アイテム番号: SCP-6238
オブジェクトクラス: Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-6238の遺灰はムーン次席研究員に引き渡されました。
説明: SCP-6238は2022/7/30に自然発火した、ムーン次席研究員の飼い猫のスクロンクル1です。この事件以前、SCP-6238は異常性のないイエネコであると信じられていました。SCP-6238が実際に何らかの異常な性質を持っていたのか、あるいは外部の異常な現象に影響されたのかについては財団研究員の間で議論があり、現在は暫定的に猫そのものをSCP-6238に指定しています。
ムーン次席研究員の部屋の煙感知器が鳴った時刻から、ムーン次席研究員が朝食を摂るために部屋を出た直後の午前8時37分にSCP-6238は燃え上がったと推測されています。消防隊員が部屋に到着した時点でSCP-6238はすでに灰になっていました。この灰に異常性はなく、その後すぐにムーン次席研究員に引き渡されました。
補遺6238.1: 2022年7月31日、財団ウェブクローラーはミシガン州の███████という町のローカルニュースに異常性の可能性があるとしてフラグを立てました。そのニュースでは前日の朝に男性とペットの猫が共に自然発火した出来事が伝えられています。ニュースによると、この男性の猫はスクロンクルいう名前だったとのことです。調査は継続中です。
補遺6238.2:さらなる調査の結果、その男性の名前もまたスクロンクルであることが判明しました。調査担当者は現在、ネコ科かそうでないかを問わずスクロンクルという名前の他の個体を探し出し、彼らも2022年7月30日の朝に炎に包まれたのかを確認しようとしています。より多くの情報が集まるまで、財団は「スクロンクル」と綴りや発音が似ている名前の個体を監視下に置いています。