SCP-6161
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アイテム番号: SCP-6161

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-6161はサイト-55の標準的なオブジェクト用安全ロッカーに保管されます。SCP-6161の容器がSCP-6161-1実例に変化したかは不明ですが、許容範囲と見做されています。SCP-6161を取り扱う職員は刃との接触を避け、柄だけに触れるように心がけてください。

説明: SCP-6161は長さ23cmの鋼鉄製ケーキナイフです。何らかの物体を切断するために使用される時、SCP-6161はあらゆる材質を容易に切り分けることができます。SCP-6161で切断された物体はSCP-6161-1実例に変化します。

SCP-6161-1実例は外見的にはその本来の特性を示し続けますが、内部は完全にケーキで構成されています。SCP-6161-1実例内のケーキの風味は様々に異なると報告されています。

補遺 6161.01: 試験ログ

試験#: 01

試験した物体: 鋼鉄の棒

結果: SCP-6161は容易に棒を切断した。D-1221は一切れのSCP-6161-1を消費するように指示された。当該実例の風味は“土っぽくて金属質”な味だと報告された。

試験#: 05

試験した物体: 自動車用タイヤ

結果: SCP-6161は容易にタイヤを切断した。D-1221は一切れのSCP-6161-1を消費するように指示された1。当該実例の風味は“油っこい味で、ゴムみたいな質感”だと報告された。

試験#: 11

試験した物体:グリーン博士のノートパソコン

結果: SCP-6161は容易にノートパソコンを切断した。D-1221は一切れのSCP-6161-1を消費するように指示された2。当該実例の風味は“パリパリする細かいのが混ざったプラスチック[のような]”味だと報告された。

試験#: 17

試験した物体: グリーン博士のバースデーケーキ

結果: SCP-6161は容易にケーキを切断した。D-1221は一切れのSCP-6161-1を消費するように指示された。スライスされたケーキが砂利や石に変わっているのを見て、D-1221は消費を拒否した。試食試験の結果は得られなかった。

試験: N/A

試験した物体: N/A

結果: グリーン博士は次の試験に備えてSCP-6161を持ち上げようと試み、誤って刃で指を刺した。応急処置を求めた際、SCP-6161はグリーン博士を負傷させなかったものの、その異常性による影響を及ぼしていたことが判明した。グリーン博士は直ちにSCP-6161-1実例に指定された3。当該実例の風味は“まるで豚肉みたい”だと報告された。

SCP-6161の更なる試験は制限されています。


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