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インドネシアのビンタン島に打ち上げられたSCP-5527
配属サイト | サイト管理官 | 研究責任者 | 担当機動部隊 |
サイト-02 | 編集済 | 編集済 | N/A |

サイト-02に保管中のSCP-5527
特別収容プロトコル: SCP-5527の死骸の残りは、サイト-02の死体安置所にある冷蔵コンテナに保管されます。
今後のSCP-5527の消費は禁止されます。
説明: SCP-5527はクジラの死骸ですが、その内部はSCP-5527の形状とサイズを補完するように増強された人間の生理学に類似します。SCP-5527内部の様々な筋肉や体組織は、生きている動物に適用されると機能しなくなるか、水中環境では不要になります。
内臓を包み込む厚い脂肪層や身体の大きさを別とすれば、SCP-5527の解剖学的構造は — 骨格構造、筋肉組織、内臓器官の位置など — ヒトのそれと同一です。炭素年代測定法により、SCP-5527は約30,000年前のものと判明しています。これにも拘らず、SCP-5527は現状以上に腐敗する様子を見せません。劣化したインクの痕跡がSCP-5527の左腸骨動脈から検出されています。
SCP-5527に由来する物質を摂取すると、水中環境で呼吸する能力が付与されます。この効果は最大12時間続くことが確認されていますが、それ以外は殆ど理解されていません。
SCP-5527から採取された全てのDNA鎖は劣化が激しく、解析不能になっていました。
補遺.5527.1: 発見
SCP-5527は2021/01/01、当時インドネシアのビンタン島に居住していた監督評議員、O5-12の私有地の正面に漂着した際に発見されました。
要請に応じて、SCP-5527は研究目的でサイト-021へ移送されました。
補遺.5527.2: 試験ログ
試験 #: 01
対象: Peromyscus leucopus (シロアシネズミ) 1匹
注記: 対象はSCP-5527の脳組織の一部を消費するように促された。消費後、対象は小さなケージに入れられ、水槽に沈められた。
結果: 対象は4時間水中に留まった後、死亡した。苦痛の兆候がプロセス全体を通して観察された。
試験 #: 07
対象: アヴァロン研究員
注記: 対象はSCP-5527の胸部組織の一部を消費するように指示された。消費後、対象は安全装置付きのケージに入れられ、水中に沈められた。
結果: 対象は水中に1時間留まった後、ケージの引き上げを要請する信号を送った。当初はどちらの環境に適応した呼吸も困難であったことを除いて、苦痛や不快感の兆候は観察されなかった。
アヴァロン研究員は速やかにインタビューされ、自らの経験を説明するように求められた。彼女の書面による説明からの抜粋は以下のとおりである。
自分が誰で何処に居るのかを完全に見失う。1時間しか水中に居なかったと聞いた時は、どう答えていいか分からなかった。何週間も続いたように感じた。まるで1ヶ月間ずっと眠って夢を見続けていたようだった。しかし同時に、それは夢ではなかった。私は何が起きているかを認識し、目の前の事物と同じくらい、様々な記憶を振り返ることができた。私は自分の人生を100回も繰り返し生きた。あらゆる後悔、至福の瞬間、私を取り巻く人々の視点さえも。私は自分の考えたくない部分に固執した。その間ずっと、私は何か間違った事をしていたのではないか、今でも間違った事をしているのではないかという刺すような感覚を首の後ろ側に感じていた。
インタビュー後、アヴァロン研究員は記憶処理を申請したが、SCP-5527の消費に伴う影響を引き続き観察するために却下された。
試験 #: 010
対象: ドクター・スースが著した児童書、“キャット・イン・ザ・ハット” 1冊
注記: 対象は物語の筋書きに水が欠けているために選択された。SCP-████が関与する異常プロセスを介して、対象にSCP-5527の尾骨の一部を強制的に消費させた後、水中に30分間沈めた。
結果: 見直しの結果、この1冊の“キャット・イン・ザ・ハット”の中心的な物語は完全に変化したことが判明した。あらすじは以下のとおりである。
物語は、ある家の中で、12人の無名かつ無個性の子供たちが現状に退屈さを表明している場面から始まる。大きな音が地下室から聞こえ、やがて地下室のドアから帽子を被ったネコが登場する。ネコは子供たちに退屈しない方法を教えると約束するが、子供たちのペットである魚が反論する。ネコは笑い、魚を金魚鉢から取り出して、鉢の水を帽子の中から出て来る別な液体と入れ換える。再び鉢の中に戻された魚は溺死する。自分たちの人生を監督する唯一の存在が居なくなったことで有頂天になった子供たちは、家中を荒らして物を壊す、壁に落書きをするなどの破壊行為を開始する。ネコは破壊行為を手伝うためと称して、地下室から“あいつら(Things)”と呼称される2つの存在を回収するように求める。子供たちは即座に恐怖し — 何人かは涙を流しながら — ネコに“(あいつらを)相応しい場所に放っておく”ように懇願する。
ネコが子供たちを地下室に行かせようと脅し続けていると、不明瞭な姿が家に近付いて来るのが窓から見える。子供たちは自らの破壊行為による屋内の惨状に気付いてパニックを起こす。ネコは子供たちの苦悩を喜びながら地下室へ退却する。不明瞭な姿が玄関ドアを開け、子供たちが逃げ始める。本は読者に対する1つの質問で終了する。“真実を知ることができるなら、君はどうする?”
SCP-5527の更なる試験はO5評議会の要請に従って禁止された。
補遺.5527.3: 事案-5527
事案ログ
日付: 2021/01/12
00:25、O5評議員 O5-12はSCP-5527の収容ロッカーにアクセスし、その脳全体、心臓、眼球、骨格をはじめとする大量の内臓器官を消費しました。
これに続いて、O5-12はSCP-5527が発見されたビンタン島の私邸に向かいました。監視カメラはO5-12が近くの水域に入り、不明確な距離を泳いでゆく様子を示しました。この後、彼女は溺死するまで潜水し続けたと推定されています。
捜索試行の後、O5-12の遺体は2021/01/24に回収されました。遺体は海底で、部分的に砂に埋もれた状態で発見されました。遺体と衣服の双方に、様々な裂傷や跡が遺されていました。
O5-12の住居を捜査したところ、SCP-5527の消費に続いてナプキンに走り書きされた以下の文書が発見されました。
ワーオ! 私たちは自分を恥じるべきだ。私たちはこの報いに値する。
好評につき、ワンダーテインメント博士限定版コレクションのリトル・ミスターズが全く新しい顔ぶれで帰ってきたよ! 楽しくないかい?
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00. ミスター・プロローグ
01. ミスター・くらやみ
02. ミスター・ついおく
03. ミスター・ゆうどく
04. ミスター・コレクター
05. ミックス・でんあつ
06. ████・はぐるま
07. ミスター・きおく
08. ミスター・だれでもないもの
09. ミスター・りこうもの
10. ミズ・セラフ
11. ミスター・じかん と ミスター・じげん
12. ミスター・おさかな ✔
13. ミスター・エピローグ
14. ミスター・レッド (製造中止)
この文書の意味と“ワンダーテインメント博士”の名前に関する調査の試みが続いています。