SCP-5772
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SCP-5772の小部分のシミュレーション

アイテム番号: SCP-5772

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: タイプ1情報生成型アノマリー1は全て調査・隠匿されます。

ナビエ–ストークス方程式2及び関連する偏微分方程式に関する研究は監視し、中断させます。SCP-5772が非異常性の数学によって導出されてしまう危険性の評価を定期的に行います。現時点では、短期間のうちにSCP-5772が導出される可能性は低いと考えられています。

TNT換算で最低でも25 ktに相当する爆発(1014 J)であって、既知の核保有国のどれも関与していないものはSCP-5772との関係が調査されます。

SCP-5772実例の広範囲検出の研究が行われます。

説明: SCP-5772は、ナビエ–ストークス予想3の容易に再現可能な反例です。

SCP-5772が実際に再現されると、SCP-5772実例は渦の相互作用系を形成します。時間経過とともに渦群はフィードバックループに突入し、系のエネルギーは中心近くの小領域に集中していきます。系が理想的な粘性流体に関するナビエ–ストークス方程式に従って発展していく限りエネルギー密度は無限に上昇し、ナビエ–ストークス予想に反することになります。

実際には流体の性質は非理想的なので、系の発展は渦の幅が原子サイズスケールに達した時点でナビエ–ストークス方程式に従い必ず停止します。この際過度に集中されたエネルギーが流体の構成粒子の崩壊・プランク長スケールブラックホールの短期発生・流体の全質量の1%以上の解放を引き起こします。

このときの質量からエネルギーへの変換効率はこれまで実現された核出力比の最大値であるB41水素爆弾の変換効率0.024%をはるかに上回ります。

試験により最大2500 m^3までの流体系4に渦の系が容易に作られうるという結果が示されており、テラトンスケール(1021 J)の爆発に発展します。これはイエローストーンのスーパーボルケーノで最後に起きた噴火に匹敵します。より大型のSCP-5772実例の発生可能性の研究が進行中です。

補遺: SCP-5772はSCP-10001によって述べられたことで財団の知るところとなりました。SCP-10001の主な異常特性は、事実に関するどんな質問にも正しく回答するという能力あるいは衝動です。

2020年4月27日に実施された試験において、SCP-10001は「座ったままでできる最も危険なことは?」と問われました。その際SCP-10001はコップに入ったお茶をかき混ぜるある特殊な方法を述べました。

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