SCP-5390

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SCP-5390-30が回収されたタマルの食べ残り。

アイテム番号: SCP-5390

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: メキシコシティのローマ地区における食品事業は、麻薬密売人の活動を防止するという口実の下に規制されています。16:30以降、食品販売業者がローマ地区に入ることは認められていません。警察官を装った財団エージェントが地区を監視し、影響された民間人に記憶処理を施します。

SCP-5390によって出現した指はサイト-30の極低温保管ロッカーに収容されます。

説明: SCP-5390はメキシコ国メキシコシティのローマ地区で発生する現象の指定名称です。ある人物が17:00から18:00の間に当該区域内でタマルを摂食し始めると、ヒトの指が瞬間的にタマルの生地の中に出現します。

本稿執筆現在までに、SCP-5390によって出現した35本の指が回収され、SCP-5390-01から-35と指定されています。タマルと指のどちらも識別可能なパターンを示していません。以下は特筆に値する一部実例です。

実例 # 回収日 注記
SCP-5390-01 1979/11/15 最初に回収された実例、アデリナ・ロペス・ルナ夫人の屋台で発見。右親指 — 指紋はロペス夫人の元夫、ミゲル・アントニオ・エレラ・モレノ氏と一致することが確認された。モレノ氏は1975年、バーで口論を起こした際に、胸腔に2発の銃弾を受けて死亡している。遺体を発掘したところ、指が3本欠損していたが、親指は両方存在した。
SCP-5390-09 1992/01/03 25~30歳の男性の右人差指。指紋はまだ特定されていない。留意点として、この実例には回収時の状況と一致しない噛み痕が数ヶ所に残っている。
SCP-5390-12 1994/09/07 左小指 — 指紋は1991年に大腸癌のため44歳で死亡したメキシコ人ジャーナリスト、パトリシア・アベル・サントス夫人と一致することが確認された。遺体を発掘したところ、全ての指は存在していた。留意点として、アベル女史は財団のカバーストーリー確立以前にSCP-5390-01の発見を報じた人物でもあった。
SCP-5390-13 1995/10/11 右中指 — 指紋は当時サイト-30に勤めていたヴェンセスラオ博士と一致したが、博士はこの事象について知識を持たないことが確認された。SCP-5390が財団と直接関連する人物の指を出現させた最初にして唯一の事例。
SCP-5390-19 1999/12/24 生後4~9ヶ月の男性幼児の左小指。指紋はまだ特定されていない。SCP-5390が未成年者の指を出現させた最初の事例。
SCP-5390-26から-31 2007/09/27から2015/06/15 1975/09/10にメキシコシティ歴史地区の近隣で失踪した15歳のメキシコ人学生、カーラ・サルヴァドール・ウリベ女史の左親指、人差指、中指、薬指、小指。SCP-5390が同一人物に由来する1本以上の指を出現させた最初にして唯一の事例。
SCP-5390-35 2020/10/03 身元と性別が不明確な人物の右人差指。留意点として、この実例には45~50歳の身元不明女性の右切歯が付属していた。

補遺: 2021/01/10、SCP-5390-26から-31は収容室内で痙攣し始めました。ロッカーから取り出され、検査のためにテーブルに置かれると、全ての実例は集合して、メキシコ手話で大まかに“こんにちは”、“カーラ”、“ディア”という単語を綴った後、不活性状態に戻りました。この事象の重要性について調査が進行中です。

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