SCP-6222
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アイテム番号: 6222
レベル3
収容クラス:
esoteric
副次クラス:
thaumiel
撹乱クラス:
dark
リスククラス:
warning

fishprison.png

SCP-6222の入口。


特別収容プロトコル: SCP-6222とその周囲の公園は買収され、財団前哨基地-384に改装されました。優先度の高い収容房は定期的に監視下に置くものとします。内部移動を容易にするため、SCP-6222の探索済みの区画には標識と地図が設置されています。施設の所有者の身元調査が進行中です。

fishcorridor.jpg

SCP-6222の内部の廊下。

説明: SCP-6222は、異常に広大な非ユークリッド内部空間を有し、外部には“おさかな監獄” FISH PRISON と記された大きな看板が配置されている施設です。SCP-6222の部屋やレイアウトの大部分は、一般的な刑務所複合施設や財団サイトの収容ゾーンに酷似していますが、特筆すべき例外として照明システムが機能していません。潜在的な安全上の問題を避け、アクセスを容易にするために、SCP-6222の探索済み区画には照明装置が設置されています。

SCP-6222内の全ての収容房には、SCP-6222-1個体と指定される海洋生物が最低でも1匹収容されています。SCP-6222外部の看板に反して、全てのSCP-6222-1個体が魚類であるわけではありません1。プラカードが各収容房の上もしくは付近に設置され、その房のSCP-6222-1個体に関する文章が記されています。収容房自体は十分に理解されていない多様体によって奇跡術で補強されているらしく、実験のために意図的にSCP-6222-1個体を取り出す試みを妨げています。

収容房の内部に液体が無いにも拘らず、SCP-6222-1個体は水中での動きを模倣することによって空中移動できます。これがSCP-6222-1個体に固有の性質なのか、単なるSCP-6222の副次的影響なのかは不明です。同様に、全てのSCP-6222-1個体は栄養摂取を必要とせず、排泄物を生成せず、老化せず、それぞれの種として正常と見做されるもの以外の異常行動を示しません。

補遺 6222.1: SCP-6222-1情報ログ

以下はSCP-6222-1文書ログからの抜粋であり、各収容房のプラカードの文章と、必要に応じて注記が添えられています。

shrimpcell.jpg

SCP-6222-1個体。


種族: Palinurus mauritanicus (ピンクイセエビ) 1匹
罪状: 種内捕食
注記: 当該SCP-6222-1個体には数本の脚がありません。他数匹分のピンクイセエビの殻も収容房内に確認されています。これ以外の収容房には死亡したSCP-6222-1個体が収容されていません。

種族: Cyanea capillata (キタユウレイクラゲ) 8匹
罪状: 暴行、第一級謀殺、銃器不法所持、テロ行為
注記: この収容房の発見以来、少なくとも4名の財団職員が収容房の方向に向かって唾を吐き捨てています。当該SCP-6222-1個体群がミーム的影響力を帯びている可能性について調査中です。

種族: Homarus gammarus (ヨーロッパロブスター) 1匹
罪状: ヘイトスピーチ
注記: プラカードには“こいつはレイシストだぜ、ジム”と記された付箋が貼られていました。

種族: Phractocephalus hemioliopterus (レッドテールキャットフィッシュ) 2匹
罪状: 個人情報窃盗
注記: この収容房に近接した人物は一時的なTIE健忘症2を経験する場合があります。

gouramicell.jpg

SCP-6222-1個体。


種族: Osphronemus goramy (ジャイアントグラミー) 1匹
罪状: 飲酒運転、車両重窃盗
注記: N/A

種族: Nemateleotris magnifica (ハタタテハゼ) 1匹
罪状: 放火
注記: 収容房付近の物品 — 紙の文書、カメラ、収容房のプラカード、研究員の白衣 — が自然発火した事例が6件記録されています。

種族: Anomalocaris canadensis (アノマロカリス・カナデンシス) 3匹
罪状: 暴行、傷害、公序良俗違反
注記: この収容房は三葉虫型SCP-6222-1個体群の収容房と向かい合っています。収容されたSCP-6222-1個体群が互いに敵意を示しているため、両収容房間に視線を遮るための障壁が設けられています。

種族: Paradoxides paradoxissimus (三葉虫の一種) 4匹
罪状: 暴行、傷害、公序良俗違反
注記: この収容房はアノマロカリス型SCP-6222-1個体群の収容房と向かい合っています。収容されたSCP-6222-1個体群が互いに敵意を示しているため、両収容房間に視線を遮るための障壁が設けられています。

isopodcell.jpg

SCP-6222-1個体。


種族: Bathynomus decemspinosus (オオグソクムシ属の一種) 1匹
罪状: 暴行、傷害、第一級謀殺、誤魚類学 Misichthyology 3
注記: 1mの境界線が収容房の周囲に設けられています。境界線の確立以前に、当該SCP-6222-1個体は収容房のすぐ近くに立っていた財団職員2名を異常な手段で刺突し、無能力化しました。

種族: Homo aqueous (有鰭人) フィンフォーク 1匹
罪状: 不法侵入
注記: 当該SCP-6222-1個体は元オーストラリア首相 ハロルド・ホルトに似ています。SCP-6222-1個体には知性があるようですが、如何なる意思疎通試行にも応答しません。

種族: 不明、注記参照
罪状: 暴行、第一級謀殺、器物損壊
注記: 当該SCP-6222-1個体は当初ダイオウイカだと考えられていましたが、適切な照明条件が確立された際に、触手はCetorhinus maximus (ウバザメ) に似た実体の口から突出していることが判明しました。

種族: N/A、注記参照
罪状: 非故意故殺、器物損壊
注記: 収容房は軌道離脱した宇宙ステーション“ミール”由来のものと特定された金属デブリで占められています。

種族: 不明
罪状: 暴行、第一級謀殺、器物損壊
注記: 当該SCP-6222-1個体は小魚のように見えますが、収容房の寸法は遥かに広大です。調査が進行中です。

種族: 不明、ヒトの頭部を9個有するリュウグウノツカイに似た単一の個体
罪状: 故殺、器物損壊、大量虐殺、反逆
注記: 当該SCP-6222-1個体は広い収容房の中心にある大きな檻の内部に閉じ込められています。個体が放出するアンモニアガスが収容房内に飽和しているため、調査の進行は妨げられています。収容房のドアの外にいる人物は、SCP-6222-1個体の発声が聞こえると報告します — 内容は上古中国語で慈悲を請うものと特定されました。

種族: 不明、注記参照
罪状: 故殺、器物損壊、大量虐殺、殺神
注記: 当該個体は視覚による識別を妨げる認識災害特性及び反ミーム特性を帯びています。フィルタリングされた画像は、このSCP-6222-1個体が体長100m以上で、体制が五放射相称であることを示します。また、この個体は受動的に大量の第六生命エネルギーを放出する様子も観察されています。

種族: N/A
罪状: 神格化
注記: 一辺あたり約500mというSCP-6222内で発見された最大の収容房にも拘らず、内部は空です。房内には微量のY-909化合物が存在します。調査は進行中です。

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