クレジット
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| 配属サイト | サイト管理官 | 研究責任者 | 担当機動部隊 |
| サイト-42 | セロン・シャーマン | アーノルド・ベルゲン | ネクサス制御チーム ガンマ-2 (“アメリカーナ部門”) |
コミュニティの主要ランドマーク、聖ロナルド教会の時計塔。
インディアナ州、マークヘイヴン

Dunwichクラス ネクサス
| 入植 | ~1954 |
|---|---|
| 法人化 | 1976 |
| 財団による発見 | 1977 |
| 脅威レベル | 中 |
| 政治体制 | 専制独裁 |
| 軍事力 | マークヘイヴン防衛隊 “ボーイズ・イン・ブルー” |
| 町長 | マイケル・ラミス |
| 面積 | 約1,300km2 |
| 人口 | 約2,500人 |
| 関連する要注意団体 | |
| GoI-627 (“ザ・ファクトリー”) | |
| 住民の呼称 | マークヘイヴナー |
| 言語 | 英語 (その他の言語は法律で禁止) |
| 通貨 | ロニー |
特別収容プロトコル: 地下前哨基地がSCP-5478の最南端から20km離れた地点に確立されています。この基地にはフィールドエージェント2名、Dクラス職員3名、上席研究員3名が配属されています (ネクサス制御チーム ガンマ-2) 。SCP-5478の周辺土壌の水サンプルが2ヶ月ごとに採取されます。傍受された放送は向精神性ハザードの有無をスキャンし、フィルタリングした後、研究のためにサイト-42へ中継されます。
財団上席研究員2名 (ジュリエット・ルイス博士とクラーク・ハミルトン博士) が、新たな住民を装ってSCP-5478に潜入しています。両名は標準的なスパイ活動の訓練を受けており、観察結果は機会があれば常に、SCP-5478を取り巻くフェンスの格子の間から、封筒に入れた手紙の形式で送付されます。両名は現在、暫定サイト-145 (公式な住所はイーグルトン通り257番地) に居住しています。
説明: SCP-5478はインディアナ州中央部に位置する孤立したゲーテッド・コミューン、マークヘイヴンMarkhavenです。SCP-5478の面積は約1,300km2で、推定人口は2,500人です。SCP-5478の内部は主に、町の中心にある噴水を囲むように立ち並ぶ同一様式の住宅と、郊外周辺にある幾つかの店舗やオフィスから成ります。噴水からは、SCP-5478内で最大の建造物である聖ロナルド教会への短い道があります。
SCP-5478の建築様式は植民地時代や1950年代風の郊外住宅地を模しており、白い杭柵、パステルカラー、飾り漆喰、ラップアラウンド型ポーチが多用されています。コミュニティ内の刑務所施設から移送されてくる清掃員の一団によって、SCP-5478の環境は異常なほど清潔な無菌状態に保たれています。
不可視の力がフェンスの周囲から上方へと伸び、あらゆる生きた有機生命体を撥ね除けて、フェンスへの接触や損傷を防いでいます。しかしながら、SCP-5478の内部に存在する物体や人間は、フェンスへの限定的な接触や外部への移動が可能です。SCP-5478を外部の空中から覗き込んだ場合、その内部のあらゆる住民は完全に知覚できなくなります。これはフェンスの異常性の延長線上にある機能だと考えられます。
SCP-5478-1は、公的には“マークヘイヴン防衛隊” (俗称 “ボーイズ・イン・ブルー”) として知られるSCP-5478の法執行機関であり、内部ではよく見かける存在です。共産主義者の疑いがある者や好ましくないコミュニティ構成員を“取り除く”ための無作為検査や立ち入り捜査は、日常生活の一部と見做されています。SCP-5478-1は重改造を施されたトライアンフTR7に乗って町の通りを巡回する様子がよく目撃されており、通常は軍用兵器を装備しています。これらの車両を調査したところ、いずれも車体下部に“The Factory”と型押しされていることが判明しました。SCP-5478-1構成員はまた、意図的にサイエンス・フィクション映画の小道具を模して作られた同じブランドの兵器で武装しています。
異常な防空演習を行うSCP-5478-1の一団。
SCP-5478周辺領域の土壌に含まれる水を分析した結果、複数の既知及び未知の物質で構成された化学化合物が微量に検出されました。既知の要素としては水、ヒ素、メチルフェニデート、リゼルグ酸ジエチルアミドなどが挙げられます。長期試験はこの化合物 (以下SCP-5478-2とする) が摂取した人物の被暗示性を高めることを示します。SCP-5478-2が人体内でどのように作用するかの正確なメカニズムは現在不明です。
比類なく強力なテレビ放送 (以下SCP-5478-3とする) が毎月 1 回、SCP-5478から検出されます。SCP-5478-3放送はマークヘイヴンの名士、ソール・ミラーが司会を務めるラジオ番組 “ソール・インスパイアリング!” の形式を取ります。SCP-5478-3はマークヘイヴンの歴史、資本主義、民主主義、共産主義、アメリカ合衆国の話題を扱いますが、その見解は保守主義/共和党の政策に強く偏っており、場合によっては露骨な虚報を流します。SCP-5478-3には視聴者の被暗示性を高める向精神的なミームが幾つか含まれますが、単純なミームフィルタリングによって除去可能です。
補遺 No. 1: 発見ログ
GoI-627 (“ザ・ファクトリー”) の所有下にあると思われる倉庫を襲撃した際に、偽装貨物トラック10台が建造物の奥の区画から回収されました。トラックのうち 1 台からは、目的地をインディアナ州マークヘイヴンとする物資の配送伝票が発見されましたが、財団が知る限り、同名の地域は如何なる記録やアーカイブにも存在しませんでした。
財団はアメリカ政府に地域記録の提供を要請しましたが、この要請は詳しい説明も無いままに、ロナルド・レーガン大統領によって直接拒否されました。マークヘイヴンの所在地に関する情報を発見するため、O5評議会はレーガン政権と地域記録の隠密調査を承認しました。
回収された情報はごく限られていたものの、幾つかの重要な発見がありました。
- レーガン大統領の顧問であり、ペンタグラムの構成員でもあるジェフリー・ベイトマンが、インディアナ州内の不特定の地域に数千ドルの資金を注ぎ込んでいた。
- 入念に検閲された財務記録から、ジェームズ・カーター元大統領が、インディアナ州内の不特定の地域における中央情報局 (CIA) 主導の計画 (コードネームは“AEUTOPIA”だと思われる) を承認したことが示唆された。
- 入念に検閲されたチャーチ委員会の記録には、マークヘイヴンが“AEUTOPIA”のために建設された旨が明記されていた。
- マークヘイヴンの所在地は、ペンタグラムの財務記録の捜索を通して判明した。
マークヘイヴンの所在地が特定されてから間もなく、サイト-42でネクサス制御チーム ガンマ-2 (“アメリカーナ部門”) が編成され、調査に派遣されました。彼らの発見を基に、マークヘイヴンはSCP-5478として登録され、程無くして対応ファイルが編纂されました。“AEUTOPIA”の性質を探るための更なる調査は承認待ちです。
補遺 No. 2: 人類学的分析
マークヘイヴンの住民たちの自己表現や日常生活は、厳格な保守的社交スタイルに従います。町民はボランティア活動、起業、コミュニティ全体での社交行事の開催や参加、教会への出席といった様々な方法でコミュニティに貢献することを期待されます。SCP-5478内のほとんどの人物は保守的またはそれに近い政治的見解を表明します — これは社会規範と見做されており、異分子には疑いの目が向けられます。
SCP-5478内の児童は“チェラブ”Cherubs (智天使の意) と呼ばれ、公立学校で重大な宗教的教化を受けます。教育施設に生徒としてスパイを送り込む案の実行可能性は現在、倫理委員会が検討中です。
全ての主要な国際組織から認知されていないにも拘らず、SCP-5478の住民と地方自治体は、このコミュニティを独立国家のように扱います。SCP-5478は国家宣誓文を有し、住民たちはあらゆる主要な社交・政治行事での暗唱を義務付けられています。
SCP-5478内で建設される大半の住宅には、予めテレビセットとラジオが設置されます。どちらの装置も24時間連続稼働で、スイッチを切ることができず、音量調節のみが可能です。ラジオ・テレビ番組 “ソール・インスパイアリング!” は間断無く放送されています — 録音の抜粋が以下に例示されています。これらの装置を破壊しようと試みた場合、各装置に組み込まれたカメラシステムによって自動的に警察に通報されます。
マークヘイヴンの経済は主に製造業、商業、異常な密輸品・製品・薬物の販売で成り立っています。このコミュニティは自由放任主義の資本主義経済を採用しています。マークヘイヴンそれ自体が多数の企業の本拠地となっており、正規の店舗を装っているだけの所もあれば、合法的かつ非異常な会社として機能している所もあります。マークヘイヴンはアメリカの通貨を承認せず、非公式に“ロニー”Ronnieと呼ばれる独自通貨を使用しています。 以下の表にはマークヘイヴンで営業している注目すべき企業がまとめられています。 以下の表には危険なウィルス性向精神ミームが複数含まれており、ミーム除去のために閉鎖されています。
民間人の視点と経験からコミュニティの文化をより深く学ぶために、ルイス博士とハミルトン博士はSCP-5478住民たちの生活を記録しました (以下の添付ファイルを参照) 。
補遺 No. 3: 関連資料



