
█号線で確保したSCP-629-KO実体の内の1つ
アイテム番号: SCP-629-KO
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 全てのSCP-629-KO実体は、財団が確保した後焼却処分します。実験と収容のためにいくつかの個体は残すことが可能です。対象の確保のため、██駅付近の全ての交通システムにおいて24時間の監視が行われ、以降他の地域でオブジェクトが出現した場合は該当地域にも一定期間の周期的な監視を行います。
SCP-629-KOを持っていた人物にはクラスC記憶処理を施した後、個人情報をデータベースに登録しなければなりません。以降同一人物が再びSCP-629-KO実体を持っているのが確認された場合、追加の収容プロトコルの更新を行うことが可能です。
説明: SCP-629-KOは██cm×███cm×█cmの大きさの紙袋です。材質は普通の紙袋に使用されているものと同じであり、[編集済]のロゴが印刷されています。この紙袋は19██年に事故のために閉店した[編集済]で製作されたものであり、したがって現在SCP-629-KOのような紙袋は生産されておらず、全量回収済です(崩壊事案███████-629-KO参照)。
SCP-629-KOは、当時[編集済]が存在していた特定の地域の民間人がSCP-629-KOを持っているという形で継続的に出現します。SCP-629-KOが何処で出現したかを覚えている人物は存在せず、更に指摘しない限りSCP-629-KOが存在することにさえ気付かない人物も居ます。ただしこれは、オブジェクトを[編集済]の紙袋として認識する人物も存在することから、例外もあると考えられています。
現在までSCP-629-KOが継続的に出現する以外の他の異常性は確認されていないため、いくつかは実体を残しての焼却処分が可能となりました。