SCP-6140
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アイテム番号: 6140
レベル1
収容クラス:
keter
副次クラス:
{$secondary-class}
撹乱クラス:
amida
リスククラス:
critical

特別収容プロトコル: 統合任務部隊オメガ-100("最後の砦")が下記組織と共同で設立されました。

  • 世界オカルト連合
  • アメリカ国防総省ペンタグラム
  • 中国人民解放軍超常部隊
  • ロシア連邦軍参謀本部情報総局"P"部局

収容完了、もしくは財団が崩壊するまで、機動部隊Nu-7("下される鉄槌")は統合任務部隊オメガ-100に統合され、O5-6の直接監督下に置かれています。展開計画-6140に従い、活動地域内の財団施設では避難が進められており、代わりに統合任務部隊オメガ-100の隊員が配置されています。

説明: SCP-6140はSCP-140内に記録されているダエーバイト帝国です。2022年3月20日、現実世界に出現すると予測されています。SCP-140は既に収容違反を起こしており、結果として起こる事象140-CKにより、SCP-6140が出現します。

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出現後の領土範囲予測

SCP-6140が敵性的であり、現代の現実世界をも改変できる性質の異常を用いることから、O5評議会は本件をBK-クラス"壊された虚構"シナリオと宣言しました。

補遺6140.1: 危険度評価

解析部門と専任部隊部門の共同作業部会は、現代におけるダエーバイト帝国の主な危険因子の概要を報告書にまとめました。SCP-140から得られた情報に加え、考古学的調査、ダエーバイト帝国の碑文や文献の調査、パラ統計のデータモデル等に基づいています。

説明 危険度 備考
陸軍 予想兵員数240万。外国供給元より近代設備を調達可能。
空軍 比較的小規模ながら近代的な空軍。ステルス技術の有無は不明だが、異常による改造の可能性は有り。
海軍 領土範囲の大部分が陸地に囲まれている。
国際同盟 SCP-6140は国境を越えて周辺国に多大な影響を与えている可能性が高い。SK-クラス"支配シフト"シナリオへの即座の移行を防ぐため、地政学的構造を保つ取り組みが進行中。
インフラ 複数の地点で戦争が行われている場合でも、軍隊や設備を難なく移動させる能力を持つ可能性が高い。
スパイ活動 不明 国家のスパイ組織が存在する可能性は高いが、詳細は不明。
ヒューマノイド改造 特定の目的を遂行するため、個人に重大な変化を与えることが可能。戦術的な能力は不明。
最上級多能性実体との共謀 緋色の王との協定により、破壊能力が強化されていると考えられている。
生物兵器 歴史的文献によると、高度に発達した異常な変身能力を有する。植物または菌類由来の伝染病が存在する可能性も高い。
核兵器 深刻 ダエーバイト帝国が核兵器と大陸間弾道ミサイルを所有しているのは確実。

補遺6140.2: 起因事象

SCP-6140は、SCP-140関連の重大な収容違反に起因します。SCP-140-Aによって出版された"ダエーワ年代記"の初版75部が異常を有していました。このうち49冊はSCP-140の異常が原因で破壊されました。20冊は財団職員によって発見され、安全に処理されています。残りはSCP-140を含め6冊となっており、総称してSCP-140-Bと指定されています。

未収容分のうち1冊は、マーシャル・カーター&ダークとの関わりで知られる第11代エルギン伯爵リチャード・ブルースの個人的な所有物でした。ブルースは適切なプロトコルに基づいてSCP-140-Bを扱い、液体を近づけることもありませんでした。しかし、私有地のセキュリティが不十分だったため、軽装備の異常な個人数名に侵入され、SCP-140-Bを盗まれてしまいました。

盗難後、ブルースは即座にマーシャル・カーター&ダークへ報告しました。SCP-140の潜在的な危険を考慮し、マーシャル・カーター&ダークは連絡役を通じて財団と接触し、回収でき次第収容することを容認しました。SCP-140-Bの捜索に機動部隊Mu-3("最高額入札者")が派遣されました。

早々に犯人は緋色の王の子らの一派であると判明しました。緋色の王が強く崇拝されていたダエーバイト帝国を復活させる目的でSCP-140-Bを入手したとされています。機動部隊Mu-3は一派を追跡し、スコットランドのマレー、エルギンにある家屋にたどり着き、介入を試みるも、既に儀式は完了していました。また機動部隊Mu-3が到着する少し前に、収容されていたSCP-140が突然燃焼していたことが監視カメラの映像からわかっています1

「唯一の真の帝国を、この古びた羊皮紙から生み出す」儀式にSCP-140-Bの燃焼が関係していたと財団の調査官は推測しています。呪術的な共鳴が、残り全ての”ダエーワ年代記”の同時破壊を引き起こしました。儀式終了後、存在が知られているダエーバイト関連の人工品の全てが、オミクロン型のヒューム放射線を発し始めました。

儀式は冬至2に行われましたが、ダエーバイト帝国が即座に現実世界に出現する3春分4まで本格化することはないと予測されています。

補遺6140.3: 財団用概要説明

下記告示は、迫り来るSCP-140の現実世界への出現に関する概要を共有する目的で、全財団職員に送信されました。

FROM: o5-1@foundation.scp
TO: 全職員メーリングリスト
SUBJECT: 近々発生するCK-クラスシナリオ(ダエーバイト帝国)について
DATE: 2021年12月28日


財団職員各位

3ヶ月後、前例のない規模のCK-クラスシナリオが発生します。2022年3月20日、ダエーバイト帝国が現代の現実世界に出現します。現状の予測では、領土範囲は中央シベリアとカザフスタンの大部分に取って代わるとされています。ダエーバイト帝国及びSCP-140について馴染みがない職員は下記概要をご確認ください。

  • 現実世界に出現した場合、ダエーバイト帝国は史上最も敵性的かつ異常な国家となります。血液呪術、植物呪術、降霊呪術を含む複数の新型の呪術習慣がこの地域で発展してきました。
  • 国教は、暴力的な神である緋色の王を崇拝しています。現存宗派(緋色の王の子ら)は幾度も神の召喚を試み、世界の終焉を引き起こそうとしてきました。
  • また、同帝国は異常な武力を持ち、現代の技術や武器を入手すれば大幅に強化されるでしょう。危険度や性質は不明ですが、広範囲に及ぶと推測されています。

現存の全ての探索的研究は一時中止とします。不要不急の収容作業は一時中止とします。可能な限り多くの人類を守るため、各サイトにタスクが割り当てられています。各々の優先事項については詳細連絡をお待ちください。

3月19日、必須要員は現実錨使用のサイトに移動し、CK-クラスシナリオへの対抗策を実施します。クラス-A及び指定の職員は余剰次元サイトに移動となります。現在、財団への遡及的な混乱を防ぐ目的でシャンク/アナスタサコス恒常時間溝(XACTS)の追加設置を進めています。

私たちは、ダエーバイト帝国の復活に屈しません。3月20日に何が起ころうとも、正常は守られます。私たちの世界は保たれます。

O5-1デスク
確保、収容、保護。

警告。収容違反が開始されました。

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