SCP-5545

評価: +40+x

site344-1.jpg

南極にある臨時サイト-344-1

アイテム番号: SCP-5545

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 臨時サイト-344-1はSCP-5545-1の周辺に構築されています。少なくとも18人の人間が常にサイト-344-1の中に存在している必要があります。

SCP-5542-2は関連ロックによって概念サイト-344-2に含まれています。臨時サイト-344-1に入る全ての財団職員は、次のフレーズを提示する必要があります:

SCP-5545-2はサイト-344-2に収容されています。

SCP-5545-3はSCP-5545-1とSCP-5545-2が収容されている間は活動しません。


hallway%20%281%29.jpg

SCP-5545-1-E2.

説明: SCP-5545は、相互に関係した一連のオブジェクトと現象です。

SCP-5545-1は臨時サイト-344-1の地下複合施設内に現れる一連の廊下として出現します。SCP-5545-1は様々な形で現れますが、常に、ドアや識別可能なマークを持たず、一定の間隔で照明器具があり、その周辺と建築上見分けがつきません。また、SCP-5545-1は無限に広がり、その廊下は他のどんな場所からも入ることはできません。そのためSCP-5545-1は余剰次元空間を横断していると考えられています。

SCP-5545-2はサイト-344-2の中に存在します。それ以上の情報は提供できません。

SCP-5545-3は、SCP-5545-2がSCP-5545-1と相互作用した結果引き起こされる現象です。この過程で、SCP-5545-1の影響範囲は時間とともに指数関数的に拡大し、その結果、SCP-5545-1の兆候が4から6時間の間に世界的に発生します。この現象はSCP-5545-2がSCP-5545-1の内部に存在している限り続き、SCP-5545-2がSCP-5545-1内に存在していなければ、影響範囲は対数的に縮小します。

これはSCP-5545-1とSCP-5545-2の間の関係を制限するものではありませんが、さらなる情報は収容違反の原因となり得ます。

発見: SCP-5545の発見における正確で詳細な背景は不明ですが、その中心となるアノマリーは、1700年代後半から植民地時代の探検家によって繰り返し発見されていたものだと考えられていました。SCP-5545-1と-2の相互作用(場合によってはSCP-5545-3の間接的な活性化)が原因で、アノマリーを発見した植民地探検家の大半が、アノマリー自身またはそれによって引き起こされる自殺願望によって死亡しました。この期間における死傷者の総数は、約70人だと考えられています。

2003年9月8日、財団の研究員は南極への遠征中、SCP-5545を発見しました。アノマリーは当初、SCP-5545-1のみだと考えられており、臨時サイトが早急に建設されました。しかし、SCP-5545-2が存在する場所が発見された後、研究チームの中の16人が死亡しました。調査の後、現在の収容手順が確立されました。


通知
この報告書の残りの部分は、非常に機密性の高い情報だと見なされています。もしあなたのO5評議会のクリアランスが偽造されていると発覚した場合、終了措置が取られるでしょう。


2003年12月3日から2019年11月15日にかけて、29の機動部隊と73人のDクラス職員がSCP-5545-1の実体内部に送られました。それからは何も報告されていません。2019年12月21日にも遠征が予定されていましたが、未然に防がれました。

2019年11月18日、サイト管理官のジェイソン・モンローはSCP-5545に関する文書、人命の大規模な損失、サイト職員の一般的な不正行為を調べるための正式な調査を提案し、モンロー管理官は調査を行うことを許可されました。関連文書の完全なリストは以下にあります。

補遺1: 正式調査依頼とその返答

補遺2: 初期探索

補遺3: 調査

補遺4: 結論


































特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。