコルが変更された。

特別収容プロトコル追加案: SCP-5365ないしSCP-5365-ζに接触する聖ルカ小学校のコミュニティおよび財団職員の非感染者は全員、ワクチン接種プロトコル53657に準じた予防接種を受け、予防接種後も24時間は財団サイト-20に隔離されなければなりません。

ワクチン接種プロトコル5365

ワクチン接種プロトコル5365施術中の医務職員は、斜体で示される行為を実施しながら対応する韻の行を暗唱してください。


サークル・サークル。(Circle Circle.)
洗浄可能な黒色のマーカーペンを利き手で持ち、被接種者の各肩甲骨上に同じ大きさの2つの円をフリーハンドで描く。それぞれの円は対応する「サークル」を唱えながら素早く描く。

ドット・ドット。(Dot Dot.)
「ドット」と唱えながら、先ほど描いた円の中心に小さな点を描く。

これでクーティー・ショットは君のモノ。(Now you got a cootie shot.)
被接種者を自身の方に向かせ直し、最後の行を唱える。

5365_CircleCircleDotDot.jpg

ワクチン接種プロトコル5365の規定ビジュアルガイド(ステップ1)

5365_CootieShot.png

ワクチン接種プロトコル5365の規定ビジュアルガイド(ステップ2)

補遺-4: ワクチン接種プロトコル5365をベースとしたSCP-5365-ζ治療プロトコル案

ワクチン接種プロトコル5365の成功により、当該プロトコルの改変版をまずSCP-5365-0へ実施することでSCP-5365総体の効果的な治療が可能と我々は考えている。以下の治療計画を提案する。

治療プロトコル5365施術中の医務職員は、斜体で示される行為を実施しながら対応する韻の行を暗唱してください。


治療プロトコル5365

サークル・サークル。(Circle Circle.)
洗浄可能な黒色のマーカーペンを利き手で持ち、被接種者の右肩甲骨上の範囲内に同じ大きさの隣り合う2つの円をフリーハンドで描く。それぞれの円は対応する「サークル」を唱えながら素早く描く。

ドア・ドア。 (Door Door.)
「ドア」と唱えながら、先ほど描いた各円を囲うように小さな長方形を描く。

クーティーズはもういない。(You don't have cooties any more.)
標準的な蝶番付きのドアであるかのように、両長方形を開く動作を真似る。

5365_CircleCircleDoorDoor.jpg

治療プロトコル5365パート1の規定ビジュアルガイド(ステップ1)

5365_OpenDoor.jpg

治療プロトコル5365パート1の規定ビジュアルガイド(ステップ2)


サークル・サークル。(Circle Circle.)
左側の肩を対象に、被接種者の左肩甲骨上の範囲内で同じ大きさの隣り合う2つの円をフリーハンドで描く。それぞれの円は対応する「サークル」を唱えながら素早く描く。

ナイフ・ナイフ。 (Knife Knife.)
アイスピックの要領8でマーカーペンを手に持ち、「ナイフ」と唱えながら円の内部に素早く1回ずつペンを突き立てる。

これからずっと君は守られる。(Now you're protected for life.)
被接種者を自身の方に向かせ直し、最後の行を唱える。

5365_CircleCircle.jpg

治療プロトコル5365パート2の規定ビジュアルガイド(ステップ1)

5365_KnifeKnife.jpg

治療プロトコル5365パート2の規定ビジュアルガイド(ステップ2)

5365_CootieVaccine.png

治療プロトコル5365パート3の規定ビジュアルガイド(ステップ3)



適切にSCP-5365-0に思い込ませることで、提案内の韻文がSCP-5365全実例に対する治療法ならびに予防法として機能することが期待される。

- ライアン・I・ジェンナーロ 医学博士

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