SCP-7074
/* source: http://ah-sandbox.wikidot.com/component:collapsible-sidebar-x1 */
 
#top-bar .open-menu a {
        position: fixed;
        bottom: 0.5em;
        left: 0.5em;
        z-index: 15;
        font-family: san-serif;
        font-size: 30px;
        font-weight: 700;
        width: 30px;
        height: 30px;
        line-height: 0.9em;
        text-align: center;
        border: 0.2em solid #888 !important;
        background-color: #fff !important;
        border-radius: 3em;
        color: #888 !important;
        text-decoration: none!important;
}
 
@media (min-width: 768px) {
 
    .mobile-top-bar {
        display: block;
    }
 
    .mobile-top-bar li {
        display: none;
    }
 
    #main-content {
        max-width: 708px;
        margin: 0 auto;
        padding: 0;
        transition: max-width 0.2s ease-in-out;
    }
 
    #side-bar {
        display: block;
        position: fixed;
        top: 0;
        left: -25em;
        width: 17em;
        height: 100%;
        background-color: rgb(184, 134, 134);
        overflow-y: auto;
        z-index: 10;
        padding: 1em 1em 0 1em;
        -webkit-transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
        -moz-transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
        -ms-transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
        -o-transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
        transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
    }
 
    #side-bar:after {
        content: "";
        position: absolute;
        top: 0;
        width: 0;
        height: 100%;
        background-color: rgba(0, 0, 0, 0.2);
 
    }
 
    #side-bar:target {
        display: block;
        left: 0;
        width: 17em;
        margin: 0;
        border: 1px solid #dedede;
        z-index: 10;
    }
 
    #side-bar:target + #main-content {
        left: 0;
    }
 
    #side-bar:target .close-menu {
        display: block;
        position: fixed;
        width: 100%;
        height: 100%;
        top: 0;
        left: 0;
        background: rgba(0,0,0,0.3) 1px 1px repeat;
        z-index: -1;
    }
}
評価: +9+x
blank.png

アイテム番号: SCP-7074

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-7074は封鎖され、公的記録から削除されています。巡回チームはアノマリー周囲の境界警備を強化します。侵入者は拘束・尋問され、記憶処理を施されて解放されます。

自動システムはD-408からの全通信をアーカイブします。

説明: SCP-7074はルワンダ、アカゲラ国立公園内に存在する静的な空間であり、新奇的な時空間特性を示します。物質とエネルギーの双方が自由にSCP-7074に入ることが可能ですが、エネルギーのみが出ることが可能です。更に、SCP-7074内の時間の流れは指数関数的速度で急速に低下します。

この時間的拡張により、SCP-7074内の物質は本質的に動作を停止します。しかしSCP-7074自体は地球と並行して回転するため、僅かな位置変動しか発生しません。

SCP-7074内部には現在、44.50立方メートルの空気、土や草、アフリカコミミズク(Asio capensis)の幼体、D-408が存在します。

歴史的背景: SCP-7074は当初、1942年に「何もない空間に囚われた鳥」に関する民間人の報告の後に発見されました。当時、財団には時空間異常の特定と探査のための標準プロトコルが存在していませんでした。結果として、Dクラス職員(D-408)がDANKEテレタイプ送信機を装備してSCP-7074内へ送り込まれ、発見を報告するよう指示されました。

一連の通信内容は以下に添付されています。

| ジュシン: サイトシレイブ

ホウコク

| ソウシン: D-408

アマリミエルモノハナイ
クサ ツチ テイボク
トリ

遠征の初期段階では、SCP-7074と外界との時間差は無視できるほどでした。しかし、15分以内に不調和が明らかとなりました。

| ジュシン: サイトシレイブ

ハードウェアモンダイノカノウセイ
ソチラノツウシンニワズカニラグ

| ソウシン: D-408

コッチハモンダイナイ
タブンソッチノモンダイ
ジュシンメッセージガチョットユガンデル

| ジュシン: サイトシレイブ

モンダイハゼンタイテキニムシデキル
タダシアノマリーエイキョウカノウセイ
ジョウキョウホウコク

驚くべきことに、D-408の次の報告はDANKE装置が許可されていたよりも低い周波数で送信されました。

| ソウシン: D-408

キブンハダイジョブ
ソトノミタメガナンカヘン
ヨクワカラン

| ジュシン: サイトシレイブ

メッセージガオソクナッテル
5 HZ ノソウイ
ジカンイジョウカモ

信号周波数の大幅な低下により、以下の報告は2時間かけて受信・解読されました。

| ソウシン: D-408

サイゴメッセジクリカエス
ヒドイノイズトユガミ

この時点で時間異常の存在が確認されました。エネルギーはSCP-7074への進入時と退出時で元の周波数を維持しているように見えました。したがって、D-408に比べて受信通信の周波数が高すぎるためにDANKE装置で解釈不可能となっていました。サイト司令部は次のメッセージを、複数ずらした信号から構成してより低い周波数を作成しました。

| ジュシン: サイトシレイブ

アノマリナイノジカンテイカ
パニックナルナ

当初、アノマリー内の時間の流れは直線的に低下しており、しばらくはこの方法で通信が可能と考えられていました。しかし、D-408の次の応答の受信には9時間近くを要し、サイト司令部のDANKE装置の緊急改修が必要となりました。

| ソウシン: D-408

ワカッタ
ソトノタイヨウガメチャハヤクウゴイテル

| ジュシン: サイトシレイブ

シスカンステキジカンテイカ
カイドクトヘントウコンナン
メッセミジカク
イルジョホダケオクレ

D-408の次の報告は27時間かけて受信されました。

| ソウシン: D-408

デヨトシテル
ナカミエナイカベミタイ
タイヨウマタモウシズンデル
タスケテ

サイト司令部のD-408のメッセージの受信・回答能力は深刻な負担にさらされていました。補償のため二台目のDANKE装置が要求されましたが、サプライチェーンの制約と輸送の困難によりしばらく現地に到着しませんでした。

その間に、フィールドチームがSCP-7074の場所に派遣され一連の試験を実行しました。エージェントの腕を切断する必要のあった事故により、アノマリー内から全体的ないし部分的に物質を除去することは不可能と示されました。試験が続いている間、サイト司令部は新たな返答の作成に成功しました。

| ジュシン: サイトシレイブ

ヤッテル
ツウシンコンナン
オチツケ

D-408の次の報告は受信されておよそ6日間にわたり記録されましたが、翌月に二台目のDANKE装置が到着するまでは正しく解読できませんでした。

| ソウシン: D-408

タノム
ゼンブハヤクウゴク
ダシテ

証拠は、D-408の通信周波数は低下し続けることを示していました。

DANKEハードウェア固有の制限により、これ以上D-408との適切な通信は機能的に不可能と考えられました。更に、試験には多大なコストを要しましたが、D-408をアノマリーから救出する方法は発見されませんでした。最後のメッセージが送信されました。

| ジュシン: サイトシレイブ

ムリ
ワルイ

その後間もなく、現在の収容プロトコルが導入されました。

D-408の通信は1942年以来著しく時間差が生じており、その大部分は大気干渉や現在非推奨のDANKEハードウェアの問題により失われています。これまでで最も判読可能な通信は2019年に受信されました。

| ソウシン: D-408

タス

メッセージは不完全ですが、残りは文脈的手掛かりから推測できます。

2022年時点で、D-408は主観時間で25分を経験していると推定されています。彼は3日以内(現時点でアノマリー外部で1200万年に相当)に脱水症状で死亡すると予想されていますが、外部視点では永久に死亡しない可能性があります。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。