SCP-6787
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    /* This pseudo-element is meant to overlay the regular sidebar button
    so the fixed positioning (top, left, right and/or bottom) has to match */
 
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}

評価: +17+x
アイテム番号: 6787
レベル2
収容クラス:
Safe
副次クラス:
none
撹乱クラス:
Dark
リスククラス:
Caution
skylight.jpg

SCP-6787内の天窓。

特別収容プロトコル: トリスタン・ベイリー管理官の指令により、サイト-87の地下13階への進入口は鋼板およびコンクリートにより封鎖されました。これにもかかわらず職員がSCP-6787に閉じ込められるリスクがあるため、現時点では地下12階と地下14階の間の通行はエレベーターによってのみ行われます。

説明: SCP-6787はサイト-87の地下13階を指定します。2022年早期の定期メンテナンスの際にSCP-6787が発見される以前は、サイト-87には13階に指定された地下階はなく、その代わりに地下12階から14階に直接階数が増加していました。SCP-6787はサイト-87の主階段によってのみ進入可能であり、エレベーターアクセスを欠いています。SCP-6787に通じる扉は財団徽章が記されており、その下に「怪奇部門 記録保管課」と刻銘されています。

musty.jpg

SCP-6787の書架からの眺望。

地下13階は公共図書館に類似しています。30,000巻を超える文学作品がSCP-6787内に存在していると考えられており、また公共図書館に一般的なアメニティーが複数備えられています。他に、SCP-6787内に存在しているのは以下のものです。

  • SCP-6787後方の壁にある図書返却ポスト。溶接され閉じられており、周囲には複数の言語で書かれた警告標識があります。
  • 複数の座席。大半は状態が完全であり、2台のソファと1脚のアンティークの読書椅子を含みます。しかし、職員は通常詳述することのできないその椅子の「不安定さ」を理由として座席の使用を拒否し、壁にもたれかかるか床に座ることで休憩します。
  • 構造体の中央にある天窓。曇りの日に相当する光量が常に窓から差し込んでいます。天窓の直下には複数の卓上ゲームを含むセクションがあり、図書館の他のメディアと同様の貸し出しに利用可能であるようです。これらのゲームの全てには、ダイス、トークン、ゲーム盤といった重要な要素が見当たりません。
  • 現在まで位置が特定できていない受付デスク。職員のなかに受付デスクを見たと報告するものがいるものの、それを見たエリアに戻った際に発見することはできません。
  • ベータマックスの再生装置が内蔵されたテレビジョンが1対のマイクロフィッシュ装置のそばにあります。これにもかかわらず、SCP-6787内にベータマックスのテープは発見されていません。図書返却ポストと同様に、テープの挿入口は溶接され閉じられています。

SCP-6787内の文学作品およびメディアの大半は非異常であるものの、2021年という最近のメディアが内部に存在していることから、起源には疑念があります。例外は「郷土史」セクション内のものであり、このセクションにあるメディアはSCP-6787-Aに指定されています。

SCP-6787-A実例は、サイト-87が位置しているネクサス(ウィスコンシン州スロースピット、ネクサス18)の歴史を(時折劇的な表現をしているものの)描写・詳述したものとされています。しかし、SCP-6787-A実例内の複数の詳細には誤りや矛盾があります。実例を抜粋した表は以下の通りです。

SCP-6787-A実例 称された内容 注目すべき逸脱
『ジャクソン・スロース: 自伝』 スロースピットの創設者であるジャクソン・スロースの自伝。出版日はスロースの没年とされる年の3年後である1893年と記載されている。 出版日の他に、この作品の大部分はスロースによるウィスコンシン州ダグラス郡の先住民の残忍な虐殺およびそれに続く空想科学的抹消を詳述している。実際には、スロースはこのエリアの先住民と比較的良好な関係を築いており、先住民をのちのスロースピットに統合する目的でいくつかのオジブウェー語を学んでさえいた。この作品の語り口から、著者は自身の成果に誇りを抱いていることが示唆される。
『血の育てる根』、ジェームズ・パターソン著 「人肉で莫大な収穫が可能になる」と信じた「血の崇拝者兼農家」であるジェフリー・ハッブルが犯行した殺人を詳述するノンフィクション犯罪小説。 この小説では、ハッブルが無差別殺人し20人以上の死体を自身の農地に埋めたと書かれており、彼が行った被害者は13名のみである。ハッブルの犯行は2017年に自身の家族の犬と地元の法執行機関の一員を殺害するまで発見されていなかったと述べられているが、方法は正しいものの、実際の事件を反映したものではない。
『グレーター・スペリオル地域におけるUFO目撃の歴史』 ウィスコンシン州のスペリオルおよびスロースピット周辺の地球外生命体による活動とされるものの報告。 Nx-18内において地球外生命体による活動の発生は確認されていない。『UFO目撃の歴史』では、活動の増加が「ジャスパー・スロース核研究施設」の存在に起因するとされているが、そのような場所は存在しない。
『██████・█████: 編集された人生』、「ネモ」著1 2020年に不明な原因で死亡するまでサイト-87に配置されていた財団エージェントの伝記。このエージェントの名前は反ミームであり認識できない。 この本に記述された内容に一致するエージェントはサイト-87に配置されたことがない。彼女のパートナーとされるエージェント・トフルマイヤーはこの人物の認識を否定したものの、このSCP-6787-A実例を保存するよう求めた。要求は承認待ち。
『カサンドラ・パイクとクロード・マッティングスの間における離婚訴訟の法廷記録』 題名が示す通り、これは2名の間における離婚訴訟での全ての証拠および供述書の記録である。両者は財団職員であり、2018年より結婚している。 離婚の主な理由は「自身らの1人っ子であるローズの誕生に続く不安定さ」と記載されている。パイクは子どもの親権を夫に取られる。実際には、パイク-マッティングス家はカリフォルニア州に移転しプロジェクト・ラザルスに取り組んでいる。彼らにはこのアイテムの存在は通知されていない。
『キャサリン・ジーン・シンクレア博士の検視記録』 財団が発行した1対の矛盾する検視記録。一方は死亡日が2020年10月であり、死因は「脳組織の損壊」である。もう一方は死亡日を2021年5月と記載しており、死因を「銃創による失血」と記載している。 両方の時において、シンクレアは生死にかかわる危険にあった。前者においては左目が損壊し、後者においては彼女は治療が行えるまで奇跡論的時間停止を用いなければならなかった。このことがあるものの、彼女は現在生存しておりサイト-87に勤務している。
『ウィスコンシン州ダグラス郡におけるヘイトの歴史』、アメリカ自由人権協会 スロースピットを、重度に保守的な地域であり、事実上保守的キリスト教教義を基にして創られた比較的活動的でない要注意団体である「家庭教会」が支配していると描く作品。彼らは、「リーズ神父」の監督のもと複数の私刑、ヘイトクライム、性的マイノリティおよび人種マイノリティの殺人を行った責任があると記載されている。 被害者のなかには「アレクサンダー・カラコス」と「双子ウィリアムズ」がおり、双方は財団職員の成員に対応している。ブレイク・ウィリアムズとアレハンドロ・カラスコは2021年12月から交際しているが、その月は殺害された月であると記載されている。ルビー・ウィリアムズが標的となった理由は不明。
『黒い秋III 第1巻』および『第5巻』 2019年10月の、世界中のネクサスで発生したハロウィンにかかわる現象に関する出来事を描写する、アンソロジーのシリーズを上映するとされる1対のVHSテープ。第2、3、4巻は発見されていない。 エピソードは、財団が何らかの方法で自身の制御あるいは関係しているネクサスの異常な要素を破壊または無力化しようとするさまを描く。ブラジルのプエルト・エクストラニョPuerto Extrañoでは全ての地球外生命体が絶滅させられ、エスターバーグの非ヒト住民は財団が後援するポグロムで殺害され、スリー・ポートランドやニューヨークの「複素アパート」といった超次元領域はそれが接続する領域を破壊することで通常の空間にさせられ、底なし穴を無力化するためそこに核爆弾が投下される。
『サイト-87: 歴史』、フィリップ・ヴァーホーテン著 ウィスコンシン州スロースピットにあるサイト-87の1907年の創立以降の歴史を伝えるとされる。 スロースピットは1969年にSCP-097が発見される以前はより大きな財団に知られておらず、サイト-87が創立されたのは1976年になってからである。記載された職員のいずれも今まで財団職員であったことが知られていない。記録に記されている唯一の人物は、サイト-87管理官とされるザカリー・ベルウェザーであり、この人物は1945年から1960年の間に3回ウィスコンシン州知事に立候補し、毎回予備選挙で敗北していた。
『反逆目録』 財団が出版したとされる文書であり、その創立以来組織に反逆を犯した複数の人物を記載している。現在・過去のサイト-87職員全員が記載されており、同様にネクサスの収容に携わっているサイト-43、サイト-120、他複数のサイトの職員が記載されている。 既知の唯一の内容には、ベイリー管理官の兄弟であるSCP-1483長官のトーマス・ベイリーが、故意にSCP-1483を崩壊させ南極帝国に亡命したとする言及が含まれる。このデータを記録する際、ベイリー管理官はこの巻を破壊し、SCP-6787を封鎖するよう命じた。

2022年3月以降封鎖されたにもかかわらず、サイト-87の地下12階と14階の間を通行する職員がいつの間にかSCP-6787内にいることが散発的にあり、これが現在の収容プロトコルの理由となっています。このような原因で閉じ込められた20名の職員は全員回収されました。この過程で、職員は複数の他のSCP-6787-A実例を回収しています。その題名は以下の通りです。

  • 『言葉を失うとき: SCP-5109の喪失と米国財団インフラストラクチャーの崩壊』、財団アーキビスト ハロルド・R・ブランク著
  • 『さらなる底なし穴? ウィスコンシン州スロースピットの経済的失敗』、シメオン・アドラー著
  • 『夏の死: キャンプ・クラッコーの惨劇』、名誉アーキビスト アイザイア・H・ピックマン著
  • I・H・ピックマンの001提言: 「神の御言葉の消去」

これらのアイテムは、ベイリー管理官の指令につき現在研究されていません。

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