SCP-6158
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件名: ナイン。


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"scp-6158.zip"を開いています

アイテム番号: SCP-6158

アノマリークラス: Safe

職員クリアランスレベル: 5

特別収容プロトコル: SCP-6158はサイト-02の安全収容ロッカーに保管されます。如何なる状況でも、O5司令部の許可がない限り、SCP-6158を電子機器やコンピュータネットワークに接続することは認められません。

説明: SCP-6158は複数の統合された有機神経網から成る半原始的コンピュータ構造です。SCP-6158は時間経過で劣化しないようですが、脆弱な性質上、確認は困難です。この傷付きやすさと、神経の特殊な融合形式のため、SCP-6158の研究は専ら観察のみで行われています。

研究者たちは、SCP-6158の神経が以下の要素で構成されていると想定しています。

  • 2~3人分の完全な人間の神経系
  • 6~7匹分の完全な家畜ネズミの神経系
  • 人間の小脳 1個
  • イエネコの頭頂葉の一部
  • 一部損傷した成人の眼球 1個1

特筆すべき事に、SCP-6158の構成要素には、完全に無傷な人間の脳が1個しかありません。その他の脳組織は、分離されているものの損傷していない部分に位置しており、まだ全体としてのネットワークと繋がっています。

SCP-6158の全ての神経は、この中核の役割を果たす脳の脊髄と推定される場所に収束しています。SCP-6158の脊髄は先細りになり、先端にUSBプラグが設けられたゴム引きの配線を形成しています。

補遺 6158.1: SCP-6158は2022/2/13、ある財団フロント組織の廃止手続き中に発見されました。建造物の中が片付けられ、審査に備えて書類の評価が行われている際に、用務員のミカエラ・ウェバーは、建造物の公式図面に記載されておらず、標識の無いドアを発見しました。ドアロックを壊して侵入したところ、この部屋は備品倉庫らしき空間に設けられた仮設オフィスのように見受けられました。室内には改造されたTRS-80コンピュータシステム、小さな書類の束、SCP-6158が密閉された大きな金属の箱がありました。小さな穴が箱の底面の隅に空けられ、そこから延びたSCP-6158のコードがコンピュータシステムに接続されていました。小さな“W”の形の引っ掻き傷が金属箱の側面の1つに残されていました。

ウェバーはSCP-6158が端末に接続されたままの状態でコンピュータシステムを起動しました。彼女は、コンピュータがローディングを完了した後、システムがフリーズし、画面がファイル名で急速に埋め尽くされたと報告しました。全てのファイル名は無作為な文字列のように思われました。ウェバーはコンピュータを強制終了しようとしましたが、システムは反応しませんでした。

数秒後、未知の実体が財団総合警報システム、各種PAスピーカー、複数のサイトに跨る封鎖プロトコルなどのツールの開始コードをバイパスしました。これによって、実体はサイト内アナウンスと警報を作動させ、同時に自らの音声を放送することができました。

問題の放送は、高音域・低音域が共に含まれる一連の衝突音と報告された軽微な認識災害でした。この事案中に被影響サイトに居た職員らは頭痛、偏頭痛、血液の味の知覚、そして深刻な肉体的苦痛を訴えました。曝露した職員の5%は放送を聞いた際に短期間の麻痺を起こし、一時的に入院しました。麻痺した職員らは、ノイズの中で1人の男が絶叫しているのが聞こえたと主張しました。

補遺 6158.2: 備品倉庫から回収された書類の大半は現在も解読されていませんが、1枚の印刷されたチラシが良好な状態に保たれていました。内容は以下の通りです。

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