SCP-5431

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アイテム番号:5431Item#:5431
クリアランスレベル1: Clearance
収容クラス: euclid
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副次クラス: {$secondary-class}
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撹乱クラス: #/vlam
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リスククラス: #/notice
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特別収容手続: SCP-5431イベントが予測不可能であり、それに付随して記憶処理薬の大規模使用を行うコストが甚大であること、および異常性が比較的無害であることを考慮して、SCP-5431の直接的な収容は無期限に停止されています。

主要な医療機関に潜入するエージェントは、SCP-5431の医学的な解明を未然に防いでください。SCP-5431に関連する医学研究への資金援助は妨害されます。

SCP-5431イベントの調査は財団所属の研究員によって継続され、望むならそれらを認識できる個人へのインタビューや試験を行います。

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SCP-5431を初めて記述に残したとされているルネ・デカルト。

説明: SCP-5431は個別の高次元空間内で起こる現象として知られています。現在の財団の見解では、2つ (もしくはそれ以上) の高次元物体の間で起こる静電気放電が原因であると仮説が建てられていますが、SCP-5431を完全に説明するためにはさらなる調査が必要とされています。

これらの現象が我々の3次元空間よりも十分離れた “上方”1 で発生しているため、大部分のSCP-5431イベントを人類は認識しません。他方、それにも関わらず認識・観測されることもあります。SCP-5431を観測するための正確な条件は不明であり、機能的にランダムであると言えるほど特異的であると考えられています。調査によると、SCP-5431は一般に、それを観測できる者が眠りに落ちるまたは目覚める際に観測されます。これは他のアノマリーに対する研究で「高次元空間との相互作用は睡眠の直前、あるいは睡眠中に起こりうる」とする結果と互いに矛盾しません。

SCP-5431イベントを観測した個人 (以降SCP-5431-0) は眠りに落ちる際、あるいは起きる際に、大きなノイズ音を聴くまたは経験します。各SCP-5431-0実例はその音に対して大きな、しばしば脅えたような反応をしますが、それにも関わらず取り立てた痛みは報告していません。

SCP-5431-0実例のおよそ10%については、静電気、稲妻、あるいは閃光のように理解される視覚的な乱れを経験します。また、音響的な現象を観察する前に、胸部に熱や奇妙な感覚を得たり、頭へと向かう電気的な痺れを経験する者も存在しています。

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