SCP-6346
特別収容プロトコル: SCP-6346は非物理的・非異常な概念であり、収容する必要はありません。SCP-6346によって表現される実体に関する手続きプロシージャは、周辺実体管理プロシージャを参照してください。
説明: SCP-6346はいかなるデータベース1においても登録・参照できない実体を指す仮説上の概念です。仮定のシナリオにおいて、この仮説上の実体をデータベースに記載する、または言及する試みは成功しません。
いかなるデータベースにも登録・参照できない実体は全て、その他の特徴とは関係なく、SCP-6346によって表現されます。定義上、SCP-6346が表現する実体は異常と見做されますが、概念としてのSCP-6346は異常な意味論的特性を持ちません。
周辺実体管理プロシージャ:
- プロシージャ-6346-01は、SCP-6346によって表現される実体が大きさ、拡散規模、またはその他の固有の特性のために物理的収容が不可能である場合に、通常の記録必要性を省いて、緊急情報災害収容プロトコルの永続的適用を認めるものです。
- プロシージャ-6346-02は、SCP-6346によって表現される実体が物理的に収容可能かつ、非知性体であるか追加の異常性を有する場合に、通常の記録必要性を省いて、適切な異常オブジェクト保護観察収容室の永続的利用を認めるものです。
- プロシージャ-6346-03は、SCP-6346によって表現される非異常性の人間に対して、ネブラスカ州リンカーンに所在するレベル3財団職員住宅2の1ユニットへの非特異性のアクセスを認めるものです。
- プロシージャ-6346-04は、毎月10,000米ドルが給付される財団運営の基金の設立を認めるものです。SCP-6346によって表現される非異常性の人間は、この基金から自由に現金の引き出しや送金を行うことができます。
- プロシージャ-6346-05は、SCP-6346によって表現される非異常性の人間が参加可能であり、ネブラスカ州南東部の財団関連施設において電子機器の設置・整備分野で働く機会を提供できるボランティア組織の設立を認めるものです。
- プロシージャ-6346-06は、SCP-6346によって表現される非異常性の人間の配偶者及び最大3人までの子供に対して、SCP-6346によって表現される人物との関係性が原因となって妨害を受ける法的文書の提供・変更を行う目的で、一部の財団リソースへのアクセスを認めるものです。
- プロシージャ-6346-07は、ネブラスカ州リンカーンにおける小規模な財団運営の教育施設の設立を認めるものです。この施設では、SCP-6346によって表現される非異常性の人間のために、ベトナム語の筆記と会話、アメリカ手話、ハイフォン手話の指導を含む各種講座が提供されます。
- プロシージャ-6346-08は、SCP-6346によって表現される非異常性の人間のために、ネブラスカ州リンカーンにおける財団運営の診療所の設立を認めるものです。一般診療や緊急治療に加え、この診療所では1型糖尿病治療用のインスリンの在庫を維持し、長期的な不安障害や鬱病の治療を専門とするメンタルヘルス・カウンセラー1名を雇用する必要があります。
ページリビジョン: 1, 最終更新: 10 Sep 2023 05:25