アイテム番号: SCP-5513
オブジェクトクラス Keter
特別収容プロトコル: 財団AIボットLove.aicはWebページの監視を行い、以下の表現を含むものを直ちに削除します。
1. SCP財団のロゴまたはSCP-5513の鎮静化に従事する人員、もしくはその両方を用いた芸術的表現。
2. SCP財団とSCP-5513間の仮想関係を基にした架空の作品または記事。
SCP-5513は、レベル4奇跡術的現実緩衝装置を設置した中程度現実改変能力者収容スイートで収容されます。SCP-5513が要求するインタビュー、「デート」ないし取り調べは、適切に設計された現実性制御セルで行われる必要があります。
財団職員はSCP-5513に素顔を見せてはなりません。従って、保安職員は頭部を完全に覆う黒色のヘッドギアを着用しなければなりません。
取り調べを行う担当研究員は、SCP財団、世界オカルト連合、カオス・インサージェンシー等、様々な異常関連機関のロゴが刻印されたフルフェイスのプレートマスクを着用する必要があります。担当研究員は、財団で雇用されているロマンス作家によって執筆された脚本に従う必要があります。
説明: SCP-5513は現実改変能力を有する、民族的には日本人に属する17歳の女性の人型実体であり、「ナナミ・カナコ」を自称しています。
SCP-5513は、自身が「恋愛シミュレーションゲーム」3内に存在すると信じ込み、自分以外の人間に対しては彼らがゲームのキャラクターであるかのように振る舞います。さらに、現実改変能力によって、この思い込みに沿うように周囲の環境を局所的に歪曲させます。
SCP-5513は個人および団体という概念に対して異常な形式での認識を示します。これは、ある組織のマスクを身に着けた人員のことを、その組織全体のエトスが完全に擬人化された存在であると推定し、この枠組みに適合しない人員は「脇役4」として無視することを指します。
定期的に、SCP-5513は擬人化された組織の1つと「散歩する」、「一緒に遊ぶ」、または「デートする」ことを要求します。この要求は安全収容セル内において許可される場合があります。
SCP-5513が収容セルに入ると、壁、床および天井が数種類のレイアウトのいずれかへと歪曲されます。この時、担当研究員は、SCP-5513の期待と一致する誇張された、過度に単純化された様式5で行動しなければなりません。
SCP-5513による中程度の現実改変の例を以下に示します。
標準人型実体改変記録
対象: SCP-5513
現実の変化: ✓ 環境: ✕ 人員
時間および場所: 2020/01/21、サイト-041、取調室-14
契機: SCP-5513による「SCP財団」(アラステア研究員が演じる)との2回目の「デート」の要求。
現実変化: 取調室に足を踏み入れた際、室内は標準的なアメリカの高校の教室のような内装に変化しました。
アラステア研究員によるテストでは、部屋の内寸が変化し壁が消失したように見えましたが、依然として教室を閉じ込めるような機能的な障壁が存在していました。
標準人型実体改変記録
対象: SCP-5513
現実の変化: ✓ 環境: ✕ 人員
時間および場所: 2020/03/04、サイト-041、取調室-14
契機: 週例の「インタビュー」を終える際、SCP-5513はマナによる慈善財団(サクラ研究員を代表とする)の手を握り、彼らがすぐにまた会うことができるかどうかを尋ねました。この時、SCP-5513は頬を紅潮させて俯きました。
現実変化: 手を握った瞬間、壁が桃色に変わりました。不明な原理で淡いピンクの霧が床に広がりました。サクラ研究員が肯定の意を示すと、壁は元通り灰色に戻りました。
標準人型実体改変記録
対象: SCP-5513
現実の変化: ✕ 環境: ✓ 人員
時間および場所: 2020/02/01、サイト-041、別館通路12-B
契機: SCP-5513を、従来の収容房から新しく建設されたデート用房室に移送する際、SCP-5513は適切なヘッドギアを装備していない、イズミ・タカヒロ保安職員の存在に気づきました。SCP-5513は眉をひそめ、「うわ、バグは嫌いだわ」と声を低くして発言しました。
現実変化: イズミ・タカヒロ保安職員はSCP-5513と目が合った瞬間に消失しました。彼は後に香港で発見されましたが、インシデントが発生した際の記憶はありませんでした。
以下のインタビューは、SCP-5513が「SCP財団」(ニャット・ミン研究員が代表)、「カオス・インサージェンシー」(ケイ・アラステア研究員が代表)、「蛇の手」(ヒロ・ヒロクミ研究員が代表)らに依頼した最初のグループインタビューでした。
SCP-5513は「脇役」を認識する能力が完全に欠如しており、多角的な非致死的手段によって恒久的な無力化を図ることができる可能性が示唆されています。しかしながら、SCP-5513が「バグ」を観測する際には明確に意識を取り戻し平静状態となることから、無力化手順を実行した場合に、完全には予測できない挙動を示す可能性が示唆されています。
現時点では、さらなる行動分析によって、SCP-5513の軽薄な態度が偽りのものでないかについての判断が下されるまで、インタビューを追加で行うことが許可されます。
SCP-5513は複数回に渡って「エンドルート」に関する言及を行っています。以下に示す文書は、8回目の「インタビュー」中にSCP-5513の収容房から発見されました。
グッドエンド: 逆ハーレムエンド!!!全ての好感度メーターを100 %にする必要があります(SCP、カオス、蛇、GOC、サーキック)❤️❤️❤️❤️❤️ 苦痛+治療=愛情?
ノーマルエンド: 1人だけと結ばれる(蛇はガキっぽすぎ、カオスはキツすぎ、サーキックは金持ちだけどイカれてる、GOC ??)SCPさんはイケてるけどオープンにしてくれない。
バッドエンド: 進展なし(╥_╥)、リセットしてやり直してください。
