SCP-6773
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アイテム番号: 6773
レベル2
収容クラス:
euclid
副次クラス:
none
撹乱クラス:
vlam
リスククラス:
warning

配属サイト サイト管理官 研究責任者 担当機動部隊
サイト-225 エドワード・イルキフ博士 ジュリアン・フォーレス博士 イータ-7(”猛禽類”)

6773-Vulture_fix.jpg

SCP-6773

特別収容プロトコル
SCP-6773は、サイト-225の野生生物収容棟に位置する鉄鋼補強された収容囲繞区画に収容してください。収容囲繞区画は森林地帯を模して止まり木・樹林・小さな湖沼を包有し、温度調節機能を保持している必要があります。毎日2匹の生きたハツカネズミ.Mus musculusを収容囲繞区画に投入し、SCP-6773に捕獲させてください。SCP-6773の収容囲繞区画は常時の監視および武装警備員4名による常時の警備が行われます。SCP-6773には追跡用首輪を常時装着させてください。

収容違反発生時、機動部隊イータ-7(”猛禽類”)が出動し、追跡用首輪からSCP-6773の居場所を捕捉したうえで再収容が行われます。これに伴った鎮静剤の使用が必要に応じて許可されます。

説明
SCP-6773はクロコンドル.Coragyps atratusに酷似した鳥型の実体であり、約2.4mの全高・約5.1mの翼開長を有します。SCP-6773は自身の意思による周辺の現実改変が可能ですが、この能力は限定的なものと推察されています。SCP-6773が持つ能力には念動力の駆使や周囲の時間操作が含まれており、それに伴って物体が変形する事例も確認されています。興奮状態やストレス環境下における能力行使はSCP-6773に典型的ですが、平静状態において能力が行使される場合も存在します。当該の能力に加えてSCP-6773は異常に強い膂力も示します。

SCP-6773は捕食行動を示し、生きた獲物を狩り捕まえることに歓喜します。SCP-6773は雑食性を呈しますが、生きた獲物の捕食を嗜好します。SCP-6773は小さな獲物を選好しますが、供給されない場合にはより大きな獲物でも捕食することが既知とされています。SCP-6773は職員に対して非常に攻撃的であり、接近してくる者へ必ず攻撃を試みます。SCP-6773の収容囲繞区画に進入する職員は鎮静剤を常時携帯したうえでSCP-6773に慎重に接近するよう勧告されています。SCP-6773は高度な知性も示しますが、感性は欠落していると判断されます。

SCP-6773は、ニューメキシコ州アップハム在所のゲアリーGary's鳥獣保護区Animal Sanctuaryの保護下に置かれていたことが2021年4月12日に発見され、約1か月に渡って世話を受けていた状態でした。回収文書によれば、SCP-6773がゲアリー・ペブラー氏所有のトラックを攻撃しており、その際に保護区のメンバー複数名と最初に遭遇しています。実体が負傷していることに気が付いたペブラー氏によりSCP-6773は捕獲されたものと推測されています。ペブラー氏はSCP-6773をゲアリー鳥獣保護区で数ヶ月間保護していましたが、アノマリーの存在が財団エージェントに通知されて、SCP-6773の収容を目的としたチームが派遣されました。保護区メンバーには記憶処理が行われ、SCP-6773は収容に至りました。

補遺6773.1: 回収文書
SCP-6773の初期収容に際して、保護区でのSCP-6773の様子を記述したペブラー氏個人の日誌が発見されました。以下は当該ドキュメントへのリンクです。

補遺6773.2: インシデント6773-1
2021年4月25日、SCP-6773は収容違反を引き起こし、ニューメキシコが位置する東方向に飛行しました。SCP-6773は数日間を捕獲から免れ、ゲアリー鳥獣保護区に到着すると即座にペブラー氏の所在へ移動しました。以下は保護区の監視カメラシステムが撮影したやりとりへのリンクです。

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