SCP-5589
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アイテム番号: SCP-5589

オブジェクトクラス: Pending

特別収容プロトコル: N/A

説明: SCP-5589は2018年10月9日、リドリー・クリーク1の町長 ダーネル・ホリスが主催し、同町唯一の町営淡水貯水池 — 町と同じ名を冠して“リドリーズ・クリーク”と呼ばれる — を通る新たな導水路の構築を提唱した一般講演の最中に発生した超常現象でした。以下に当該現象の簡潔な書き起こしを掲載します。

その後数日間で、当該現象の全ての目撃者3が拘留され、記憶処理されました。収容担当職員はベニヤとホリスを発見できず、彼らの失踪は後日、致命的な車両事故として偽装されました。

1ヶ月間に及ぶ調査で手がかりが全く得られなかった後、SCP-5589は単発の事件だったと仮定され、外来オブジェクト対応部門の内部投票を経て超常現象#AXZ28D-Bに分類されました。

補遺: 2021年7月24日、サイト-884管理官 ジョージ・ラミレスの自宅宛てに送付された不審な小包が傍受された後、SCP-5589には更なる研究の余地があると判断されました。以前からSCP-5589を認知していたラミレスは、RAISAの一員としてSCP-5589の超常現象への分類を監修し、最近ではカエル型・アシナシイモリ型アノマリーの収容に特化したサイト-88の新しい棟の建造を監督していました。

開封時に、小包の中身は1枚の印刷画像のみと確認されました。以下に問題の画像を掲載します。

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