SCP-656-JP
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収容時のSCP-656-JP

アイテム番号: SCP-656-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-656-JPはサイト-8104の標準非生物オブジェクト収容ロッカーに収容されます。その際、各SCP-656-JPは異なるロッカーに収容されなくてはなりません。SCP-656-JPを使用した実験を行う場合、全ての実験関係者に規定の抗認識災害処置を実施してください。

説明: SCP-656-JPは500mlサイズの23本のペットボトルです。

SCP-656-JPの異常性は複数のSCP-656-JPが隣接した時に発揮されます。隣接した個数に応じて認識した人間に以下の様な異なる精神的、肉体的影響を与えることが判明しています。

隣接したSCP-656-JPの数 認識した人間への影響
2~5本 認識者はSCP-656-JP群へ近付くにつれて嫌悪感を覚え、SCP-656-JPから5m以上離れて行動しようとする。
6~10本 認識者はSCP-656-JP群と10m以上距離を取ろうとし、強制的に10m以内に近づけると嘔吐する。
11~15本 認識者はSCP-656-JP群を認識した瞬間に30m以上距離を取ろうとする。 強制的にSCP-656-JP群と30m以内に近づけると失神する。
16本~20本 認識者はSCP-656-JP群を認識すると即座にSCP-656-JP群、その周囲50mに及ぶ空間を知覚できなくなり、結果としてSCP-656-JPと50m以上距離を取る。また、そのことに違和感を抱かない。強制的に50m以内に近づけると意識を失うが、無意識下にも関わらず肉体はSCP-656-JPから離れようと歩行や走行を行う。
21本以上 認識者は上記と同様にSCP-656-JP群、また周囲90mに及ぶ範囲を認識できなくなる。また、この状態のSCP-656-JP群について記述した文章、画像(SCP-656-JP-1)はそれらを認識した人間に軽度の嫌悪感、不快感を与える。

これらの影響は隣接する本数が増加するにつれてより深刻になりますが、全段階のSCP-656-JP影響は財団保有の対認識災害技術によりほぼ完全な対処が可能です。

SCP-656-JPは2014年、岡山県██市にて、「道路に見ていると気分の悪くなるペットボトルがある」との報告によって財団の知る所となりました。SCP-656-JPの財団における任務への活用については議論が進められています。
 

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