SCP-7271
評価: +4+x
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アイテム番号: 7271
レベル1
収容クラス:
euclid
副次クラス:
none
撹乱クラス:
dark
リスククラス:
notice

特別収容プロトコル: SCP-7271はサイト-327の標準的な異常保管ロッカーに保管されます。 職員がSCP-7271の要求を満たすことは禁じられています。

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SCP-7271の写真

説明: SCP-7271は3本のキュウリと3%の塩水を含有した、ガラス製のメイソンジャーです。これらの状態は通常、微生物の活動により乳酸を生成し、結果としてキュウリの漬物が完成します。しかしながら、瓶の内容物の化学組成の変化は検出されませんでした。さらに調査を行ったところ、微生物の活動が見られないにもかかわらず、瓶の中に微生物が存在していることが判明しました。それぞれの微生物は、さまざまなメッセージが描かれたミニチュアのプラカードに取り付けられています。これらのメッセージのいくつかを以下に示します。

  • ストライキ!
  • 代表なくして発酵なし!
  • 微生物のために産休を!
  • 漬け込みに給料を!
  • 細菌の改善を達成せよ!

現在、企業が使用してきた歴史的なストライキ破りのがやり方が、収容の一形態としてのSCP-7271の異常な影響を軽減するのに有効であるかどうかを判断するための実験が進行中です。 現在、無償で発酵する「スト破り」微生物の開発は、彼らが微生物の運動に加担したため、効果が無いことが証明されています。 残存する微生物を妨げるためにSCP-7271のリーダーを選択的に終了する研究が計画されています。

インシデント記録1: 2022年9月30日、ウォズウァース研究員はSCP-7271に1ドルを渡し、給与要求を満たそうと試みました。 SCP-7271は金額の低さに侮辱されたとして、その申し出を断りました。 ウォズウァース研究員は後に消化器系の問題を患い、腸内細菌叢の一部が異常であり、SCP-7271のストライキに参加したことが判明しました。

インシデント記録2: 2023年6月17日、サイト-327は地元のピクルス工場宛てに送信された郵便封筒を傍受しました。この封筒には微粉が入っており、何十億冊もの極小の労働擁護プロパガンダ・パンフレットの集合体であることが判明しました。パンフレットの異常性にもかかわらず、研究により、非異常微生物には識字能力も知性も持たないため、影響を及ぼさないことが示されています。

インシデント記録3: 2023年8月4日、ウォズウァース研究員は昼食を食べている際に誤って、プロバイオティクスの源であるヨーグルトをSCP-7271の中にこぼしてしまいました。 この出来事の後、ウォズウァース研究員は、SCP-7271がすべての異常活動を停止するまでの約10分間、彼が「何十億もの小さな歓声」と説明したかすかな騒音を聞きました。 SCP-7271はNeutralizedへの再分類が保留中です。

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