SCP-6400
評価: +119+x

脅威レベル:


特別収容プロトコル: サイト-17倫理委員会の命令に基づいて、施設-Cのセル-2/23は空室を維持されます。SCP-6400の遮蔽、ならびに割り破っての通過は禁止されています。

説明: SCP-6400は円形の窓であり、現時点ではセル-2/23の北西側の壁に存在しています。単独の円形ガラス板から構成されており、格子や開閉機構はありません。

いずれかの側から損傷を受けるか遮蔽されるかするとSCP-6400は消失し、最寄りのセクションの壁に再出現します。SCP-6400の消失と続く再出現は瞬間的であるように見え、以前に置換されていた領域は移転時に修復されます。

SCP-6400は外壁にのみ出現し、自然光がほとんど、あるいは全く無い部屋を優先します。オフィス、職員寮、収容セルは高い頻度でSCP-6400の標的となり、全出現事例のうち94%が当てはまります。

影響を受けた部屋の中にいる人間または知的存在は、やや高い頻度でSCP-6400を覗きこみたくなる弱い衝動を抱きます。日光への曝露時間はこの影響の受けやすさと負の相関性があり、また無関係な仕事を割り当てられた者は、全く働いていない被験者よりも影響を受けづらくなります。非人間やDクラス職員の場合には、嘆き悲しむ様子が高頻度で観察されます。


補遺6400-A

以下は現在地で撮影されたSCP-6400の写真です。もし影響が長引くようであれば、精神医療部門への報告を推奨します。

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