SCP-6490

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アイテム番号: SCP-6490

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 現在、SCP-6490を物理的に収容する方法は判明していません。アノマリーが衆目に晒されやすい性質を持つため、機動部隊ミュー-23('大鴉は言った')はSCP-6490に関する目撃を全て妨害し、必要に応じ、目撃者に対しレベルA記憶処理を施してください。エージェントは対象の行動を監視し、全ての調査結果をプロジェクトディレクターのライル・ブランチャードへ報告してください。いかなる状況下でもSCP-6490との交戦を行わないでください。

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1849年のエドガー・アラン・ポー。

説明: SCP-6490は、アメリカ人作家のエドガー・アラン・ポーの1849年時点の容姿と視覚的に区別がつかない有形の人型実体です。

毎年1月19日1の1:00から3:00(EST2)の間、SCP-6490はアメリカ東部にある都市部3のどこかに出現します。SCP-6490は通常、バー、居酒屋、狭い路地に出現しますが、図書館や大学のキャンパスで目撃されることもあります。記録に残るすべての発生において、SCP-6490はひどく酩酊しているようでした。

目撃者は、SCP-6490は身なりが整っておらず、髪は乱れ、ポーが死亡時に着用していたものと似た、サイズの合わない汚れた服を身に着けていたと証言しています。証言によると、SCP-6490は大抵、ウイスキーと尿が混じったような強いにおいを発していたと言われています。フィールドエージェントの証言によると、SCP-6490は影を形成せず、また光を反射しません。

SCP-6490は通常、人間及び動物に対して攻撃的であり、反社会的傾向が強いことで知られています。クラス分類以降、対象の行動パターンはほぼ一貫しており、以下のような行動を行っている様子が頻繁に目撃されています。

  • 詩や散文の一節を間違った状態で引用し、大声かつ不明瞭な発音で朗読する(全て20世紀以前の作品で、主にポーの文献をもとにしています)
  • 公共物及びインフラの汚損
  • 廃棄された食料及び酒瓶を探すために、路地及びゴミ捨てコンテナを漁る
  • 猫、犬、その他小動物を蹴る/投げる
  • 通行人への挑発及び中傷(時折物理的な喧嘩を引き起こしますが、SCP-6490は酩酊しているため容易に鎮圧されます)

SCP-6490の出現イベントは通常、30~60分間継続します。全てのケースにおいて、対象は明らかに意識が途切れた状態で地面に崩れ落ち、その後突然消失します。

補遺: SCP-6490は1949年、メリーランド州・ボルティモアのガンナー・ホールの外で初めて発見されました。対象は15年にわたっていくつかの州で毎年出現し続けていましたが、1967年1月には新たな目撃報告がなくなりました。次のSCP-6490の出現を見越して派遣されていた機動部隊ミュー-23('大鴉は言った')は、この状況の変化について、考えうる原因の調査任務を負いました。

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ボルティモアのウェストミンスター・ホール墓地にあるポーの墓標。

1月20日にボルティモア裁判所が発行した短いニュース記事で、前日の真夜中過ぎ頃にウェストミンスター・ホール墓地で素性の知れない人物が目撃されたことが詳述されていました。この人物は、ポーの元の埋葬場所に建てられた墓碑を訪れ、3本のバラを手向け、コニャックをグラスに注ぎ、それを掲げており、その様子が目撃されていました。

追跡調査の結果、訪問者は地元の大学生でポーの熱狂的な支持者を自称する23歳の人物、オーガスタス・レイノルズと特定されました。尋問の結果、レイノルズはSCP-6490の知識を持たず、ポーの業績に敬意を表し、ポーを偲ぶために、花を残し乾杯を捧げたと述べました。

レイノルズは、批評家でポーの友人のルーファス・W・グリスウォルドがポーの死後に、ポーが人間嫌いのアルコール中毒で薬物中毒者であると特徴付け、作者の人格攻撃を行ったのだと長々と話しました。レイノルズはその後、クラスA記憶処理が施され、この発見はプロジェクトディレクターのライル・ブランチャードへ転送されました。

翌年1月19日、エージェント・ジェイコブ・フレッチャーがレイノルドの儀式を再現したところ、予見通りSCP-6490は再出現しませんでした。これらの進展を反映させるため、現在SCP-6490の収容プロトコルの修正が行われています。安全のため、この儀式は当面の間、毎年継続して実施される予定です。

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