SCP-6845
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SCP-6845

アイテム番号: SCP-6845

オブジェクトクラス: Safe

セキュリティクリアランス: レベル4 (機密)

特別収容プロトコル: SCP-6845は発見場所であるエリア-6845に収容されています。他の収容プロトコルは必要ありません。

説明: SCP-6845は直径0.6kmの森林地帯で、高さ約1.2mのコブルストーンの柱と鋳鉄のフェンスに囲まれています。高さ2.6mの門の特徴は精巧な金属のデザインで、'[不明瞭]1青年墓地郡'と表示されています。

門の中央には大きく華やかな錠前があります。現在まで、鍵は発見されておらず、墓地の建設の記録も存在していません。錠前には「あまりにも早くに取られた者達へ: あなたがどこにいても幸せを見つけられますように」というフレーズが刻まれています。

SCP-6845内には顕著な墓石の欠如があります。代わりに、多数の人間の死体2がSCP-6845の内部境界に散在しており、全てが激しい焦げ目/火傷の兆候を示しています。記録された全ての実例は、死亡時にSCP-6845から離れるために走る、這う、または別の方法を試みていたようであり、出口に近い実例はより完全に形成された身体構造を保持しています。SCP-6845-1付近で発見された実例は、人間の形を模したウリ科の植物性物質に包まれた僅かな骨片にすぎませんが、SCP-6845の境界に接近した実例には、筋肉量、皮膚、髪、および器官の証拠が存在します。

全ての死体はほぼ全ての形態の損傷に対して異常な耐性を有していますが、焼却によって破壊することが可能です。この特性のため、比較的良好な状態で発見された複数の実例から完全な歯科記録が回収されており、それらは全て失踪、殺害、またはその他の非異常な事情で予期せず死亡した子供のものと一致しています。

SCP-6845全体で、財団の標準的焼夷兵器と著しく類似するいくつかの錆びた装置が発見されています。それらはSCP-6845内の死体に影響を与える異常性の影響を受けていないようです。

SCP-6845-1はSCP-6845の中心に位置する石造りの霊廟です。植物はその周辺で著しく厚く、様々な種のカボチャが高密度で付随しており、その多くは未確認の種です。

SCP-6845-1はあらゆる形態の損傷に対しての強力な耐性があり、SCP-6845-1を貫通またはその他の方法で侵入する方法は発見されていません。

SCP-6845-1への扉は暗い石の厚い層で構成されています。 SCP-6845の門に見られるものと同様のデザインの大きな錠前が中央に見え、ドアの上には「我々の方へ戻れ」Come back to usと書かれた精巧な手書きの碑文が削られています。

錠前には"怪奇部門(Department of Abnormalities)"と書かれた小さなプラカードが溶接されています。ドアは手触りが暖かく、ドアの後ろからはこもったパチパチという音と悲鳴が聞こえます。

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