特別収容プロトコル
このファイルは新たな情報が得られ次第更新されます。今後のプロトコルが確立するまでは、臨時収容プロトコルを参照してください。
臨時収容プロトコル: SCP-5570が発生する物件からは非永住者を全員立ち退かせています。全ての物的証拠はアノマリーの収容時に押収される予定です。
説明
SCP-5570はイリノイ州コービン・スプリングスに所在する "スティーブンズ・ファミリーホテル" に影響を及ぼしている一連の現象です。現象には以下が挙げられますが、これらに限りません。
- 様々な年齢・人種・外見のヒト型霊的実体。
- 電子機器の機能不良。例として、照明用アウトレットの断続的な故障や、テレビの異常動作、電波障害などが挙げられる。
- 聴覚現象。例として、姿の見えない声、ノック、叫び声、足音などが挙げられる。
この霊的現象の集結の原因は現在調査中です。
発見
財団はスティーブンズ一家1がシェルビー郡超常調査社 (Shelby County Paranormal Investigations)2に連絡を取ったことでSCP-5570の存在を認知しました。スティーブンズとホテル利用者は、ホテルの各所で霊的実体を複数回目撃したと報告しました。この主張は膨大な映像証拠によって裏付けられました。特別調査チーム チャーリー-14 ("幽霊探偵") が状況判断のために派遣されました。
更新: 調査報告
臨時収容プロトコルが直ちに確立され、特別調査チーム チャーリー-14メンバーのキャメロン・モンローとジェリー・ウィリアムズがSCP-5570の調査のために到着しました。調査に取り掛かる前に、簡易インタビューが実施されました。
インタビュー後、エージェントらがホテルに進入して調査を開始しました。
調査の結果、物件の以前の所有者が残した物品の数々が、SCP-5570現象の原因と推定される光り輝く水晶玉とともに回収されました。質問に対し、マイク・スティーブンズは両親の気を惹こうとしてアノマリーを利用したことを認めました。マイクの行動を受け、スティーブンズ一家は息子がホテルの歓迎係として非常勤で勤務できるよう手配しました。マイク・スティーブンズはクラス-D記憶処理を受けてアノマリーに関する知識を除去され、SCP-5570の停止を説明付けるために、カバーストーリー "ゴーストバスター完了Ghosts-Busted" が制定されました。